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【自己紹介】ポルノグラフィティis人生。ある時代ある場所の男性会社員のお話。

ある時代、ある場所。乱れた世の片隅に生きている男性会社員がいましたとさ。

その男の人生は、ポルノグラフィティというバンドなしでは語れないそうな。ちょっお覗いてみましょうか。

ポルノグラフィティとは

1999年「アポロ」でデビューした、言わずと知れた日本のロックバンド。ボーカル・岡野昭仁、ギター・新藤晴一ともに広島県の因島出身。2019年にはデビュー20周年を迎え、東京ドーム2Daysのライブを開催。今までにシングル50枚、アルバム11枚、ベストアルバム5枚をリリース(2021年9月時点)。

…紹介だけで記事が書けそうだったので断腸の思いで言葉を9割ほど削りましたが、詳しくは公式HPやWikiを見ていただいたら大体のことは載ってます。何なら数曲聴いてください。大事なことなのでもう一度。こんなnote読むヒマがあるなら全曲聴いてください。

年表とポルノと僕

彼らがデビューした当時はまだ物心もついていない、ポケモン大好き純真(?)少年だったため、卑猥な3文字を有するバンドを認知すらしていませんでした。デビュー当時から応援できている往年のファンがうらやましい。うらやましすぎて海の底で物言わぬ貝になりたい。せめて宙に舞うメリッサの葉になりたい。

幼稚園:5歳の僕の誕生日。それはギター・晴一が「あいかわらずGuitarを離さずにいるんだよ。」とダイアリーにしたためた日。僕はまだポルノグラフィティを知らない。

小学3年生:アニメ「鋼の錬金術師」のOPテーマ「メリッサ」で出会う。「君の手で切り裂いて~」で有名なサビのフレーズが頭に残る。これが僕とポルノの馴れ初め。知らない人から特別な人に。ちなみにハガレンは後に我がバイブルとなる。

小学校4年生:NHK紅白で「ジョバイロ」を聞き、サビの「♪ジョバイロ ジョバイロ」にはまる。「メリッサの人や!」とポルノをバンドとして認知する。しかし特定のアーティストのファンになる、ということがあまり理解できていなかったため、このころはまだ「なんとなく好き」の状態。そのまま小学校を卒業。

中学2年生:偶然母親がアルバムを所持していたことが判明する。(ちなみに母が持っていたのは2ndアルバム「foo?」とベスト盤「BLUE'S」「RED'S」)ここからポルノ沼に堕ちていく。沼というかMugenの渦。絡み合う迷宮迷宮。ウォークマンを始めて購入し、以降ポルノの曲を入れるためレンタルショップや中古ショップを行脚する日々。

中学3年生:アニメ「BLEACH」で「今宵、月が見えずとも」「アニマロッサ」と出会う。レンタルでは飽き足らず所有欲が爆発し、CD・アルバムをコンプリートすべく中古屋をはしごする日々を始める。名曲にして推し曲「瞳の奥をのぞかせて」と出会うのもこの時期。「瞳の奥をのぞかせて」は名曲。心の性感帯、感じちゃうね…。異論は認めない。

高校1年生:このころから自己紹介で「ポルノが好きです」と公言するようになる。時と場合によっては誤解を生む。ファンクラブ「Love up!」と、ライブツアーの存在を知る。なけなしのお小遣いを貯金してファンクラブに加入し、初めてのライブ参戦を果たす(12th PANORAMA×42)。ちなみに高校の冬期講習をさぼ……家庭の事情でお休みして。お金がなさ過ぎて、グッズもタオルとキーホルダーしか買えなかったのもいい思い出。初のライブはまさに狂喜する声が満ち溢れてたし、ポルノが実在することが信じられなかった。当時の思い出として、名前は忘れてしもたけどポルノファンのファンサイトがあり、そのサイトを熟読して臨む。(ライブの楽しみ方や特定の曲で存在する「振り」などが解説されていたサイトで、今は閉鎖されてしまったそうな…)

高校2年生:リリースされているCDをすべてコンプリートする(最後の1枚は1st「アポロ」の12㎝CD再リリース版)。ちなみに難航したのは10万枚生産限定であった14thシングル「ラック」で、某ックオフで見つけたときは三度見した。ライブ映像(DVD)の収集に移行する。

