感謝と常識と・・・常識は感謝も壊す・・・

5月２８日のお護摩。-感謝と常識と思いやりのお話。-

上記文抜粋
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お不動さまにお祈りをしながら
最近聞かせて頂いた
神さまのお言葉の事を
思い出していました。

以前から神さまやお不動さまは
感謝についてのお話を私たちに
よくしてくださるのですが
最近特にとてもひんぱんに
されることが多いです。

みなさんは感謝という言葉を聞くと
どのような事を思い浮かべますか？

神さまへの感謝
自然の恵みに感謝
お父さんお母さんに感謝
お世話になっている方への感謝など

色々と思い浮かべられると
思うのですが



神さまやお不動さまは



『感謝というのは
当たり前にならないという事だよ』



と、教えて下さいます。




神さまのお言葉


"感謝がある間は

何もかも上手くいきます

感謝がなくなり、当たり前になると

何もかも上手くいきません


そして、感謝は必ず相手に通じます

もし相手に通じないのであれば

それは感謝をしてることにはなりません


今日のお言葉で一番大事なことは

「何もかも」というところです

つまりその中には、仕事のことや健康のこと

または家庭のことや将来のことなどが

入っているということです"



感謝をすればするほど
色々な面で良くなっていき
感謝を忘れると当たり前になって
どんどん物事の流れが悪くなり
悪い方向へ進んでしまう

それがこの宇宙の法則なんだと
という事も、おっしゃられます



人同士の関係にあてはめて
考えてみると
例えば自分が困っている時に
手を差し伸べてくれる人が居て
その時はその事に感謝をして
『ありがとう』という気持ちがあっても

何度も助けてもらっているうちに
いつの間にかその事に
慣れていってしまって
『ありがとう』の気持ちがなくなり
相手への感謝を忘れてしまい
その人を知らず知らずのうちに
ぞんざいに扱ってしまって

そうなると、相手の人は
もう今度何かがあっても
助けてあげようとは
思えなくなってしまうと思いますが

反対にいつも感謝の気持ちを
伝える努力をしてくれる姿をみたら
また何かあったら今度も助けてあげよう
もっともっとよくしてあげようと
思ってくれるようになると思います



今回のお言葉を頂いて
感謝の気持ちを持ち続けるのは
難しいのだなあという事と

自分が感謝してると思っていても
それが相手に伝わらなければ
感謝してることにはならないということ

振り返って考えてみると
本当に自分を取り巻く環境や
日々の生活の中の
一つ一つが何をとっても
当たり前ではないのに
なぜいつの間にか当たり前になって
感謝しなくなってしまうんだろう。。。


(感謝って難しいけれど
私たちが生きていく為に
とても大切な事だから
神さまがいつも色々な角度から
分かりやすくお伝えして下さって
いるのだろうなあ。。。)


私自身、病気の一番ひどかったころは
今よりももっとたくさん周りの人達に
助けてもらっていて

それでも、毎日痛くて辛くて
一人で歩くこともできなくて
一か月のうちで、たった１日だけでも
痛みがない日があって
自由にお出かけ出来たら
本当に幸せだろうなと思っていて

病気をよくして頂いて
歩けるようになった時は
一人で自由に歩けるという事が
本当にありがたくて嬉しくて
そこまで支えてくれた人達への
感謝の気持ちもちゃんと
持っていたはずなのに

今の元気な平和な日々の中で
それがだんだんと薄れていってしまって
日々の不平不満が多くなっていて
本当にダメダメだなあと思います。。。



しのぶ：『感謝を持ち続けるのも
相手に伝えるのも難しいよね。。。
でもまず、どうやったら感謝を忘れないで
いれるのかそこからつまづいてしまうというか。
感謝ってしなきゃしなきゃって思って
するものじゃない気がするし・・・』


和尚さん：『お不動さんが当たり前に
なったら人は感謝を忘れてしまって
常識がなくなるっておっしゃってるよ。』


しのぶ：『えっ？』


和尚さん：『常識っていうのは１にも２にも
相手の事を考えるっていう事なんだって。』



・・・・



・・・・感謝のお話から

常識というワードが出てくるなんて・・・



しのぶ：『でも、相手の事を考えて
行動していたら、非常識な態度に
なる事はないよね』


和尚さん：『うん。だから、常識のある人は
常に感謝をするし、感謝のある人は
常識があるっていう事になるんだよって
おっしゃってるよ』


しのぶ：『そういえば、以前にも常識について
神さまが教えてくださった時に
常識っていうのは常に相手を思いやる
事だよっておっしゃられてたよね。
常識には人種や国境もないんだよって。
つまり感謝っていうのは相手を思いやるって
いう事になるってことかなあ。』

(過去のブログ記事
『常識とは。』をご参照。)


和尚さん：『そうやな。人だけじゃなくて
今の地球に置き換えてみても
いえることだと思うよ。
僕ら人類は自分たちの力で
空気も水も資源も作る事ができないのに
その恵みに対しての感謝を忘れて
いつの間にか当たり前ってみんなが
思ってしまって、自分たちが生きていくのに
必要以上の便利さや利益の為に
どんどん搾取したり汚してしまってるやろ。
地球(相手)の事を考えてたら
そんな事はしないでしょうって
お不動さんがいうてはるよ』



確かに・・・・

地球を思いやる
自分以外の存在を思いやる
気持ちがあったなら、もっと
地球に影響が出ないようにとか
動物がご飯に困らないようにとか
自分以外の存在と共存できるように
行動できると思いますし
未来に生きる人達の為にも
綺麗な地球をなんとか残していこうと
すると思うのですが

私たちはいつの間にか
思いやる気持ちをなくしてしまって
自分たちの目先の便利さや
利益ばかりに目がいき

そのせいで地球が汚れていって
災害や異常気象が起きて
結局は自分たちが追い込まれて
いく状況を自分たちの手で
作り出してしまっていると思います。。。

そういう風に考えると
相手を思いやる気持ちをなくしたら
全て上手くいかなくなるというのは
とても納得できるなと思いました。




感謝＝常識＝思いやり




これらの事は全て繋がっていて
これは宇宙の法則でもあって
この事を忘れて行動していると
いずれ自分で自分の首を絞める
事になっていくのだという事も
地球の例えのお話でとてもストンと
胸の中に落ちてきて納得できました




感謝は自分には出来ていないとか
実行するのは難しいとか
思ってしまったりするのですが・・・

マイナスにばかり考えて落ち込まないで
今の健康も自分を取り巻く環境も
全てが当たり前の事など一つも
ないのだと忘れないように心がけて

自分以外の存在の事を
思いやる事ができる自分でいれるように
これから少しでも良い方向へ進んで
いかなければと思いました

こんなに長々と書き連ねながら
神さまのお言葉を自分が
どこまで理解できているのか
とっても怪しいのですが・・・

これからも自分自身の言葉で
お寺で自分が見聞きした色々な事を
書き綴っていけたらなあと
思っているのでどうか暖かい目で
見守って頂けたらと思います

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抜粋終わり

「当たり前」が「ありがたい」のですよね・・・

それがわかれば、きっと私のような発達障害で心理テストで「常識が無い」って言われるような人間でも、そう道を外れることが無いと思います。

ただ、この「常識」を「当たりまえ」と思っている間は、「当たりまえ」の落とし穴にはまるよね。

お読みくださりありがとうございます。