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モノになったように

世の中には閉所恐怖症の方もいらっしゃる一方、狭いところが好きな方もいるものです。
私も狭いところは好きな類の人間で、昔はドラえもんのように押入に寝てみたいと思っていましたし(家の押入には色々と物が詰め込まれていて実現しませんでしたが)、ショーウィンドウに飾られている人形を見るとここで生活してみるのも面白そうだなと今でも思うものですが、カプセルホテルに泊まったのも楽しい思い出として残っています。

まだコロナウイルスという言葉もなかった頃、韓国・金浦から羽田に戻ってきたのがすでに24時近く、そこから真っすぐ帰るのも味気ないということでスーツケースを連れたままカプセルホテルにチェックインしました。
個人用のロッカーに着ていた服をしまい、スーツケースはさすがにロッカーに入らなかったためカプセル内に入れたのですが、それがかえって入口を塞ぐ壁のような役割を果たしてくれて良かったです。
中はお布団、枕のほかには照明、テレビ、あとコンセントくらいしかなかったように記憶していますが、まあスマホもあれば十分快適な空間で、疲れていたこともあり割とすぐに眠ってしまったように思います。
日付が変わってからチェックインし、6時か7時くらいにはお風呂(大浴場でした)に入りつつもチェックアウトしましたので、滞在時間はかなり短かったですが、機会があればまた泊まりたいなと思います。

私は夜行バスも好きで、東京や横浜から大阪、広島、高松まで…等々良く利用していましたが、私にとってカプセルホテルも夜行バスも、単に安いから仕方なく乗るのではなく、ある種積極的に、泊まりたいから、乗りたいから利用する、という性格もありますね。

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