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ウクライナは、ネオナチの墓場。



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上記文抜粋
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ロシアとウクライナが交渉を始めたが、米英を後ろ盾とするネオ・ナチは健在

 ロシアとウクライナの代表による交渉が2月28日に始まったが、戦闘の終結に向かうかどうかは不明だ。ボロディミル・ゼレンスキー大統領が軍や親衛隊を掌握できていない可能性もあり、交渉の期間を利用してアメリカ/NATOを後ろ盾とするネオ・ナチが戦闘体制を整えることも考えられる。

 アメリカのジョー・バイデン大統領が昨年1月、大統領に就任した。それ以来、ロシアの「縄張り」とも言うべき黒海へ軍艦を入れ、軍用機を飛行させて恫喝、あるいは挑発してきた。国境近くに数万人規模の部隊を集結させたこともある。

 2009年1月から17年1月にかけてバイデンはバラク・オバマ政権の副大統領を務めたが、その時もロシアとの関係を悪化させる政策を推進していた。オバマ、バイデン、あるいはヒラリー・クリントンの背後にいる勢力の意向だろう。

 1980年代のアメリカは旧保守と新保守が対立していたが、1991年12月にソ連が消滅してから新保守の影響力が強まり、2001年9月11日の出来事で新保守が主導権を完全に握ったように見える。2001年1月から大統領はジョージ・W・ブッシュだ。

 ネオコンに担がれていたブッシュ大統領は国内をファシズム化する一方、正規軍を使って他国を侵略、殺害、破壊、略奪を繰り返すことになるが、これは新保守が1992年2月に立てた計画に沿っていた。

 アフガニスタンやイラクは正規軍で攻め込んだが、思惑通りに進まず、オバマ時代の2010年頃からズビグネフ・ブレジンスキーが考え出したジハード傭兵を使った侵略に切り替えた。今でもジハード傭兵はアメリカの手先として活動しているが、ウクライナではネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)が使われている。

 バンデラは1920年代からOUN(ウクライナ民族主義者機構)の幹部だった人物。リーダーのイェブヘーン・コノバーレツィが1938年に暗殺されると、OUN内で反ロシア感情の強いメンバーがバンデラの周辺に集まり、41年3月に分裂、バンデラ派はOUN-Bと呼ばれるようになる。そして1941年6月にバルバロッサ作戦が始まった。

 このOUN・Bをイギリスの情報機関MI6のフィンランド支局長だったハリー・カーが雇う一方、ドイツが資金を提供し、バンデラの側近だったミコラ・レベジはクラクフにあったゲシュタポ(国家秘密警察)の訓練学校へ入った。

 アメリカやイギリスの金融資本はナチスを資金面から支えていたことが明らかになっている。例えばディロン・リード、ブラウン・ブラザース・ハリマン、ユニオン・バンキングなどの金融機関がそうした資金を流すパイプだった。

 その経営陣にはジョージ・ハーバート・ウォーカー、その義理の息子であるプレスコット・ブッシュ、ブッシュと同じエール大学のスカル・アンド・ボーンズに入っていたW・アベレル・ハリマンも含まれている。

 プレスコットが働いていたウォール街にはアレン・ダレスという弁護士もいて、ふたりは親しくなる。プレスコットの息子、ジョージ・H・W・ブッシュは1976年1月から77年1月にかけてCIA長官を務めることになるが、偶然ではないだろう。

 ブラウン・ブラザース・ハリマンやユニオン・バンキングでプレスコットはW・アベレル・ハリマンと重役仲間だったが、このふたりはエール大学で学生結社のスカル・アンド・ボーンズに入っていた。ハリマンの弟子にあたる人物がジョー・バイデンである。

 JPモルガンをはじめとするウォール街の住人たちとファシズムとの関係が明確になったのは1933年から34年にかけて計画されたクーデターだ。ニューディール派を率いるフランクリン・ルーズベルトが1932年の大統領選挙で勝利、それに危機感を抱いたウォール街がニューディール派の排除を目論んだのである。

 ウォール街のクーデター派はドイツのナチスやイタリアのファシスト党、中でもフランスのクロワ・ド・フ(火の十字軍)の戦術を参考にしていた。彼らのシナリオによると、新聞を利用して大統領への信頼感を失わせるようなプロパガンダを展開、50万名規模の組織を編成して恫喝して大統領をすげ替えることにしていたという。

