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半年の学びで得た気づき

10月から参加していたソーシャルワーカー向けの研修が昨日終了しました。

最後に、「今後どんなソーシャルアクションを行っていくか?」について参加しているソーシャルワーカーがそれぞれ発表していく、という日だったのにかかわらず私は声帯炎で声が出ない状態になってしまい、サイレント出席。みなさんの発表を聞かせていただきました。

参加した研修はこちら
養成校では教えてもらえない、ほんとにソーシャルアクションをしていくための学びができる研修です。

何年も前から知っていて、でも東京開催だったので福岡に住んでいた時は参加できず、東京にいる今、いざ今年!と思って参加したらコロナでオンライン開催(笑)でも、おかげで全国のいろんなワーカーさんと繋がれました。

研修の中では、
・福祉の背景にある社会・政治・経済システムについて
・支援者自身のリフレクションについて
・個別のメンタリング
などなど、濃い内容が満載でしたが、

その中でも自分で印象に残ったことを今日は2つ書いていきたいと思います。

私自身の固定観念

私は、別の研修でアンコンシャスバイアスについて学び、一応ファシリテーターの資格を持っていたりします。でも、自分自身のことはなかなか気づけないのが人間ですよね。この研修で6か月間、毎月1回同じフレームで内省し、そこに他者から問いをもらうことで自分自身が陥りがちな思考の癖、固定観念に気づくことができました。

自分でも「もやもやしてるな」とか「なんかひっかかってる」とか感じることは多いと思うのですが、それが何なのか、今どういう状況なのかはこうして取り組むことでやっぱり見えてきやすい。ただただ流れに任せていると偶発的なきっかけがたまたま来ない限りは解決できず苦しい時間が過ぎていくかもしれません。これまでも自分でよく取り組んできた方だと思いますし私自身も研修で提供したりしますが、だからこそ自分自身がより定期的に取り組みたいと思いました。

行動や内省か

また、このリフレクションの過程で、行動する→内省する→概念化するという流れがありますが、私はnoteでもこの過程をよく書いていて、私は自分で内省優位なタイプだと思っていました。が、実際にリフレクションしたものを読み解いたりスケジュール帳などを見て行動を可視化すると、いや、どちらかというと行動優位だと気づきました(!)。行動:内省が6:4くらい。noteを書いている今は内省に8とか寄っていると思いますが、普段の比重は違うのですね。

よくも悪くも、頭がよく回って色々なことを思い付き、それを実行して・・・を繰り返しているのですが、内省のスピードが追い付いていないと思いました。なのでより計画的に、内省の時間もスケジュールに組み込み、進んでいくことが自分を楽にするなと気づきました。いやいや、消耗するよなこれでは。。。という自己覚知です。笑

今後行っていきたいソーシャルアクションについてもいくつも思いつかず収集が~と思っていましたが、メンタリングを受けるうちに考えが統合されていき、1つ、今のアイデンティティだなと思えるものとしてまとまったと思います。

支援者には自己研鑽が欠かせないとよく言いますが、本当にそうだと身に沁みました。あと、参加されたみなさん、本当によく学ばれる!!!読書や考え方、姿勢等素敵すぎました。

本当に、ソーシャルワークは人生を豊かにするな、と思える素敵な学びの機会でした。


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