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残らない思い出たち

多くの人々がインターネットを使うようになり、デジタルタトゥーという言葉が浸透しつつある今日ですが、まだまだインターネットは不完全なもので、人々の記憶に勝る記録媒体はないのではないでしょうか。
写真は2015年に閉館した横浜・新高島にあったGENTOという施設の109シネマズ入口です。
あまり映画を見ない私ですが、ここは個人的に利便性の高い場所にあり、また時間を選べばかなり快適に鑑賞できるため、何回か利用していました。

今インターネットでここや近隣のジャックモールのことを調べようにも、なかなか限られた情報しか載っていません。
あれだけ多くの人が行き交い、思い出を作っていたのにも関わらず、です。
ウェブサイト、インターネットには速報性という利点もありますが、それに勝るのは(サーバー等の話は置いておいて)物理的な場所を取らずに情報を保管しておけることだと思います。
それが今は前者の方に偏っていて、後者は蔑ろにされているという印象です。
少し残念な気もしますが、昔感じていたインターネットの未来像と現在は乖離していると思わざるを得ない…という口うるさい独り言でした。


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