「左翼」がダメな理由。



より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・・
「使えない」左翼という存在

・・・・・・中略・・・・・・

左翼は本質的な問題から目をそらす


以下引用していきます(強調は私による)。

女性、ホモセクシャル、人種、少数民族、動物などの抑圧と主張されている左翼による被害者化victimizationを特徴とする問題に関しては、ふたつの問題が存在する。
第一に、これらの問題はテクノロジーの問題に対する注意をそらす。技術システムに向かうはずのエネルギーが、性差別や人種差別といった無関係な問題に代替的に消費される。
したがってもしこれらの問題は完全に解決できるならそうある方がよいだろう。この場合、彼らはテクノロジーの問題から目をそらすことができないからだ。
しかし、革命家は性差別や女性差別の問題を解決しようとしてはならない。これらの問題に対して言及することは、テクノロジーの問題から注意をそらすことになるからだ。

男女平等やマイノリティに関する言及は、根本的な問題――つまりテクノロジーから目をそらす働きがあるとカジンスキーは主張します。

さらには、革命家は女性やマイノリティなどに対する問題の解決にはほとんど寄与しえないだろう。なぜなら技術社会はそれ自体がそれらの問題を解決するために機能しつつあるからである。毎日、(少なくともアメリカでは)メディアは女性は男性と平等であり、同性愛者は尊重されるべきであり、すべての人種は平等な扱いを受けるべきだと私たちに教えている。

実際、「男女平等は良いことだ」「女性は男性と対等だ」というようなことは、学校教育やマスメディアでも教えられていることです。


・・・・・・中略・・・・・・

差別への批判に群がる左翼

左翼は、被差別者のところに群がります。

被害者化の第二の困難はそのような問題は、それ自体が左翼にとって魅力的であるということである。「マニフェスト」で主張したように、左翼は革命家としては使い物にならない。彼らのほとんどは既存の社会形態を放棄しようとは本当には望んでいないからだ。

彼らの関心は「原因」を激しく主張することによって自らの心理学的欲求を満たすことである。それが右翼的でない限り、どんな原因であってもよいのである。


左翼は常に社会的弱者を探しています。

彼らは「抑圧されている誰か」が必要なのです。左翼は一般的に強固に抑圧されており、しかしそのことが認められないために、自分以外の虐げられた弱者を見つけ出して、彼らと自分を重ね合わせることによってカジンスキーのいう「心理学的欲求」を満足させます。(左翼は偽善者のマゾヒストか - 齟齬

したがって、もし(右翼運動以外の)革命的であろうとする運動が生じた場合、左翼ははちみつに群がるハエのように駆けつけて、運動の元のメンバー以上に増え、乗っ取り、それを左翼運動に変貌させてしまう。 その後の運動は革命的目的には使い物にならなくなる。
このプロセスについてはEarth First!運動が良い例だろう。(参照:Martha F. Lee, Earth First!: Environmental Apocalypse, Syracuse University Press, Syracuse, New York, 1995.)
したがって、左翼は新生代の革命運動を鈍くし、無害化するためのメカニズムとして奉仕する。

Earth First!運動とは1980年にアメリカで生れたグリーン・ピースやシー・シェパードのような過激な環境保護団体です。当初はアナーキズムの政治哲学に依拠する団体だったようですが、「動物を愛して人間を憎悪する」ような左翼~ヴィーガン~な雰囲気になっていったみたいです。


革命家は左翼を追い出す必要がある

したがって、効果的な運動のためには、革命家は運動から左翼を締め出す苦労をしなければいけない。

左翼を追い払うためには、革命家は女性、同性愛、人種的マイノリティーのための運動への関与を避けるだけではなく、関心を除去すべきである。そして彼らは何度も女性や同性愛者、人種的マイノリティは幸福であると主張すべきである。なぜなら私たちはかつてないほど彼らをよく扱っているからである。この立場を採用することによって、革命家は左翼から分離し、左派が彼らに加わることを妨げることができる。

