東京に来たからには

7月頭から東京にやってきました。

3月末に会社を退職してから、もう今後東京に来ることはないだろうと思っていましたが、まさか3ヶ月後に戻ってきてしまうとは。

人生どうなるか分からないものです、まぁ自分で決めたのですが。

6月の終わり頃にイスラエルから帰国し、1周間程実家のある関西エリアに滞在し、その間にアパート契約を済ませて7月から無事東京に住むことができています。

余談ですが、無職のアパート契約は本当に厳しい戦いでした。大半の物件が無職だからという理由で断られてしまいます。自分ひとりの力でアパートも借りられないというのは悲しいものです。保証会社を利用して、連帯保証人を立てて、銀行口座のコピーを取って、大家さんに余分に礼金を数ヶ月分払うことでやっと契約をすることが許されました。

私が仮に1年分の家賃を先払いしても自分ひとりで契約できないのかと伺ったところ、ダメですと言われ、その理由を尋ねると、

「無職だからです。」

と返ってくるだけでした。無職はつらいよ。

それはさておき、交渉の末にやっと4畳のアパートを借りることができましたので、7月からは拠点を東京に移して活動しています。鈴木くんとも無事再開することができました。

東京に来た目的は明確で、起業してwebサービスを広めることです、ただそれだけです。

わざわざイスラエルに行ったのにも関わらず、たったの1ヶ月で帰ってきて、東京に来たからには、もうとにかくやるしかありません。

まずは、現在β版で出しているQpicks(URL : https://q-picks.com/)をパワーアップして、正式にリリースしたいと思います。

その次に会社を設立してしまいます。

そして東京のイベントでQpicksが使われるように地道な普及活動を行っていきつつ、新しいプロダクトも開発していきたいと思います。

東京に来たからには、もう全力でやるしかありません。

キャッシュが尽きてしまう前に、何とか軌道に乗せたいところです。1年くらいは貯金で何とかなると考えていましたが、私個人にかかってくる今年の税金が想像以上に高いことと奨学金の返済等を考慮すると、どうやら何とかならないことが最近分かってきました。時間も限られていますので、急ピッチで進めていきたいです。

これから町中に出るときはQRコードのTシャツを着て歩こうかなと考えているくらいです。

東京に来たからには、もうやるしかありません。

あと、イスラエルのスタートアップを見習って、サービス開発のいくらかをオフショア開発で進めていくことにしました。インド・ベトナムあたりに一部をアウトソーシングして、低コストでより早くサービスを作っていければなあと思っています。

何が最も良い方法か分かりませんが、実験的に色々やってみて探っていこうかなと。

イスラエルで学んだ「フツパー」の精神も忘れずにしたい。

よーし、頑張るぞう、東京に来たからには。