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2年ぶりの海外出張準備で感じたこと

ども。たいろーです。
みなさん今日も、テックにやってますか?

実は、SmartNewsのUSプロダクトの理解のため、2年ぶりにサンフランシスコに行くための出張準備を進めています。とりあえず一ヶ月くらい行ってくるつもりです。

そこで今日は、スマートニュースに入社してからこれまでを振り返りつつ、感じていることを書いてみようと思います。

今から2年前、2020年1月にメルカリからスマートニュースに転職した僕は、早速サンフランシスコに飛びました。その時の様子はこちらで見れます。

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しかし!!!

2020年1月のサンフランシスコ出張から帰国してすぐの3月あたりから世の中が急激に変わり始めました。「コロナウィルス」という言葉が急速に話題になり、海外どころか東京オフィスにすら通わない生活が始まったのです。

それまで頻繁に来日していたUSメンバーも来れなくなり、逆に日本からも全然USに行けなくなってしまいました。

海外への挑戦という意味では思惑が外れて残念でしたが、それとはまた別の意味で自分の働き方に大きな変化が訪れました。

いきなりフルリモートで仕事をするのが当たり前になり、自宅でも集中できる環境を再現するために、スタンディングデスクやモニター、椅子などに投資しました。

移動時間がなくなった分、良くも悪くも待ち時間なしの切り替えが可能となり、余った時間を副業に配分できるようになりました。2021年9月からソウゾウ社を支援したり、初めての著書を出版できたのも、リモートワークあってこそです。

そして、2022年3月現在。オミクロンが落ち着いてきた今は、週2回ほどオフィスに通い、ランチを頂きつつ仕事をするのが日課になっています。

これが、働き方に訪れた変化でした。

一方、専門であるプロダクト開発やエンジニアリングについての学びという意味では非常に奥が深く、学んでも学んでも追いつかない状況に嬉しい悲鳴を上げています。

すでにSmartNewsは国内トップレベルのユーザー数と利用頻度、滞在時間を誇る独自のニュースアプリですが、独自開発した広告システムが共存しているアーキテクチャに支えられており、エンジニア観点でも大いに好奇心を掻き立てられました。

それまでは「広告イコール邪魔なもの」としてしか認識していなかったのですが、今ではそんな考えは改めています。世界中どのテック企業も広告モデルで巨額の収益を上げており、その中でも、独自の広告システムを開発運用している会社は世界的に希少だという事実に気づいたからです。

実は、世界中のほとんどのWebサイトやアプリの広告は自社開発ではなく、Googleやfacebook,Appleといったプラットフォーム企業が開発した広告システム、いわゆる「サードパーティー広告」を自社のWebメディアやアプリに貼り付けることで広告を表示させ、クリックに応じて報酬を得ています。

しかし、エンジニア観点で見ると、マネタイズにおける技術的工夫、いわゆる秘伝のタレがそこに集約されているわけで、外部ベンダー製のコードを貼り付けて「はい、おしまい」ではあまりに勿体無い。そういう観点で、スマートニュースという会社は非常にレアであり、学びが多い環境でした。

そんなこんなで入社から2年。

正直あっという間でしたが、冒頭でも書いた通り、次はSmartNewsのUS Productを担当することになります。しばらくはJP Ad Productも兼務しますが、夏あたりからはUS専任として全力投球していきたいと思います。

来月はサンフランシスコでこのnoteを更新することになりそうです。

ということで、今日も読んでいただきありがとうございました。
ではまた。




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