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名言ヲ 装備シタマエ!

ドーモ、タイラダでんです。よくいらっしゃいましたね。

 今回の記事は、以下の方々の記事に触発されて書いております。先にこちらに目を通していただくとよろしいかと。

 はい。
 そのようなわけで、要は創作活動における己の礎、座右の銘を披露しようということなのですね。ではさっそく。 

1 なぜやるのか

「いいか……おれはおれの作品が好きだ……」
「――しかし、問題が一つある……」
「おれの作品をおれが楽しむためには、おれが描かねばならんということだ!」   
炎尾燃/『吼えろペン』島本和彦

 いわゆるDIY精神、というものですね(ちょっと違う)

 だいたい皆さん、100%完全に自分が満足できる創作物、今までに出会ったことがありますか? 確かに、「これは自分のために作られた物語に違いない」というモノに出会えることはあります。僕にだって山程あります。しかし、そのような作品ですら突き詰めていけば、「ここはこうしたほうが……」「本当の好みはこうだなあ……」となってしまうのではないですか? 僕はそうなりました。「これはもう、真に自分が満足できるものは自分で作らなければならないのだなあ」となりました。そんなときにこの言葉に出会ったのです。もう、踏み出すしかありませんね?

 そのような動機で僕は小説を書いています。したがって、僕の小説は間違いなく「僕にとって」この世で一番おもしろい作品です。その上で、あまりにも面白いのでこれは他の皆様にもおすそ分けするべきかな、と思って公開している次第です。どうぞどうぞ。

2 いいからやれ

やるしかないのに、そんな簡単なことのわからない人間が多すぎる
ジョー・ストラマー/ザ・クラッシュ

 創作には、いろいろな不安や苦労がつきものです。そのことから、僕自身創作の世界に足を踏み入れるのを躊躇していていました。そんなとき、心の中のジョーがぼくにこの名言をぶつけてくるのです。ええ、無理なんですやっぱり。我慢ならないんです。自分の頭の中にある混沌に形を与えたい、「作品」として形にしてみたい……そんな欲求はとどまりませんでした。そう、やるしかなかったのに、ずいぶん時間を無駄にしてしまったと思います。

 それにしても、すごくかっこいい言葉だと思いませんか? さすがジョー・ストラマーですよね。ですから前も書いた気がしますけれども、どこでもいいからはやくジョーの伝記映画を「ボヘミアン・ラプソディ」形式で作るんだ。なにやってる。はやくしろ。いいからやれ。

3 迷わず走れ

「おれの宇宙では鳴るんだよ」
ジョージ・ルーカス

 超有名なお言葉ですね。結局のところ、一旦書き始めたら、周囲の雑音などは気にせずひたすら書き続けるしか無いのです。自分の作品にケチをつけてくる連中には黙って両手の中指を立てればいい。

 ただし、このお言葉、実際は「おれは音の出ないリアルな宇宙より音の出る宇宙のほうがスキだ。→だから音の出る宇宙観をガッツリ組み上げたよ。まいったか。→だから断言するよ。おれの宇宙では鳴るんだよ」という文脈で語られた言葉らしいんですよね……「整合性?矛盾?ごちゃごちゃうるせえ!」ではなく。そこは心に留めておかねばならないところだと思います。

未来へ……。

 というわけで、3つほど装備中の名言を挙げました。僕は「広く浅く」で生きてきた人間なので、こういうとき「知る人ぞ知る」みたいなものを挙げられないのがシャクですが、まあ仕方ありませんね。

 さて、それでは小説の続きを書く作業に戻ることとします。100%僕向けの作品にもかかわらず読んで楽しんでくれる方々がいる、その幸せを噛み締めながら。

◇いじょうです◇

そんな…旦那悪いっすよアタシなんかに…え、「柄にもなく遠慮するな」ですって? エヘヘ、まあ、そうなんですがネェ…んじゃ、お言葉に甘えて遠慮なくっと…ヘヘ