ヒロヒトを斬らなかったために、日本は滅びる。


より


上記文抜粋
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露宇戦争に対する見解

ロシア、東欧の政治や歴史研究を専門とする14人の学者が「ウクライナ戦争を一日でも早く止めるために日本政府は何をなすべきか」の声明を発表した。
その骨格は、

 日本はアメリカの同盟国で、国連総会決議に賛成し、ロシアに対する制裁をおこなっている。しかし、日本は過去130年間にロシアと4回も深刻な戦争をおこなった国である。最後の戦争では、米英中、ロシアから突き付けられたポツダム宣言を受諾して、降伏し、軍隊を解散し、戦争を放棄した国となった。ロシアに領土の一部をうばわれ、1956年以降、ながく4つの島を返してほしいと交渉してきたが、なお日露平和条約を結ぶにいたっていない。だから日本はこのたびの戦争に仲裁者として介入するのにふさわしい存在である。
 中国はロシアとの国境画定交渉を成功させ、ロシアとの安定的な隣国関係を維持しており、国連総会決議には棄権した。ロシアに対する制裁には反対している。インドは伝統的にこの地域に起こった戦争に対して停戦を提案し、外交的に介入してきた。インドとロシアの関係は安定しており、国連総会決議には棄権している。
 だから、日本が中国、インドに提案して、ロシアの東と南の隣国として、この度の戦争を一日も早く終わらせるために、三国が協力して、即時停戦をよびかけ、停戦交渉を助け、すみやかに合意にいたるよう仲裁の労をとることができるはずだ。

というもの。

日本のメディアが公平性、客観性を放棄し、煽動と熱狂に染まっている中で、ロシア・東欧研究の大御所たちが警鐘を鳴らしている格好だ。
ケン先生もまさに彼らの門徒の末端に連なるものであり、概ね同意している。
しかし、声明文よりも、以下の長周新聞(3/29)に掲載された和田春樹先生インタビューの方に共感している。

「ウクライナ戦争の戦況をテレビで眺め、防衛庁の専門家や大学の軍事専門家の解説を聞いていると、ウクライナ頑張れ、ロシア軍を押し戻せ、プーチンを潰せと叫ぶ以外に別の意見を持てなくなってしまいます。戦争は一日も早く止めなければならず、そのためには即時停戦を両軍によびかけ、停戦会談を本格的に開始するように求め、必要ならば、仲裁者、仲介者になって、停戦合意を導く必要があります。
 日本は憲法によって国際紛争のために武力による威嚇、武力の行使をおこなうことを放棄した国なのですから、停戦プロセスに積極的に参加すべきです。停戦と停戦の仲介を求める声をあげることが必要です」

「冷戦末期からの経緯を振り返るだけでも、米国はベトナム戦争に敗北してサイゴンから逃げ帰ったが、その後なんら反省もしていないし、今日まで賠償も払っていない。米国はその後も戦争を続け、2001年にはアフガンに攻め込んだものの敗北して昨年逃げ帰り、タリバン政権が復権した。さらに大量破壊兵器があるという理由でイラクにも攻め込み、サダム・フセイン大統領を殺害したが、その結果イラクはこの世の地獄のような状態になって今も平和をとり戻せていない。世界に冠たる民主主義国家であり、日本にとっては同盟国として安保条約を結んでいる米国ですら、平然とそのような行動をとってきた。ロシア(ソ連)もアフガンで敗北した後、チェチェン戦争をやり、今度はウクライナに攻め込んだ。つまり軍事行動をしないという国是を持つ国はわずかであり、平和憲法を持つ日本でも、隣の北朝鮮とは国交が断絶し、ミサイルを向け合っているが、平和的な解決を図るという考えに基づいた行動はなにもしていない。このように戦争が常に起き、戦争を孕(はら)んでいる非常に物騒な状態にあるのが、われわれの世界だということを認識しなければいけない」
「今回の件で某政党機関紙から意見を求められた。私は、緊張が高まった時点で米国とロシアが話し合いをして、ロシアが憂慮するNATOの東方拡大について話し合い、ウクライナはNATOに参加させない、そのかわりロシアはウクライナの領土を保全するという約束を結び、ロシアの侵攻を阻止する措置をとるべきだったと語ったが、記者からは“ロシアが悪いんだから、攻撃してロシアを押し戻すという意見以外は載せられない”ということで、その部分はカットされた。だが戦争を止めるためには、あらゆる手段を講じなければならない。軍事的抵抗や制裁も必要かもしれないが、それでロシアが撤退するわけではない。ロシアという国がこの世に存在していてはならない異常な国家であるという考えで対処するのでは解決がない。必要なのはロシアの主張も聞いて調整を図ることであり、すでにロシアとウクライナは交渉を始めている。これを後押しすることが必要であり、そのためにも仲介者が必要だ」


これに追加するとすれば、今回の開戦直前まで続けられた米露安全保障交渉において、ロシア側が求めた「NATO不拡大の約束」に対して、アメリカが交渉遅延とゼロ回答で応じたことも、メディアでは「独裁者に妥協しない」強硬姿勢を評価する声が高いものの、プーチン氏に開戦を決断させた大きな原因になっている。
確かに二次大戦後、「ミュンヘン会談での妥協がヒトラーを増長させた」論が長く幅を利かせていたが、近年の歴史学会では、一時的でも妥協を成立させたことを評価する向きが強まっている。
日本で言えば、日中戦争の経緯を見れば分かる通り、一度開戦してしまったら、休戦は容易では無いのだ。

