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(後編)スポットライト創業者2人が「残りの人生すべてを賭ける」テーマに出会うまで #創業者対談

テイラー共同創業者の柴田陽と高橋三徳のクロストーク

みなさんこんにちは。今回は2回にわたって、テイラー共同創業者の柴田陽と高橋三徳の出会いからテイラーにかける想いまでを対談形式でお届けしたいと思います。

後編は、テイラーで成し遂げたいゴール、ビジョン、そしてテイラーで働くメリット、一緒に働くスタッフにどんな環境を用意できるかについてお伝えします。【前編はこちら

創業者2人が交わした2つの約束

柴田 
「みさとさんと約束したことが2つあります。1つ目が、テイラーでのチャレンジを起業家人生として集大成にしようということ。これまでも多くのチャレンジをしてきましたが、お互いの年齢、キャリアを考えると今回がゼロから挑める最後のチャンスになると思っています。 

2つ目が、どんなに想定外の困難があっても最低1000億円規模の企業になるまではバイアウトしないということ。何度か売却を経験してきましたが、今回は、クイックにバイアウトする展開は一切考えていません。

規模的なベンチマークとしては例えば国内では、国産ERPベンダーのOBIC(https://www.obic.co.jp/)があります。同じ日本市場にあるのに、いわゆるSMB向けのSaaS企業とはバリュエーションが1桁違います。10年、15年かかってでも同規模の企業に育てていきたい。もちろん、時代が違うのでテイラーはグローバルな展開になることは言うまでもありませんし、ビジネスモデルも変わると思いますが、そのくらいの先行事例がある大きな市場です。チャレンジしがいがあると思っています」

高橋
「僕も40歳という年齢を考えた時、次がラストチャンスになるだろうなとは考えていました。メルカリをはじめとするはtoCのサービスを一通り経験してきた中で自分はtoBの方が向いてるという実感がありました。なので、ビジョンに関してもサービスに関しても柴田と同じ目線、モチベーションでジョインすることができました。」

柴田
「お互いそれなりのキャリアがあるとはいえ、ゼロスタートであることは間違いありません。資金調達をしているものの、最初のエンジニアの採用を今まさにやっているところです。やりたいことの1%にも達していない最初期のフェーズ。本当にこれからという感じですね」

―今後はどのようなロードマップがあるのでしょうか?

柴田
「ERPの核になる機能を、他の業務システムと共通して使えるものにしていく。例えば勤怠管理、経費精算、人事の管理など、アプリケーションの画面がないヘッドレス版のERPを作っていくのが近々の展望です」

スタートアップでも整った雇用環境でチャレンジできる場を作りたい

―絶賛採用中だと伺いましたが、どのような方を求めていますか?

柴田
「まずは、何より僕らがやっている製品ビジョンやミッションに共感してくれていることです。そして、まだ組織ができ上がっていない初期段階なので、自律的に何が必要なのかを判断し、仕事をすることができるというのが最低の要件になるかなと思っています。」

高橋
「個人的にはプロダクトだけではなく、会社全体のカルチャーもしっかり作っていきたいです。テイラーはプロダクトの裏側を支える開発組織ですが、BtoB、SaaSカンパニーの次のスタンダードになれたらという想いです。なので、技術力が高いのは当然ですが、“組織やカルチャーを一緒に作っていきたい”というモチベーションがある方だと嬉しいですね。」

柴田
「みさとさんは、メルカリという、開発組織の新しいスタンダードを作った企業での経験があるので、その点ではすでに助けていただいてますね。以前共同創業したスポットライト社時代にはなかった強みがあるとしたら、組織の強度を上げていけることだと思っています」

―お2人が考える、テイラーで働くメリットを伺えますか?

柴田
「これはスタートアップに共通することですが、濃縮された経験ができることはお約束します。会社としても、個人としても業務範囲が広く、やりたいことはなんでもチャレンジしていける。いつか起業したいという方であれば、最短距離の成長の場になります。スタートアップの環境が、特に若手の人に与える影響はすごく大きいです。スタートアップの混沌とした状況は、やはりこのフェーズからジョインしていなければ得られない経験ですし、こういった経験を若いうちにしておくと将来的にチャンスが広がるんじゃないかなと思います。リスクに見合っただけのリターンはあるかなと。

とはいえ、テイラーはありがたいことに資金調達も行っていますし、Yコンビネーターに採択されているということもあります。社員番号1桁で参画できるスタートアップの中では金銭、環境といった雇用のベースラインは充実したものを提供できると考えています」

スタートアップだからリスクが高い時代は終わった

―特に技術者にとってはどんな環境を作っていきたいですか?

高橋
「初期のプリミティブなインフラからアーキテクチャ設計に携わることができる。それだけでも、現在のテイラーは技術者としてチャレンジしがいがある環境だと思います。

また、チームもこれから人を集めて編成していくところなので、自分で働きやすい環境から作っていける。クオリティが高く、デリバリーが早いエンジニア組織を作りたい人がいたらぜひお声がけください!」

柴田
「ここ10年でスタートアップの環境はものすごく変わってきています。例えば、大手から転職してきて給料がものすごく下がるとか、休みなく働くみたいなことは過去の話になっていて、正直なところ環境的な差は少なくなってきています。むしろスタートアップならではの自由度であったり、ポリティクスが少ないなどのメリットすらある。自己研鑽したい、世の中を大きく変えていきたいという方にとってはチャレンジしやすくなったなと思いますね。」

高橋
「創業期のスタートアップだからリスクが高いかというと、僕はもはやそんな時代ではないのかなと思っているんです。特に技術者としては、大手だろうがスタートアップだろうが自分にとってチャレンジングな場であればあるほど魅力的なのではないでしょうか。スタートアップで失敗したところで取り返しがつかなくなることってほとんどないと思います。むしろその失敗が好意的に評価されることすらありますから。

柴田の言うように、整った環境でチャレンジできる事が今のテイラーの魅力なのではないかと思います。少なくとも、僕らがスポットライトで経験した2年間よりも密度が高い環境になる事はお約束します。」



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