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サイバーエージェントを退職し、芸能事務所に転職しました

2020年8月14日をもってサイバーエージェントを退職しました。内定者バイトをさせて頂いた期間も含めると、約2年お世話になりました。

都内のコロナ感染者が再度増えてきたというタイミングで、ZOOMでのご挨拶が多かったのですが、退職する僕に対して最後まで応援・アドバイスを頂き本当に感謝してます。

サイバーエージェントでご挨拶できなかった方、社外の方に是非読んでいただければと思います。

■サイバーエージェントでなにをやっていたか

入社後はAI事業本部(旧アドテク本部)になり、アプリに特化したダイナミックリターゲティング広告プロダクトの「Dynalyst」でお世話になりました。

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(※Dynalistではなく、Dynalyst!自分も最初スペルミスしてた笑)

入社1年目の本配属の5月頃からDynalystでの新規プロダクト立ち上げに携わらせて頂き、同年10月には電子書籍向けのプロダクト責任者のチャンスを頂きました。

お時間ある方や興味のある方は、以下のブログに電子書籍プロダクト立ち上げと撤退の学びの詳細書いてますので読んで頂けると幸いです。

チームの皆さんのプロダクト作りにかける想いが強く、当たり前の基準の高さを1年目から学べました。アドテク知識0の状態から鍛えて頂き、たくさんのことを教えてもらいました。

入社1年目からやりたいと思っていた新規事業に携わらせて頂き、本当に感謝しかないです。

また、上記のメインミッションとは別の全社機会では、藤田社長に直接若手が提案できる「YMCAあした会議」に2年連続で出させて頂きました。

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入社1年目のYMCAあした会議の打ち上げ後に社長と撮った写真

同じチームの他部署の先輩の視点、藤田社長のトップの考え方を知れる貴重な機会でした。

夜な夜な「サイバーエージェントとは〜こうあるべき、こうでありたい、こうしよう」と真剣に議論してどうすればいいか考える時間が楽しくて、自分は本当にサイバーエージェントが好きなんだなと感じる機会でした。

■サイバーエージェント入ってみてどうだったか

サイバーエージェントは若手に機会を与える・若手が機会を作るのを推奨している会社で、普通の会社では考えられないようなチャンスを頂けていたと振り返って改めて噛み締めてます。

スキルのない新卒1年目に新規事業を任せる

東証一部上場企業の経営者に、入社1〜3年目で提案できる

サイバーエージェントでは1年目からチャンス(内定者の時から子会社社長の同期もいる世界)があるのが当たり前になっていましたが、よくよく振り返ってみるととても恵まれた環境です。

社内では「性善説のマネジメント」と呼ばれていましたが、やってみたいと意思表明と発信した若手にはチャンスが回ってくる会社でした。

あ、あとSNSでサイバーエージェントにまつわる噂をたまに見かけますが、Twitterで話題になっていた「どぅげぇんざかぁのぉ〜みぃどりのかぁいしゃでぇぇすぅ〜〜〜」みたいな人は僕は会いませんでしたw

マジレスすると、オフィスも道玄坂から駅直結のスクランブルスクエア、宇田川のAbemaタワーズに引っ越したので上記の人は絶滅してます。

サイバーに入社して実際に出会った人たちは、心から尊敬できる先輩たち、大好きな同期、頼れる後輩に出会えました。

やっぱりサイバーエージェントは中で働いている人がとても素敵です。

個人的なサイバーエージェントの最大の魅力・競争力は、サイバーエージェントで働いている人たちだと思います。

イケイケのイメージがあまりにも強いのですが、泥臭く頑張っている人が大多数です。

ただ、僕はサイバーエージェント社員がNiZiUのMake you happyを踊ってみた動画が出るのを心待ちにしています。それぐらいのイケイケさはあってほしい(謎目線)

■本題:サイバー辞めて、芸能事務所で働きます

恵まれた環境のサイバーエージェントだったのですが、かねてから興味のあったエンターテイメント業界で勝負を仕掛けたい気持ちが強くなり、芸能事務所に転職することにしました。

新規事業を撤退して次何やりたいかを考えた時に、エンタメをやりたいという気持ちがふつふつと湧いてきて自分なりにリサーチしていました。

それと同時に、学生時代にお世話になったエンタメ系の財団で未来のエンタメについて提言する機会を頂きました。

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受験勉強の時、仕事で辛い時、大事なプレゼンの前日、失恋した時など僕を鼓舞してくれたのは映画、ドラマ、ラジオのエンタメコンテンツ。

それらを生み出していた業界がコロナで大打撃を受けている。

僕は映画好きで毎週映画館通ってますが、コロナの影響を受けて、東宝の3~5月決算は98パーセント減益、松竹は43億円の赤字でした。そのほかにもライブができない、みたいな現状が飛び込んできました。

一方で、これを機にエンターテイメント業界が変わっていく転換期・チャンスでもあると提言の場を通して感じました。

自分を支えてくれたエンタメに恩返しをしたい、もっとより良くしたい__

変えるには外部からではなく、エンタメど真ん中の芸能事務所から変えていこう・新しいものを作っていこうと自分のエネルギーを向ける矛先が決まりました。

エンタメ業界って特殊な業界であるというイメージが皆さんにも多少あると思うのですが、外部から変えていくのは難しいなという感覚が個人的にあり、内部からIT・テクノロジーを駆使して変えていこうと思いました。

この辺りは別途note書ければと思うのですが、芸能事務所側の人間がもっとチャレンジングにワクワクするものに取り組んでいいと思うのです。

転職先の芸能事務所はIT化に力を入れていく方針だったので、新天地として飛び込むことにしました。「村田くんの思う次世代の芸能事務所を作っていい」とのことだったので、ガンガンやってくぞ!という意気込みです。

芸能事務所に転職をすると言うと、何人かの人から「俳優になるの?!」と聞かれましたが、そんなことは当然なくて(笑)

メインミッションとしては、ファンクラブのPM・企画をやります。暫くは潜って、諸々仕込みに入ります。もし、興味ある人が入れば色々と話をしましょう!

■最後に

サイバーエージェントとの出会いは早稲田大学の起業家養成講座という授業でした。藤田社長の話を聞いて「いつか働いてみたいなぁ」と思い、サマーインターン参加してやっぱりいい会社だと思い、新卒入社して本当に良かった。

もちろん綺麗事ばかりではなくて、めちゃくちゃ辛いことや苦しいこともありましたが、全部ひっくるめて良かったと言える会社でした。

サイバー内で経験したことも勿論財産なのですが、何よりもサイバーエージェントで働く人たちに出会えたことが入って1番良かったことだと思います。

新たなチャレンジに進むのですが、変わらず渋谷にいるので仲良くしていただけると嬉しいです。引き続き宜しくお願いします!







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