高校3年生:大学受験のためライブをあきらめる(13th Love E・mail from 1999)(のちに一生の後悔となることをまだ僕は知らない)。FM802のラジオでボーカル・昭仁がパーソナリティを務めていたのもこの時期で、「受験がんばります」というお便りが読まれ、リクエストした「メリッサ」を流してくれて歓喜する。昭仁に「受験がんばってね」というギフトをもらったから志望校に合格したと思っている。

大学1回生:ライブ解禁。部活をさぼ……家庭の事情で早退し、神戸ロマンスポルノ「惑ワ不ノ森」にて初めて銀テ(ライブの演出で放たれるテープ)をゲットする。15周年おめでとう。

大学2回生:大学生という一番ライブを楽しめるはずの時期にもかかわらず、金銭面、体育会系部活動という闇のゲーム、その他諸々の事情でライブをあきらめる(14th the dice are cast)。一番の推し曲である「瞳の奥をのぞかせて」が追加公演で演奏されたと知り、一生の後悔を(略)。翌年以降も色々な事情が重なりしばらくライブに行けなくなる。大学3回生は完全にポルノロス状態。このころポルノは台湾・アメリカなどの海外公演も多くこなしており、うれしい反面少し遠い存在に感じてしまっていた(当時の恥ずべき錯覚)。この頃に戻れるなら僕に言いたい。「(高校までやってきてたわけでもないスポーツの)体育会系の部活動なんてやめとけ」。

大学4回生:当時やっていた公式YouTube配信番組「しまなみテレビ」の公開収録に当選し、日帰り弾丸で東京に行く(当選枠110人)。その際自分の名前入りしまなみテレビ社員名刺をもらい、家宝ができる。久々にして通算3回目のライブに行く(15th BUTTERFLY EFFECT)。しかも前から6番目。音に殺される(物理)かと思った。ライブの楽しさ・感動をもとに、今までいけなかったライブへの後悔が再燃し、以降のライブは死んでも行くことを決意する。今思えば大学生最後の年にして豪運やったと思う。

社会人1年目:抑圧された学生時代の反動かのような貢ぎ体質へ進化。しまなみロマンスポルノ18「Deep Breath」で初の遠征を経験する(広島・尾道)。2日目は荒天中止となったが、有休でライブに行く快感を得る。またこのころからファン同士のつながりを求めてTwitterを始める。このころからポルノに対する出費の限度がなくなる。映画館配信で開催された初の試み「しまなみポルノ」のディレイ・ビューイングで終始泣き続ける。このころから涙腺が異常にゆるくなる。つまりお金と涙の臨界点が突破した年。

社会人2年目:20周年記念NIPPONロマンスポルノ19「神VS神」の東京ドーム2DAYSに参戦。1曲目から泣く。2日目は推し曲「瞳の奥をのぞかせて」が演奏され、驚きと喜びとで文字通り頭が真っ白になる(一緒にライブに参戦した方の話によると、曲名が発表された瞬間2,3歩後ずさりしたらしい。自分の記憶にはない)。社会人の悪いところが覚醒して完全に金銭感覚が狂い、ライブグッズ・記念イベント(喫茶ポルノ、ポルノ展など)関連だけで〇〇万円使う(後悔はしていない)。「ポルノ展」で「ジュークボックス(3問の問いかけに対して選択肢の組み合わせによって、自分の名前がプリントされた曲のカードを入手できるコンテンツ)」で瞳の奥をのぞかせてが出なさ過ぎて発狂する。結局〇十回挑戦したが巡り合えず。こんなにもあなたのことを想ってるのに。東京・大阪に飽き足らず広島にも行ったのに。

社会人3年目:公式YouTubeチャンネルでボーカル・昭仁の番組「DISPATCHER」がスタート。ファンクラブ20周年記念の配信が行われたが、社会人の敵「ZANGYO」のせいで途中からしか見れず悲しみに暮れる。コロナの影響もあってかなかなかライブ等の新情報が出ない中、21回目のデビュー日である9月8日、12月にオンラインライブを開催されることが決定し歓喜。初めてライヴグッズを全種類購入する。

社会人4年目:「REUNION」をのぞくと「ポルノグラフィティ」としての活動はおおよそ2年音沙汰なかったが、ついに9月、新始動。Newシングルリリース、ライヴツアー開催とグッドニュースに溢れているが、果たして諸般の事情を乗り越えてライヴに行くことはできるのか…。

これから…:時々どうしようもないほど憎くなるくらい好きです。ポルノが元気にやりたいことをやってくれればそれだけでいいです。嘘ですもっと僕を狂わせてください。ということでポルノと僕の年表はこれからも続く…。この年表がもっと充実していきますように。

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