【ペルー】ワラス(クスコから大移動) - ハイカーの聖地
さて、クスコの観光も終えてどこに行こうか。ということで、コパカバーナで台湾人におすすめと教えてもらったワラスに行ってみることにした。
ここはハイカーの聖地らしい。
身を落ち着けたらハイキング・トレッキングを趣味にしたい(やったことはない)自分としては、是非とも先取りしておきたい。
クスコからリマ経由でワラスへ
クスコからワラスは遠い。直通バスは(おそらく)無いので、一旦リマまで行くことにする。
出発当日にバスターミナルでバス選び。今回はOltursaというバス会社に決めた。85ソル。もっと安いバス(70ソルでも行ける)もあったが今回は以下を検討して決定。
・ある程度ちゃんとしてそう
・plaza de Norteターミナルまで行く
今回は最終目的地がワラスである。リマは各バス会社が集合してるターミナルがあるわけではなく、各バス会社自体から発着するという感じらしい。でも少なくともplaza de Norteにはいくつかバス会社が集まっており、ワラス行きのバスも見つかりそうなのでとりあえず確実にそこまで行くバスに乗ることにした。
ちなみに、クスコ発のOltursaバスもターミナルではなくバス会社の方から出発するらしく、発券後ターミナルからバス会社まで歩くことになったので、バス比較とかしなくてもいいなら直接バス会社に行った方が吉。
バスはきっちりと時間通りに出発して、これまた時間通りにPlaza de Norteに到着した。
ここはショッピングモールも併設しているので暇つぶしにも事欠かない。ありがたや。
ショッピングモールでロングスパッツを買ったり、食べ物の調達をしたりで時間を潰し、その後夜行バスを探す。
ワラス行きの夜行バスは結構あったので、少し安めの40ソルでチケット購入。グレードはまぁ値段相応だったけど…
ワラスの宿は、バックパッカーには有名らしいEl Tamboへと。めちゃくちゃ評価は高いけど、まぁ施設自体はそれなりて感じ。多分オーナーの人柄は良し。ツアーもコミッション取ってなさそう。参加時にガイドに直接支払ったし。
個室30ソルて言われて少し渋ったら25ソルにまけてくれた。
ラグーナ69
ボリビアの高地→クスコ→乗り継ぎで平地のリマ→ワラスという工程を踏んできて、おそらく高地順応はしているはずということで、到着翌日にラグーナ69のトレッキングツアーに参加。
エルタンボで申し込むと40ソル+国立公園入場料30ソル。念の為一つだけ旅行代理店に聞いてみたら、ツアー参加費60ソルと言われたのでエルタンボで頼むことにした。
当日は朝5時にピックアップ。うー眠い…
けっこうちゃんとしたバスに乗り、国立公園に向かう。途中朝食休憩の場所によるが、持参したバナナで済ます。こういうところはお値段するもんね。
ガタガタウネウネ道を通り国立公園入り口へ到達。ツアーとは言ってもここからは個人行動。15時には帰ってきてね、そのためにら13時くらいに下山開始してねと言われトレッキング開始。
道中は素晴らしい景色が広がる。これはハイカーの聖地ですわ。
景色を楽しみながらと思っていたが、最後の最後でかなり急な上り坂。
少し登っては休みを繰り返してなんとか突破し、2時間程度でラグーナ69に到着。
青い。山綺麗。ワラスビューティ。
たっぷり2時間ダラダラと景色を眺めて過ごす。気温が上がって来たのか、途中から雪溶け水が湖に流れ出しそれはそれで良い雰囲気。
スマホじゃなくカメラを持ってるので、写真を撮ってくれと頼まれたりもする。ドイツ人のリオ君の写真を何枚か撮影。喜んでいただけただろうか…
13時になったので、下山を開始する。降りもまた違った感じの風景で楽しみながら進めたかな。
自分はきっちり15時前にバスに戻ってきたのに、全員が集合したのは16時。さらに「1人か?それならバス移ってくれ」とか言われて乗り心地の悪いバスに移動させられたのはまぁご愛嬌か。
パストルリ氷河
翌日はもう一つの有名訪問地のパストルリ氷河へと向かう。
途中途中景観地を通りながら進む。ただ、今回の参加者は自分以外スペイン語堪能者なので説明がよくわからない。なんとなく知ってる言葉で補完しながら説明を聞く。
パストルリ氷河の入り口からはまたある程度の上り坂。ここは前日のラグーナ69よりも標高自体は高く(歩く距離は短い)、標高5000mくらい。歩く距離は短いとは言え、酸素が薄くすぐ疲れる。
頑張って歩き続けてパストルリ氷河そのものに辿り着くも、あまり感動はない。なんか汚いスキー場って感じがしてしまった…
道中見える雪山の景色の方がよっぽど印象に残ったかな。
その後体調が悪くなり(腹痛下痢頭痛体に力が入らない)もう少しハイキングしようと思っていたがゆっくりと静養することにした。
あとがき
旅を続けていると、感動のハードルが上がってくる。ゲストハウスにいた人たちも、1年旅をしてるとあんまり感動がなくなる、ワラスの景色もどこかで見たような感じがする、というようなことを言っていた。だから1年毎に帰国して、お金を貯めたりリセットして、また旅に出るのだとか。
欧米人バックパッカーはそういう人が多いのかなと思う。オーストラリアワーホリをしてたけいけんからすると、欧米では飲食店とかで短期間バイトしても割とお金を稼げる印象。そうやって稼いで旅をしてを繰り返し、同時に自分の将来を考えていっているのだろうか。もっと気楽に考えて良いのかなぁ。
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