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おもいではいつのひもあめ

「先輩っ、、、俺もう、、、走れないです。」
「もうすこしだ!あきらめるな!」
「でも、、足が、、、」
「ばかやろう!俺たちがこれを運ばなきゃ、
世の中の音源から空間がなくなっちまうだろ!」


リバーブデリバー部

どうもF.WALTのTAIOSINです。

今日も今日とて職場でブルシットジョブを
こなしていたわけだが、
退勤時、突然の大雨に見舞われた日だった。
あいにく傘を持ち合わせていなかったので、
どうしたものかと
窓の外をなめまわすように見ていると、
雨足が弱まった瞬間があった。
俺でなきゃ見逃しちゃうね。
それみたことかと
いわんばかりの速度で
階段をかけおり
出入り口のガラス扉に
手をかけた瞬間、

希望は打ち砕かれたのだった。

さっきよりも強く、激しく
降り始めたではないか。
おのれ、あのアマ(雨)
人をなめくさりやがって。

いつもそうだ。
雨は嫌いだ。
人が一生懸命傘をさして
歩いているというのに、
やつらは平気で風も吹かせてくる。
たちまち傘はひんまがり、
雨に打たれ、
尊厳も奪われ、
「復讐してやる!復讐してやる!」
と唱えながら洗濯機を回すハメになるのだ。
どっちかにしろよ。
卑怯者が。

俺はまた負けるのか

そんなことがよぎった瞬間、
現れたんだ。
二人組の小学生男子が。
傘もささずに。
楽しそうに笑って、
いつかこんな日が
かけがえのない思い出になることを
分かっているかのように。

いつからだ?
雨に濡れることを恐れる
ようになったのは。
一体いつからだ?
別れのあいさつが「バイバイ」じゃなくて
「お疲れ〜」になったのは。
そんなんじゃねえだろ!
俺が求めた武の極みは!

気付いたら、
ガラス扉を開けていた。
雨は降りやまない。
でも、
もう俺は止められない。
靴が濡れるのもお構いなしに走った。
そして、

20m先にあるバス停の軒下に飛び込んだんだ。

見てるか?小学生。
どんなに今は仲が良くても、
中学高校が別々になったら
あっという間に疎遠になるから。
一切連絡とらないから。
まじで。
せいぜいあったかい風呂に入って
ママのおいしい手料理でも食ってな。

実はこれを書くのに4時間かかった。
当初は2nd E.P
いや、
2度目のキス
(参照 : https://note.com/taiosin_slave74/n/n82f10b6e83df)
収録の楽曲解説をしようと思ったが、
真面目な文章は肌に合わなかったようだ。
うんしょうんしょと唸っている内に
3時間半経過していた。
もう駄目だと思い、
普段通りの方向に切り替えたら
5分で書きあがった。
もっとアーティストとしての一面を
押し出していきたいのだが、
文章の難しさを痛感している。

普段全くしゃべらないため、
何を考えているか分からないと
言われがちである。
これを読んだ人は、
さらにその謎が深まるばかりであろう。

迷い込んじゃいなよ

TAIOSINという迷宮ラビリンス

バイビっ


12/10水戸ライトハウス来てけろだっちゃ!





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