アメリカはアメリカで、特にオバマ以降はトランプ政権期を除いて、ずっとウクライナに対し、「ウクライナが希望すればNATOに加盟できるよう、アメリカは全力を尽くす」と言ってきたにもかかわらず、いざとなると梯子を外して欧州に丸投げしている。
その欧州も、ドイツなどはウクライナからの不法移民をEU市民よりも安価な労働力として搾取しており、「EU外の欧州系労働力」として都合よく使ってきた経緯がある上、脱原発と称してロシアから天然ガスを購入しており、ロシアやウクライナの懸念や不安には全く向き合ってこなかった経緯がある。

戦争は突然起こるものではないのだが、メディアは面白おかしく「狂った独裁者が突然侵略を始めた」式に報じ、国民を煽動している。
その一方で、日本政府もメディアも自分たちが行った侵略については正当化と悪行の隠蔽を進めている。
私が大御所たちの見解に「概ね同意」としているのはまさにこの点で、私は20年近く永田町に勤務した経験から、戦後帝政や現行憲法にそこまでの過度な期待は抱けないのである。

・・・・・・・中略・・・・・・・

日本人が先の大戦から何も反省せず、目を背けてきたことが明白になりました。
この体たらくだと、近いうちに起こすであろう中国との紛争(?)でも狂気と扇動の一色になり、自分たちの何が悪かったのか分からないまま敗戦を迎えることが容易に予想できますね。
Posted by 学鳩 at 2022年04月02日 16:55

結局のところ、戦後の「平和教育」なるものは、戦争の被害を強調することで倫理的に否定するだけのもので、どこまでも抽象的なものでしかなかったような気がします。そして、当事者がいなくなると、加害者意識が薄まり、記憶からも教科書からも消去されて、今日に至っています。

「降伏や侵略者と交渉なんてとんでもない」という論調がメディアで圧倒的多数を占める現状を見るにつけ、「もう一度痛い目を見させて帝政を跡形なく滅ぼす以外に方法はない」と改めて確信させられます。
Posted by ケン at 2022年04月03日 10:58

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抜粋終わり

>結局のところ、戦後の「平和教育」なるものは、戦争の被害を強調することで倫理的に否定するだけのもので、どこまでも抽象的なものでしかなかったような気がします。そして、当事者がいなくなると、加害者意識が薄まり、記憶からも教科書からも消去されて、今日に至っています。

論理的に「なぜ戦争は起きたのか」「その責任は」とか、出来るだけ押さえつけてきた。

ので、「戦争に走る原因」とか、わからん人ばかりなのですは。

まあ、前の戦争の悲劇の最大の理由は「天皇がアホだから。天皇が責任を取らんので、国家が国民に責任を取らなくなった」ってのがあるのだよ。

だから、日本政治を破壊し続ける「天皇」を殺しつくすのが、日本独立の必須なのですは。



まあ、そもそも日本には主権など無い。

主権があると「今度こそ、天皇はじめ為政者の責任を追及される」のでね。

上記文抜粋
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パキスタンのイムラン・カーン首相、米国から脅迫状を受け取ったことを国民に発表する。

イムラン・カーンはプーチンと会談。
ロシア批判に加わることを強要され「我々はあなたたちの奴隷なのか」と反発。そして、首相の地位から引きずり降ろされそうになっている。何度も見てきたストーリーではないか?
パキスタン外務省は、米国の臨時代理大使を召喚し、米政府の内政干渉に対して強い抗議を申し立てた。ドーン新聞によると、米国務次官補ドナルド・ルーは、パキスタンの使節アサド・マジードとの会談で、カーンが4月3日の不信任決議を生き延びた場合に悪影響があると警告した
なぜメキシコは欧米に味方してロシアに対抗しないのか?

その背景には 現在、米国とEUは、エネルギー自給を追求するメキシコの政策を攻撃している(西側企業が損をする)。他の問題についても米欧に盲従することにあまり熱心でない。
米国務次官補ドナルド・ルーは、パキスタン政府への書簡を渡すためにアサド特使を呼び出した。そして、イムラン・カーンが首相の地位から排除されれば、パキスタンの過ちは許されると特使に伝えました。
とんでもない公式コミュニケ! 全員が非難しなければなりません。

https://twitter.com/NasimZehra/status/1509450437862490116

パキスタンを、以前の政府よりも中国とロシアに向けて傾けたため、米国はイムラン・カーンの解任を望んでいる

https://twitter.com/PressTV/status/1509798282599485513

パキスタンの反対派は、不信任決議でイムラン・カーン首相を転覆させようとしている。カーンは、彼の独立した外交政策、特に中国とロシアとの同盟を逆転させるためのレジームチェンジ作戦のための外国資金の証拠を持っていると言います

https://twitter.com/BenjaminNorton/status/1509710615484551171

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抜粋終わり


一応民主国家なのに、日本では外国・・アメリカの「あの首相はだめだ」って言葉で、喜んで、自国の為政者を引きずり下ろすのに励む。

て、要するに「日本の民主主義は機能してないので、アメリカ様にお願いする」ってことを、無意識レベルでわかっているのだよ、売国奴は。


て、日本は、天皇を敗戦の責任で殺さなかったために、主権など無くなった。


もっというと、「天皇の戦争責任」が 無いてことで、国家が、統治に一切責任を取らないことが、明治から始まり、敗戦の「天皇の無責任」で、「天皇やくざ国家」が完成したのだ。


まずは、天皇家皆殺しで、日本人を救え。


天皇の無い 蒼い空を取り戻す









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