カルチャー浸透に欠かせない「チカラ」
どうも、すべての経済活動をデジタル化したい鎌谷(@tai_kama)です。
LayerX バクラク事業部では、インサイドセールス部に所属し、主に新卒・中途採用やオンボーディング、イネーブルメント、IS Opsを担当しております。
「オンボーディングのお兄さん」と勝手に名乗っています。
■改めて、自己紹介
2023年1月にLayerXへ入社し、1年と4ヶ月が過ぎました。(時が速すぎる)
可愛らしく「kamachan」と呼ばれるアラサーです。
新卒でキーエンス子会社に入社し、FA機器の営業として九州全域・山口エリア、兵庫・大阪エリアを経験したのち、
複数のスタートアップにて、マーケティングからカスタマーサクセスまでビジネス部門全体に携わり、ビジネス部門全体の執行役員を経て、
現在は、事業の急成長を妨げる「人・組織」に紐づくissueを解くべく、日々奮闘しております。
以前の記事はこちらになります。
前回は「オンボーディング」で、今回は「カルチャー」についてです。
スタートアップに属する皆さんは「カルチャー」と聞くと、何を思い浮かべますか?
■カルチャーのもたらすモノ
言語化されていて、当然のように「そこ」にあるもの
カルチャーこそが、企業の強さを表すもの
社員にとっての心の拠り所、信じられるもの
このようなことを思い浮かべますでしょうか?
では「ウチは、カルチャーが浸透しまくっているから、困ってないよ!」と絶対的な自信を持っている方は、いますでしょうか?
PwCの調査によると、実は国内外を問わず「カルチャー」に対する経営者の優先度は年々上がっているようです。
「グローバル組織文化調査2021-組織文化と競争優位との関連性」
他にも、日本国内ではスタートアップに限らず、大企業でもカルチャーに対する危機感を持つ経営者は少なくないようです。(出典:日経クロステック)
では、経営者や従業員にとって「カルチャー」は何故重要なのでしょうか?こちらの書籍から一部抜粋してきました。
「第0章 なぜカルチャーが重要になるのか」を読み進めていくと、カルチャーがもたらす効果として挙げられている要素がこちらです。
意思決定スピードや業務の生産性が向上する
協業先との連携・推進に役立つ
採用・ブランディングにも絶大な効果を発揮する
これらのもたらす効果と似たことを皆さんは既に感じていると思いますが、重要であるにも関わらず、経営者は危機意識を持っているということは、
経営をする中で、満足できる状態ではないのだろうと推測できます。
■やっぱり、カルチャーは大事
LayerXは、カルチャーに相当な投資をしています。
浸透させる為の工夫はもちろん、細かなアップデートは半期に1度に行われている程です。その一つに、全体公開している「LayerX羅針盤」があります。
他にも代表自ら「企業文化に投資する」というnote投稿をしたり、社員が投稿するnoteにも行動指針や羅針盤が盛り込まれていたり、全社を挙げてカルチャーに投資をしています。
しかし、これだけ全社的にコミットしても、急速に事業と組織が拡大をする中で、どうしてもカルチャーが薄まっていく側面はあると思います。
福島をはじめとした経営陣もここは敏感に感じ取っており、経営会議やSlack内でも「カルチャー」について語られることも増えています。
特に、スタートアップは毎月のように新しい仲間が増えると思います。そんな環境で、カルチャーに投資せず、社員を受け入れ続けると、組織崩壊は免れないと思います。
■でも、カルチャーの浸透は難しい
とはいえ、カルチャーの浸透って難しくないですか?
そもそも何を持って浸透していると言えるでしょうか?
私自身、これまで複数のスタートアップで、メンバー、マネージャー、経営者と、様々な中での印象として、所属組織にカルチャーが浸透していると認識する以前に、自分自身がカルチャーを体現していると自信を持っていえることが多くはありませんでした。
そこで、カルチャーを体現していない組織の特徴から、人が発する口癖を洗い出してみました。
これらのフレーズを自身の胸に手を当ててみると、思い当たる節がないとはいえませんでした。そこで、出てきた言葉をボーッと眺めていると共通点が見えてきました。
一例に過ぎませんが、現場で起きている違和感や共有すべき危機意識だけではなく、会社として大事にしたいカルチャーを「自分の言葉で伝えていない」状態になっていませんか。
知らず知らずのうちに、環境や誰かのせいにしてしまって、自らカルチャーを言葉にして他者に伝えることを怠っていないでしょうか。
自分自身が、カルチャーを体現することばかりに気を取られ、新しく入社した仲間が体現した姿を見過ごしていないでしょうか。
隣の仲間や新入社員の「カルチャーに沿った行動や言動」があった時に、ちゃんと言葉にして伝えてますか?
私は、カルチャーを浸透させる為の要素を、このように理解しています。
■大丈夫、浸透させたいなら、コレをするだけ
突然ですが、これ、何に見えますか?
…
…
…
イチですよね!あぶない、あぶない。
イチではない「何か」と言われたら、後の話が繋がらないところでした 笑
私達は、誰かに「イチ」を数字の「1」として教えられ、その活用方法を教わって、これまでの人生で幾度となく活用してきました。
これは、誰かに教わる・学ぶことで理解が深まったということです。理解できるから体現(活用)できるわけです。
体現(=活用)の前に、認知や理解の段階があることを覚えておいてください。価値観の存在を知らないこと、理解できないことの前では、体現することも、対話することも叶わないでしょう。
つまり、自分が体現しているだけでは意味がないのです。
隣にいる仲間が体現している姿を見つけたら「あなたの言葉で伝えましょう」
何も難しいことをする必要はありません。
たった一つだけ、このnoteを読んだ次の日から実践できることです。
カルチャー浸透に欠かせない「言葉のチカラ」
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まだ見ぬ未来の仲間に伝えるのは「私たち」の役割です。
今回は、LayerX全社に向けた「行動指針ライトニングトーク」で発表した内容のダイジェスト版でお届けしました。
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私は、スタートアップが日本を元気にすると信じています。
LayerXだけではなく、日本のスタートアップが、もっとカルチャーに投資をして、それぞれが強いカルチャーを身に纏い、日本だけではなく世界に打って出ることができれば、必ず日本がさらに飛躍できると信じています!
このnoteを読んでいただき、少しでもLayerXに興味が湧いたり、
LayerXの中で、カルチャーの体現者となりたい方がいましたら、
いつでもカジュアル面談から始めましょう!
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