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The Who Hits 50! Live@MSG In N.Y. 3-3-2016


数年前の話だがザ・フーのMSG公演について書いてみたい。因みにだが当時、アメブロに自身で書いたものに加筆、修正をしている。という事をしていたら別物になっていた(笑)

因みにアメブロとは名乗り方が違うが気にしないで頂きたい。此方ではマイスワローだが彼方ではミルリーフ。まぁ海外競馬に詳しい方なら「ほほう」という感じの繋がりではある。

ライブ当日は3月3日だが、本来は前年の10月に予定されていたがロジャーの喉の手術により延期されたものである。

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まず当日のセットリストは下記の通り。
①Who Are You
②The Seeker
③The Kids Are Alright
④I Can See For Miles
⑤My Generation
⑥Behind Blue Eyes
⑦The Real Me
⑧Pictures Of Lily
⑨Bargain
⑩Join Together
⑪You Better You Bet
⑫I'm One
⑬The Rock
⑭Love Reign O'er Me
⑮Eminence Front
⑯Amazing Journey / Sparks
⑰Pinball Wizard
⑱See Me, Feel Me / Listening to You
⑲Baba O'Riley
⑳Won't Get Fooled Again

まぁ壮観な眺めだこと(笑)

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当日感じた事をチョイスして書いてみたい。

先ずは残念だと思った事から。
⑤は全員が大合唱という感じには至らず、疎らな合唱の場内の温度差。
⑳のエンディングは改めて納得出来ない。スプリームの後、新しいボスに会えるんだか会えないんだかの間延びしたアレンジ。・・・どうリアクションすれば良いのかわからない。
以上が不満だった事。

後は楽しい事ばかりだった記憶しかない。

まずの①である。本来ならばオープナーには I can't explainという絶対的存在がある。が今回のメンツに固まった2002年以降は希に①がつとめる事はあった。まぁ①に対して云々という訳では無い。それにしても、しょっぱなからMSGは、そりゃ大盛り上がり!フッフッフッフッ♬

④はTheWhoとしては初体験。ロジャーの単独公演の横浜で演奏してくれたが(しかも演奏トラブルで実質2回)、やはりTheWhoとしてやってくれて嬉しかった。サビの部分は何度でも繰り返して欲しい。

⑨は前から人気があった楽曲だろうが、個人的に認識したのは公式海賊盤というべきでENCORE SERIESのDVDやCDを見たり聴いたりしてからであった。今回のツアーでも基本的に ♬ I'd call that a bargain The best I ever had The best I ever had♬の部分で1回目のThe best I ever hadの部分をロジャーが歌い2回目をロジャーが客席にマイクを向け場内大合唱という絵的にコール&レスポンスが確立しており非常に鳥肌ものである。が、ニューヨーカーは更にピートのパート迄も大合唱であった。MSGに限らず今回の前半のハイライトはこの曲だったと思う。

https://youtu.be/f2URFTmQCKY

⑪はリリース時期がリアルタイムなので若干思い入れあり。今回のライブで気付いたのだが···この曲でオーディエンスがロジャーを指差す動作をご存知の方も居ると思うが、日本人と西洋人の人差し指を相手に向ける時の拳の型が違うものだと気付いた。但し、字として表現する語彙力が僕には無いので此処では割愛させて頂く。しかも貼り付けた映像でもわからない。

https://youtu.be/a1rhymMRpKM

⑭は元々スタジオ版は好きであったが、僕が知った頃のライブ、商品化されたトロントのライブやライブエイドでのアレンジというか音というか演奏があまり好きではなかった。勿論その時期全てが駄目という事ではなく、曲によっては良いのはあるが⑭に関してはオリジナルの良さが損なわれていると思っていた。それが2002年の頃から段々良くなってきた。で、『四重人格ツアー』で神の領域に達してしまった。まぁ持ち上げ過ぎた感もあるかもしれんがテノール歌手のアルフィー·ボーやエディ·ヴェダーの歌声にしても素晴らしいが、それでもロジャーには及ばないと思った。ロジャーって何て凄い声を持っていたんでしょ(*^^*)と改めて実感。

因みにイントロのピアノの部分に僕の「あぉ~」という雄叫びが収録されているが僕しか認識出来ないと思う。

https://youtu.be/VEhOKNloFgc

⑮は日本では余り人気があると思わないが米国で言われている根強い人気は当日体験して初めて納得できた。まぁ確かにTheWhoを象徴している曲では無い。シークエンスの使い方、ソウルな感じが独特で、ある種完成されていて唯一無二の存在になっている。それが曲が始まる、所々で似た様なダンス?をしている女性がいたので寧ろ女性受けするみたいだ。何故そのダンスなのか?リアルタイムの時にディスコで流行ったのか?スンマセン、良くわかりませんが変なダンスの映像ございません。

https://youtu.be/lRfiLeV3XwA

⑰⑱個人的には『トミー』からのこれらの曲の為に此処まで来たと言っても良い位の大ハイライト!なのだが殆ど記憶が飛んでいて覚えておりませんm(_ _)m

https://youtu.be/WBbB3ZB-XqA

⑲この曲は元々人気があったんだけど時代と共に更に支持率が上がった。イントロから尋常でない盛り上がり、というか⑰からは場内に神降臨という感じ。

https://youtu.be/3e-0CjuIFqg

⑳やはりライブの締めはこの曲なんだなと改めて思う。こんな素晴らしい展開の曲はロック史上でもそんなにあるもんじゃない。故に煮え切らないエンディングはどうにも納得いかないんだけど···まぁあくまで僕個人の気持ちなんで。

https://youtu.be/xCyhVd080BA

Hits50ツアーって当初は本当に日替りで、えっ!この曲やったの?という構成もあったがなんだかツアーが進んでいくうちに結局、定番な曲に落ち着いてしまって···。まぁ、まだまだ観たい曲はあってネイキッド·アイやマジック·バスあたりはどうにかならんかったかなという思いはあった。

それにしてもマジソン·スクエア·ガーデンでTheWhoを観られる日が来るなんて1982年のラストツアーの頃は夢にも思わなかった。いやそれどころか2004年のロック·オデッセイや2008年の単独公演の時ですら思いもしなかった。しかし、人間の欲というのは深いもので、日本に来てくれないなら行ってしまえという発想から、どうせ観るならマジソンで!と漠然と思っていた頃のスケジュール発表であった。でチケットは素早くポチっとな。飛行機とホテルの手配はHISで。

当初延期の発表があった時はロジャーの心配と自分のキャンセル料の事で頭が一杯になってしまったが、キャンセル料の方は数日の差で不要で一安心。間もなくリスケの案内もありロジャーの先も見えて更に安心した。

まぁそんな中での最高のライブ観戦ではあった。

あっ、念の為。映像はYouTubeから勝手に持って来ましたが画像は自分で撮影したものです。

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