 計画の中心的な存在だったJPモルガンは司令官としてダグラス・マッカーサーを考えていたが、人望があり、軍の内部への影響力が大きいスメドリー・バトラーを取り込まないとクーデターは無理だという意見が通り、バトラーに働きかけた。

 しかし、バトラーは憲法を遵守する考えの持ち主。そこで計画を聞き出した上でカウンタークーデターを宣言、議会で詳細を明らかにしている。

 バトラーから話を聞いたジャーナリストのポール・コムリー・フレンチはクーデター派を取材、「コミュニズムから国家を守るため、ファシスト政府が必要だ」という発言を引き出している。金融資本は親ファシズム。第2次世界大戦の終盤からアメリカの情報機関などはナチスの高官や協力者を保護、逃亡させ、雇い入れているが、これは必然だった。

 もし、ルーズベルトが大統領を続けていたなら、大戦後にウォール街とナチスとの関係にメスが入った可能性が高いが、ドイツが降伏する前の月、つまり1945年4月に急死してしまった。そして、戦後に始まるのは反ファシスト派の弾圧、いわゆる「赤狩り」だ。

 巨大金融資本とナチスとの関係は一貫している。ウクライナでネオ・ナチが影響力を持っている理由はそこにあると言えるだろう。ロシア人がウクライナのネオ・ナチに神経を使ってきたのはそのためだ。

 ナチス時代のドイツはバルバロッサ作戦で1941年6月にソ連侵攻を開始している。「バルバロッサ作戦」だ。西側には約90万人だけを残し、310万人を投入するという非常識なものだったが、これはアドルフ・ヒトラーの命令。西側から攻めてこないことを知っていたかのようだ。

 ドイツ軍は7月にレニングラードを包囲、9月にはモスクワまで80キロメートルの地点に到達した。10月の段階でドイツだけでなくイギリスもモスクワの陥落は近いと考えていたのだが、12月にソ連軍が反撃を開始、年明け直後にドイツ軍はモスクワで敗北してしまう。ドイツ軍は1942年8月にスターリングラード市内へ突入するが、ここでもソ連軍に敗北、1943年1月に降伏。この段階でドイツの敗北は決定的になった。

 1991年にソ連が消滅して以降、NATOは東へ支配地を拡大させてきたが、これは時間をかけたバルバロッサ作戦にも見える。その最終局面でネオ・ナチが出てきたわけである。

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抜粋終わり

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上記文抜粋
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バンデラ・ウクライナの行方はいかに (2)

バンデラ主義者のウクライナを庇って、西側各国は、自分たちの経済体制そのものをぶち壊すがごとき行動に出ている。すごいね、これは。

で、それはまぁそれとして、この話は、どこまで行っても、西側は総体として、バンデラ主義者というウクライナにおけるナチス賛美者をウクライナ全体を代表する者として押し付けている、というかなり根本の問題を回避して語ることはできない。

アメリカ人たちが、NATOの東方拡大こそ問題で、それを放置したからこうなったという視点から事態の回収を図るのは良い手だと思う。あまりにもヘドロなところを脇に置けるから。

だがしかし、どうなんでしょうか。できるんでしょうか。

ウクライナの政権はそもそもステファン・バンデラを賛美する人たちを西側が支援して作った政権。2014年のクーデターだけでなく、その前のオレンジ革命の時からこれは知られている。

そして、毎年なにかしら顕彰のための行事が行われているので、全然隠れてない。本人たちは堂々としているのに、西側メディアが無視しているだけ。それでも味方なの?(笑)

ウクライナ:バンデラ顕彰、イギリス:ブレアに爵位
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/555a7e7247dcdc899a383bd58383d3f8


また、2014年までの顛末は、オリバー・ストーン、ロバート・ペリーが映画にもした。

「UKRAINE ON FIRE」with オリバー・ストーン
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/da0435e2c15b0ebed4217ef913c2c842

問題は、過激な主張もさることながら、バンデラを顕彰したい人たちというナチ時代からずっと引きずってる集団の志向であって、ウクライナの大半の地域のそれであったことは未だかつてないというところ。

概ね、この図の左端の黄色のところのそのまた一部が極端に、ナチを賛美して、ソ連/ロシアを呪っていた。別の言い方をすれば、赤いところの人たちにとっては、お前は何を言っているんだ状態だったし今もそう。

