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「恐れのない組織」を読んでみて


やはり なかやまきんに君は最強だった。

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私が考えていた心理的安全性は、認めてあげること、承認してあげること、優しく接してあげることだと思っていた。

しかし、それは、本当の意味での心理的安全性ではない。

では、心理的安全性とは何か、、、

それは、「率直に話せる雰囲気があること」だ。

思ったことを言えるということが一番の心理的安全なのだという。

わかる気がする。
「親友の前では、素になれるんだよな、、、」
「喧嘩するほど仲がいい」
思ったことを言い合える仲だから心理的安全生があるんだよな


よく取りがちな行動は、やり過ごす

・悪い印象与えたくないから。
・どのみち大した問題じゃないし。 など

その場しのぎ、自分の体裁を保とうとする。

それは、何もうまないし、むしろ状況を悪くするかもしれない。

自分も、先輩の考えに対して疑問に思ったが、それを伝えずその通りに実行した。大変なことになったことがあった。しかし、自分が計画、実行したことなので、自分の責任。

だから、いいたいことを率直にいって学習していこう。


自分が無知だということを自覚する。

状況的な謙虚さ、学びに終わりがないことを自覚する。

わかっている!って思った時点で、学びは終了する。

寿司屋のバイトで大将に言われたこと、
「仕事は慣れてはいけない」

頭ではわかっていたが、行動と結び付かなかった。

本も読み、経験も積み、同僚に対して少し冷めた目で見ていた自分がいた。
そうではなく、学びは終わらないのだから、行動を観察し、言語化し、自分に汎用性をもたらすことを意識したい。

自分に昔言い聞かせている言葉
「満つれば、欠ける」
満月になった時はいいが、そのあとは、欠けていく。刺さる一言


失敗には、3種類ある。

①回避可能な失敗
②複雑な失敗
③賢い失敗

それぞれの特徴と、アプローチ方法は

①回避可能な失敗は、行動・スキルの欠如
ゴーグルをつけずに作業をして、目に埃が入ってしまう。行動やスキルがあったら失敗しない。プロセスからの逸脱

⚪︎トレーニングを繰り返す
⚪︎システムを再デザイン
⚪︎失敗が繰り返されるなど非難されても仕方がない行為があった場合処罰する。

著書の表7.2と表7.5を参照

②複雑な失敗 慣れた状況に複雑さ・多様性・かつてない要因が加わる。
システムの破綻
⚪︎多角的なシステム分析を行う。
⚪︎対処すべきリスク要因を特定する。
⚪︎システムを改善する。

著書の表7.2と表7.5を参照

③賢い失敗 不確実性。試み。リスクを取ること。
うまくいかなかった試み。
⚪︎失敗パーティーをひらく
⚪︎失敗を表彰する。
⚪︎影響を突き止めるための綿密な結果分析を行う。
⚪︎新たな仮説を立てるためのブレーストーミングを行う。
⚪︎次のステップまたは追加の試みをデザインする。

著書の表7.2と表7.5を参照

私は、②複雑な失敗に対して分析するところから始めてしまう傾向にある。
できるだけ③賢い失敗を創り出すためにも、そこまでの土台づくりが必要だ。

教室内で再現するとしたら、トレーニングは、学習なので意識しなくても行われていること。私が入る場面は、システムの見直し、再デザインと、リーダーとして失敗は、誰にでも起こり得ることなのにそれを非難しないことという風土を創りあげることだ思った。

誰でも失敗はするからと発言するが、その失敗の解像度が低かったことを反省する。


上記でも触れたが、リーダーの立ち回りをどうするかについて。

心理的安全性を確立するためのリーダーのツールキットについて

フェーズは、3つ
①土台をつくる
②参加を求める
③生産的に対応する

下記は、著書の表7.1と7.4を引用する

①土台を作る
仕事をフレームングする。
・失敗、不確実性、相互依存を当たり前とし、率直な発言の必要性を明確にする。
目的を際立たせる
・危機に晒されているものと、それはなぜ、誰にとって重要であるかを意識する。

成果:期待と意味の共有

②参加を求める
状況的謙虚さを示す
・完璧でないことを認める
探究的な質問をする
・良い質問
・集中して「聴く」のロールモデル
仕組みとプロセスを確立する
・意見を募るための場と時の設定
・ディスカッショのためのガイドラインを示す

成果:発言が歓迎されるという確信

③生産的に対応する
感謝を表す
・耳を傾ける
・受容れ、感謝する
失敗を恥ずかしいものではないとする
・未来に目を向ける
・支援を申し出る
・次のステップについて話し合い、熟慮し、ブレーンストーミングする
明らかな違反を制裁措置をとる

成果:絶え間ない学習への方向づけ


失敗のリフレーミング

失敗を恥ずかしいものではないというものを言葉だけじゃなく心の底から言えるように解像度を上げていく。

従来の失敗への捉えをリフレーミングしていく

失敗に対する考え方:
失敗は受容できない→失敗はつきものである

高い点数についての考え方:
テストで高い点数をとる人は、失敗しない
→高い点数をとる人は、賢い失敗をし、失敗から学び、その学びを共有する。外側に見せないだけで、頭の中では、失敗をたくさんしている。

目標:.
失敗を回避する→素早い学習を促進する

枠組みがもたらす影響:
保身のために失敗を隠す→率直に話し合い、素早く学び、イノベーションを起こす。


具体的には、、、


最後に具体的にこんな言葉が出てきたら、心理的安全性が確保されているというものを洗い出していく

⚪︎言葉
・わかりません
・手助けが必要です。
・私が間違っていました。
・申し訳ございません
・私は、こう思います。
・私は、反対です。どうしてかというと
・確かにその意見いいと思います。

まだまだ出てくる。自分が発言する枕詞にどのような言葉を添えることが率直な意見であり、心理的安全性が確保されるのかをこどもたちと一緒に考え、積み重ねていけたらと思う。

そのために私のスタンスとしては
①気さくで話しやすい 受け入れるよ
②自分は完璧ではなくミスをする
③子どもたちから意見を求める

を大切にしていきたい。


結論 なかやまきんに君が最強だ

滑るという失敗を恐れず、自らの中にある面白いというものを曝け出す
そして、周りは、それに対して、「ん?」っという感情を一瞬出すのだが、それを気にせず、追撃でまたも自らの中にある面白いというものを曝け出す

そして皆がそのおかしさに笑う。誰も傷つけず、周りを笑わせる。

最強だ!

私は、皆が面白いと思わない場面で笑うことがある。
Mー12020チャンピオンであるマジカルラブリーが
Mー12017で最下位になったネタで笑ったのも、失敗を恐れずに自らを曝け出す姿が好きだったからなのかもしれない。

失敗を曝け出せ!
失敗を失敗と捉えずに逃げていたら、また失敗する。
失敗は、失敗でいい。成功のための一歩なのだから
 と伝えていきたい。

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