自分が気持ちよくなるための左翼――坂本龍一や大江健三郎的な左翼は、革命運動から閉め出さなければいけません。彼らは革命を妨害するからです。

左翼は革命家を潰す

左翼グループは、革命的な思想を持つ若者を潰すように働きます。

……多くの若者は技術システムが私たちの世界と自由を奪っていることを認識している。彼らはそれに抵抗したいが、一人では対抗できないことを知っている。だから彼らは参加できる集団や運動を探している。
今日の社会状況では、彼らは左翼やそれに類する集団しか見つけることができない。したがって若者はこれらのグループに入ってそのイデオロギーに変換されるか、あるいは落胆してグループを離れ、あきらめ、無気力になる。必要なのはほんとうの革命運動である。そのような若者が左翼集団に誘惑されて破滅させられる前に参加できるような。

まとめ――左翼は役立たず

カジンスキーはアメリカ左翼のことだけを述べているのであって、ヨーロッパ左翼にそのまま適応できるかはわからないと述べています(ドイツ人への手紙なので)。

しかし、日本の左翼にも十分当てはまるかと思います。

坂本龍一や大江健三郎などの典型的左翼が左翼運動に何か意味あることをしたでしょうか? むしろ彼らの行動は、自らのナルシシズム、劣等感、権勢への欲望を満足させるだけでした。

左翼とは、おかしなメガネをかけた、枝葉の問題を主張する、スノッブなエセインテリだけではありません。真剣に社会や人生のことを考えれば、そのようなアホにはなりません。

ほんとうの革命家はテレビに映りません。人々に見えづらいところに存在するのです。

自由を求める人は左翼の罠に注意しなければいけないでしょう。

・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり


左翼は偽善者のマゾヒストか

より

上記文抜粋
・・・・・・・・・・・・・・

「みんなが嫌いな左翼」はどのようにして生まれるか?

私はいちおう極左の人間だが、いわゆる「左翼」には強い嫌悪感を抱いていた。ネット上を見ても、左翼が嫌いな人は多いように思われる。

例えば、私は大江健三郎や坂本龍一が嫌いである。

・年齢に見合わない精神的な幼稚さ
・社会的弱者を代表する正義のボク、という自己顕示欲
・本質的な問題解決には関心がなく、盛り上がればよいというような態度


また、いわゆる「反安倍」な人々やメディアにも辟易とする。問題の核は安倍という個人にあるのではないことは明らかだ。安倍首相が辞任したところで、何もかもがよくなるわけではないし、より一層悪くなる可能性だってある。

端的に言って、左翼は口ばかり動かしているが、目は閉ざしている。

・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
抜粋終わり

>キリスト教とは、弱者のための宗教である。服従を是とし、敗北や弱いことを肯定し、「殉教」を美徳とさえする。マゾヒズムは、「奴隷道徳」とかなり近いニュアンスなのかも

私は、これは少し違うとは思うけど・・・

敗北や弱いこと を肯定することは、それが「強者・勝利」に転化するって使い方があるが、それは老子・荘子・や孫子もそれを用いるし。

「迂回をもって、直撃にして、禍をもって、福や利に変える」{孫子}は、弱や敗北を、肯定して受け入れてこそ用いれる。・・・・・・

けど、この左翼的「弱さや敗北の肯定」は、そういう「自然の理を活かした、生存術や道徳」ではない。

極論すると・・

彼らは「抑圧されている誰か」が必要なのです。左翼は一般的に強固に抑圧されており、しかしそのことが認められないために、自分以外の虐げられた弱者を見つけ出して、彼らと自分を重ね合わせることによってカジンスキーのいう「心理学的欲求」を満足させます。

てことだろうね。

デモ行進に参加するタイプの左翼はマゾヒストが多いかもしれない。デモにはほとんど効果がないからである。むしろ、過激なデモ行進は世間の反発を招くから、逆効果かもしれない。

私はそうとは言えないと思う。

でも、「シールズ」とかのデモや、日本で起きているデモは、ほぼ「天皇カルトによるガス抜き」なのである。

真面目に考えるなら、デモを起こして必要あれば、暴走させて霞が関・皇居を破壊し尽くすまで、裏で考えてなければならないハズですよね。

てことで、本当に「社会をよくする」よりも、「自分の欲と妄想を満たす」ことが、無意識レベルでは優先されていると見えます。


結局は「カルト宗教天皇」の片手に過ぎない「左翼」


天皇の無い 蒼い空を取り戻す





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?