スクールカーストが、低ければ40年前から、青春は贅沢品だったけどな・・


より

上記文抜粋
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「青春はもう贅沢品なんじゃないか」『ちはやふる』と正反対の競技かるた漫画を描く理由

『ちはやふる plus きみがため』著者インタビュー

2008年に「BE・LOVE」で連載をスタート。2022年に50巻で幕を閉じた青春漫画の金字塔『ちはやふる』。競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの成長や友情、恋愛、瑞々しい感性は多くの人を魅了し、現在までに累計2800万部を突破するヒットとなりました。

完結から1年後の、2023年12月からスタートした続編が『ちはやふる plus きみがため』です。主人公は、千早(ちはや)たちが卒業した後の瑞沢高校かるた部の新入部員、長良 凛月(ながら りつ)。前作と同じ題材でありながら、まったく違う角度から競技かるたの世界を描いた新連載をスタートした経緯や、作品に込めた思いについて作者の末次由紀先生にお話を伺いました。

番外編から生まれた新たな主人公

――『ちはやふる』の続編となる、『ちはやふる plus きみがため』(以下、『きみがため』)の1巻がいよいよ発売になりました。改めて、新連載スタートまでの経緯を教えていただけますでしょうか。

「BE・LOVE」本誌や、『ちはやふる』の50巻を読まれている方はご存知だと思いますが、新連載の主人公である長良凛月は『ちはやふる』の番外編「はなのいろは」に登場しているんです。番外編の舞台は千早たちが卒業し、菫(すみれ)ちゃんが二代目キャプテンとなった瑞沢高校。凛月は新入部員の一人という役どころでした。

これは感覚的な話になりますが、番外編で凛月を描きながら父子家庭で洗濯や掃除、家事がなかなか行き届かない状況であることが彼の後ろに見えました。

「ああ、言いたいことがたくさんある子だ……」と感じたときに、スピンオフだけで終わらせることができない気持ちになったんです。それで番外編の執筆から一年ほどかけて彼の話を聞き、豊かなものが描けそうだと感じたため、続編を始めることになりました。

敗者が抱える思いを描きたい

――前作は日本一を目指す子たちを主人公にした物語です。一方、『きみがため』はそうではない目線からお話を作られたとのことですが、なにかきっかけがあったのでしょうか?

前作の連載が終わってからも、強豪校や強い超A級選手だけでなく、競技かるたにかかわるたくさんの方にお話を聞くことを続けました。そこで強く感じたのは、選手を支える人たちの多さと、運営することの難しさです。

当たり前ですが、負けてしまった高校にもたくさんのサポーターがいるんですよね。敗退してしまった高校の子に話を聞かせてもらう機会も多くあったのですが、彼らは自分たちの敗北が悔しいという話はもちろんですが、それ以上に「助けてくれた人」のことをとてもよく話してくれます。

勝たないと浴びられないスポットライト、勝たないと語れない誰かの協力、敗者が抱える行き場のない思いをインタビューしに行くたびに感じました。新連載では、「あなたの負けさえも私は見ている」ということを伝えたいと思ったんです。

また、『ちはやふる』と『きみがため』、いずれも題材は競技かるたです。そして、それを取り巻く部活動自体は変わらないので、今回は“支える人の大切さ”を描きたいなと思いました。

――主人公の凛月は母を亡くし、幼い妹の面倒を見ながら高校生活を送っています。見方によってはヤングケアラーともいえますが、彼のキャラクターはどうやって生まれたのでしょうか。

『ちはやふる』では、自分がやりたいことに思いっきり邁進し、夢に向かって突き進む学生たちを描いてきました。でも今は「そんなに恵まれた子達ばかりだろうか? 青春はもう贅沢品なんじゃないか?」と感じています。

凛月を“ヤングケアラー”というカテゴライズに入れるのは少し違和感があるのですが、彼は家族のためにやらなければならない役割の多い少年です。大好きなかるたに没頭できるほど恵まれてない彼が、踏ん張る姿を描きたいと思っています。

『きみがため』は「優しさと愛すること」の話

――末次先生の作品は、一般的には脇役と言われる登場人物たちも主人公だと感じさせられます。本作もすでに印象的なキャラクターがたくさん登場していますが、描くときに特に意識していることはありますか?