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全体としては、左側から来るドイツ人のナチスがソ連の欧州分全体をまんべんなく殺して歩いた中で被害を受け、右側から来るソ連赤軍がスターリングラードで勝って以降順々に東から西へと街を解放していった中にあってその解放を解放として、やれやれ、と思った人々の子孫の方が断然多い。

考えてみても、ドイツ人は別にウクライナ人をかわいがろうと思って出てきたわけではなく、スラブ人は劣等人種なので優秀なドイツ人が管理する、だからお前ら死ねという行動を取ってるわけだから、その手先となったバンデラ的人々に多数がなつくわけもなかった。

近隣で、例えば、アインザッツグルッペン(移動殺人部隊)のような人たちによって、兄弟姉妹が殺されている中で、その侵入を歓迎するナチの手先を一体誰が好きになるんだよ、というお話。

ドイツ、ソ連軍捕虜の記録をロシアに渡す&産業的大規模殺人
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/527a2dd9fa847f6009b945590bcee377
「ホロコースト」犠牲者の4割はソ連市民
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/a1ddea619916eb9a9080b7f4e679ba70


ではなぜそのバンデラの一群が生き延びたのかといえば、逃げたから。

戦犯を逃れた人々が多数いて、その人たちがドイツやらカナダ、アメリカへと移住して、そっちでさらにハイパー反ロシアとなり、かつ、政治集団化して、アメリカやイギリスの政治の中に入った。


アメリカが「許した」731部隊とナチ残党
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/e91641eaf969e82027fbb95bced33cba

また、ハンガリーあたりから見ると、ナチ周辺の残党もまた、戦犯を逃れていることがわかる。

1945年2月13日、ブタペストついに陥落
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/f43462c41584cd5ba94900c1c8ff90ef

■ 開けられるんだろうか

といったことを、これまでの8年ぐらいの間調べたり、考えたりしてきたわけですが、今般の、アメリカというよりヨーロッパ各国のロシアに対する憎悪を見るに、いやぁ、ナチは生きていたってホントだったんだなとあっけに取られている。

ウクライナにおけるバンデラ主義というのは、イスラム世界におけるイスラム過激派と同じ仕様だと思う。その地その地で敵を作って、傭兵集団に人殺しのための「大義」を作るための教説の1つ。

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そして、金持ち国家群から武器が調達され、お給金が支払われる。この支払いのためにも、NATOに入れる、みたいな仕掛けが必要。そうしないと欧州各国も米も継続的に税金を確保できないから。


■ 結構長い

そもそも、NATOという軍事組織をロシア圏内に潜り込ませて、その地域(ウクライナ)をぐだぐだにしていくというのは、既に、対ロシアの戦争行為をしていたということ。

だから、2008年のブカレスト・サミットから始まったわけではなかった。ソ連解体直後から、NATOに入れる、みたいな話があったらしい。スコット・リッターが最近の動画で言ってた。ウクライナにあったソ連製兵器を中東に横流しする動きがあったんだそうだ。なるほどな、って感じがした。

そういえば、シリアにISを送り込んで騒乱を起こした時にも、東欧諸国がじぶんんちにあったソ連製兵器を送り込んでた。東欧諸国の中には武器製造能力があるところもあるので、そこらへんは秘密の兵器庫だろうという話は前からある。

要するに、アフガニスタンでのムジャヒディーン作戦以来のこの50年というのは、バルト海からアラビア海、アフガニスタン、といった広い地域で騒乱を起こして、「新世界秩序」作りに励み、その過程で現地人は不要なので殺してました、みたいな時代だったと思えばいいのか。

あさましいことこの上ないし、現地人は不要なので殺してしまうか、戦争の道具に使う、という作戦の方向性そのものが、まさしくナチやんか、としか言いようがない。

そういうわけで、この状況の犠牲の1つとなった、シリアのアサド大統領が、今般のウクライナでの出来事に対してこう来るのは当然。

また、西側諸国は、シリアとウクライナのみならず世界の様々な国で、汚い手法でテロリストを支援しているのだから、人々をコントロールすることを目的とした政策の結果としての混乱と流血の結果は、西側諸国が負うものである、とも述べた。
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/4c7e5ad207af1106018e0034f61d60d9


そして、中国とインドという大人数の国が、西側のトークに歩調を合わせようとしないし、ブラジル、パキスタンetc.もそんな感じ。今日は、北朝鮮がアメリカを非難してた。

North Korea weighs in on Ukraine
https://www.rt.com/russia/550764-north-korea-defends-russia-ukraine/


安全保障に対するロシアの正統な懸念をまったく考慮しなかかった西側悪いだろ、という判断。キーワードは、legitimate security concerns(安全保障に対する正統な懸念)ですね。これは良い入り口。


■ 崩壊?

