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はじめにこの物語はノンフィクションです。 登場人物は実在の人物です。 今から50年以上も昔の事ゆえ、所々に記憶の欠落があり、 そこは補完しています。 事実と違うところが、あるかもしれませんが、9割以上は事実です。 拙い文章で恥ずかしいのですが、筆者のプロフィールの一部として、 読んで頂ければと思います。 登場人物 A君 ブラバンの同級生 ケンカの相手 B君 ブラバンの同級生 仲の良い遊び相手 C子 ブラバンの同級生 男勝りの女子 D子 ブラバンの同級
テール ◆吹奏楽コンクール 毎年、夏に朝日新聞社が主催す る全日本吹奏楽コンクールがある。 吹奏楽部のある学校はほぼ全校が 参加する。 吹奏楽における野球の甲子園みた いなものだ。 まず、各支部ごとの地域での地区 大会がある。地区大会で選出され た団体が県大会に出られる。 僕の所では、この地区大会が無く、 いきなり県大会だった。 県大会で金賞に成り、県代表とし て選出された団体が、東関東吹奏 楽コンクールに出場できる。 そ
テール ◆小中合同音楽祭 中学1年のとき、僕が卒業した 小学校との合同音楽祭が中学校の 体育館で行われた。 小学校の音楽は女の先生に教わっ た。 その音楽の先生が、小学生を連れ て、学校の体育館に来ていた。 小学生の音楽発表の詳細は忘れ たが、オルガン、リコーダー、鍵 盤ハーモニカだったような記憶が ある。 小学生の発表が終わると、いよ いよ僕達の発表の番だ。 譜面台と楽器を持って、舞台の 上に進み、椅子に座る。