セリフにすごく気を遣っています。描いているのは私ですが、「この人だったらどう言うだろう? そもそもこんなこと言うかな?」と、丁寧にそのキャラクターのフィルターを通します。そうすると、セリフは綺麗に片付いたものではなくて、「えーと」とか「ううん〜」とか、言い淀みが出てくるのですが、そういうところも大事だなと思います。

――タイトルの『きみがため』に込めた想いと、本作で届けたいテーマを教えてください。

前作のタイトルになった「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」は、主人公の綾瀬千早にとって百人一首の中で唯一無二の大事な札でした。一方、「きみがため」で始まる札は2つあります。

「きみがため 惜しからざりし命さへ 長くもがなと 思ひけるかな」

「きみがため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪はふりつつ」

本作は、二首のどちらも大事にしたいと考えるキャラクターの話です。

そして、かるたを研ぎ澄ますためには複数の人の思いが必要、と言うことを体現するタイトルになっています。また、前作は「情熱と強さ」を求める話でしたが、『きみがため』は「優しさと愛すること」の話になるのではと思っています。

「助けて」は前向きな言葉

――『きみがため』で描かれている「チームワーク」「助けてといえること」「頼られる喜び」などは、いまを生きる誰にでも関係する話だと感じました。

そうですね。「助けて」と言うことはとても難しいです。一方、誰かに助けてもらうことが多い人は、逆に他の人から「助けて」と言ってもらえる機会がなくて、「頼ってもらえない」自分について、その価値を見失うことも多いのではないでしょうか。「助けて」が誰かの負担ではなく、力になるような前向きな言葉でもあることを、登場人物たちが気づいていけるといいなと思います。

私自身も「助けて」と言うのが下手だったのですが、「助けてと言われると嬉しい」と言ってくれる人に恵まれたので、なおのことそう思うのかもしれません。

――『きみがため』の1巻がいよいよ発売となりますが、見どころや特に注目してほしいシーンとその理由をお聞かせいただけますでしょうか。

メインキャラの凛月と千隼(ちはや)と凛風(りか)を描くことも楽しいのですが、そのまわりのかるた部のメンバーがみんな好きに動き出してくれているので、めまぐるしく新鮮です。競技かるたを知っている人も知らない人も、お気に入りのキャラを見つけてもらえる作品になっていると思うので、ぜひ会いにきてください!

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抜粋終わり

「助けてと言われると嬉しい」

そういえば、ガンダムの新作映画でも「なんで、俺たちを頼らないのだ」って主人公が、親友に説教される場面があったとか。

いい意味でのそういうムーブなのか・・・

あと、スクールカーストが底辺なり下層だど、40年前から、「青春」など高級品だは。私がそうだし、経験的にほかの人もそうだったし。「青春」も「いじめ」のターゲットになるのでね・・・。

なんか、黒い怨念的な感情に成ると、「ざまーみろ!!」って気分だけど。

それが、ほぼ経済的低迷と社会の思想の退廃となると、なんか腹が立ってくる。

私が、半ニートの障害者手帳2級の有段者で無ければ、若い世代に、慚愧で、恥と怒りで、自分にも腹が立ちそう・・・

より

上記文抜粋
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日本は「一億総下流社会」へ…? 「中流より下の暮らしをしている」と答える人が多いという現実

平均年収443万円――これでは普通に生活できない国になってしまった。なぜ日本社会はこうなってしまったのか?

重版7刷の話題書『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』では、〈昼食は必ず500円以内、スタバのフラペチーノを我慢、月1万5000円のお小遣いでやりくり、スマホの機種変で月5000円節約、ウーバーイーツの副業収入で成城石井に行ける、ラーメンが贅沢、サイゼリヤは神、子どもの教育費がとにかく心配……〉といった切実な声を紹介している。

「中流」という意識の低下

2022年9月に労働政策研究・研修機構が発表したNHKとの共同調査では、「中流の暮らし」を送るのに必要な年収についての回答で600万円以上とする割合が最も高く、過半数が「中流より下の暮らしをしている」と答えていたことが分かった。



20〜69歳の男女を対象とした調査で有効回答数5370人のうち4割が「親より経済的に豊かになれない」と考え、「日本では、努力さえすれば誰でも豊かになれる」という考えに否定的な傾向だった。

イメージする「中流の暮らし」とは、「世帯主が正社員として働いている」「持ち家に住んでいる」「自家用車を持っている」の割合が高い。学歴が高いほど「結婚して、子どもを育てている」「子どもに高等教育を受けさせることができる」とイメージしている。

こうした「中流の暮らし」を実現するには、いくら必要なのか。配偶者がいる場合の夫婦を合計した年収は「600万円以上」と「800万円以上」、配偶者がいない場合は「400万円以上」と「600万円以上」に回答が集中した。

20代では「持ち家に住んでいる」「自家用車を持っている」ことが中流の条件と思っている割合が、他の年齢層より明らかに低い。

そして、「よい人生を送るための条件としてもっとも重要なこと」の問いに対して、「真面目に努力すること」と全体の46.1%が答えているものの、年齢層で違いが出た。

60代の57.0%が最高で、年齢が低くなるのに比例して回答の率も低くなり、20代が最も低い38.9%だった。

若い層で、格差を当然のことだと受け入れてしまっていることが、調査結果に表れている。

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抜粋終わり

まあ、そんなものですは・・

通俗道徳・天皇 さらに3S政策で、墓穴が閉じてご臨終・・・・それが日本人・・

天皇の無い 蒼い空を取り戻す

慈悲と憐みの富む社会になりますように。

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