で、西側の報道だけ見ていると、ウクライナ人の必死の抵抗でロシアが負けそう、みたいな感じになってみたり、巨大な金融制裁でロシアが倒れる、ロシア崩壊、ロシア崩壊といった感じが喜ばれているようだ。

崩壊ってのがどんなものなのかにもよるけど、一般に西側が希望しているのは、エリティン時代のロシアでしょ? 勝手に入り込んで行政体をコントロールして、恰好だけ独立国にしておく、というやつ。だけど、一体どうやったらここからロシアにエリティンが生まれるの?

また、言うまでもなく世界で最もアウタルキーに近いと言われるロシアが、どうして金融システムの不調で崩壊するのかは、私の理解の及ぶところではない。

金持ち国家群がこぞって金融政策でロシアを崩す、とか言っても、思えば、通貨安でトルコが崩壊してないのにどうしてロシアが崩壊するの? トルコはエネルギー、食糧を買う必要があるから大変だが、ロシアはそれらの供給元。

現実の効果よりも騒ぎを作って、バンクランなどから国内を混乱させて、カラー革命路線へ、と考えているのかなとも思う。


■ 脱軍事化・脱ナチ化

あと、アメリカ議会が武器支援決定とか、ドイツがオランダがベルギーがウクライナに武器を送る、金を送るとかいう話も大きく取り上げられているけど、その武器は届くの?

ウクライナ上空はロシア軍が支配しているという状況をもっと真面目に考慮に入れた方がいいんじゃなろうか。

今般の特殊作戦の目標は、ウクライナの脱軍事化と脱ナチ化である、と言われる中で、わざわざ武器を持ち込もうとすれば、持ち込めたとしても、単純に、諸々の西側支援の武器と同様、破壊されるだけでしょう。


「脱ナチ化」の方は、バンデラ主義者が占拠していた報道機関などの方向性が変わって、キエフその他の大都市で、こういう普通のことが言えるようになることが1つの重要な成果となるでしょう。

その場合、キエフの傀儡政権につく市民は激減することが見込まれる。

ゼレンスキーは、囚人に武器を持たせ始めたり、ウクライナを守る世界同盟を作るので外国人の兵を歓迎する、とか言ってるので、これはつまり、国内に予備的な支持がないということを表しているんじゃないの?

Zelensky invites foreigners to fight for Ukraine
https://www.rt.com/russia/550755-zelensky-invites-foreigners-fight/


ということで、今日はベラルーシで、ロシアとウクライナの代表団が会合することになった。3兄弟の会合ですね。

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多分、徹底抗戦を叫ぶと逆にウクライナ国内勢力に倒される確率が高まることを懸念して、ゼレンスキー政権は会合に出る方を取ったんじゃないかと思う。

ロシアは、戦略目標を達成して外国勢力を除外したら、その先はナチを除くウクライナ人たちが納得するまで話し合える環境を設定する、みたいなことを考えてるんじゃなかろうか。そしてまた喧嘩になる(笑)。でも、これしかないでしょう。

だからこそ、ナチ以外のウクライナ人は我々の敵ではない、という態度を軍に徹底させて、軍事施設以外を破壊しない、投降しやすい環境を作る、市民を盾にする戦法の奴らから解放するために安全な逃げ道回廊を作る、みたいなことを地味にやってる。ソ連が破壊しきれなかったバンデラ主義者の解消、分離、みたいな長い課題なので、どこまでできるものだかわかりませんが。

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抜粋終わり

>ナチ以外のウクライナ人は我々の敵ではない、という態度を軍に徹底させて、軍事施設以外を破壊しない、投降しやすい環境を作る、市民を盾にする戦法の奴らから解放するために安全な逃げ道回廊を作る、みたいなことを地味にやってる。


だよね。


まあ、天皇国の残酷無慈悲に悪寒が走る・・

天皇の無い 蒼い空を取り戻す







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