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デザインコンペのプレゼンテーションシートについて

皆さん、こんにちは。
プロダクトデザイナーの三島です。

今回はデザインコンペでまず一次審査で必要となる、プレゼンテーションシートについての紹介をしていきます。各デザインコンペによって、必要となる要素や見せるべき点などが変わってきますので、今回は共通点として言えることを説明します。

プレゼンテーションシートとは、1次審査のための提出物で、コンセプトやイメージ図を載せており、審査員の評価される対象物になります。提出物の応募形式が守られていない場合、応募は無効になるので、注意が必要です。


①フォーマット

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デザインコンペの場合はA3サイズ、1枚は共通していることが多いです。ただ縦か横はコンペによって異なり、必須要素も違います。

プレゼンシートを作成する前に、以下のことも確認しましょう。
・1枚のみ提出か、2枚以上も提出できるか
・ファイル形式はJPEGか、PDFか
・容量は、2MB以内か、5MB以内か
・紙媒体か、デジタルか
・メール応募か、ウェブ応募か、郵送応募か
・郵送なら必着か、消印有効か


②必須要素

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必須要素では、以下のものが共通しています。
【作品タイトル・コンセプト・作品イメージ】

・作品タイトル
なるべくわかりやすいタイトルを付けましょう。タイトルで内容が分かる名前、英語を用いてオシャレ見せる名前、造語を用いる名前などがあります。

・コンセプト
コンセプトはなるべく、短く分かりやすくしましょう。3行以上は読まないと明言している方もいるので、長くしても呼んでくれない可能性もあります。濃く、短く、わかりやすくできれば最高です。起承転結をしっかりし、時代背景、なぜこの課題を選んだのか、どのような解決手段なのか、誰に向けたデザインなのかを載せましょう。

・作品イメージ
最も大事な必須要素です。プレゼンシートの顔となります。デザインコンペに置いて、なるべく目立つような作品イメージにすると審査員の目に留まりやすくなります。作品イメージで驚いてみてもらい、作品を読み込んで、2度驚くようなプレゼンシートにできると良いです。


その他、提案に必要な要素は自由に追加することができます。例えば、寸法入りの三面図、展開図、リサーチ、使用シーンを載せると、分かりやすくなります。

注意点としては、応募者を判別できる情報は絶対に記載しないでください。

こちらでサポートして頂いたものは、日本の伝統工芸・モノづくりのために使わせて頂きます。