*太極拳 . 今日の風景
2022年8月1日(月)
大門八幡神社 境内広場にて。
月初め。
太極拳 奉納演武に参ります。
月の変わる前日7月31日から
徐々に気が引き締まる。
明日の出発までの心の準備が
始まる。
同時に現実の準備も
実行してゆく。
浴槽のお湯に、たっぷりと塩を入れ(お好みでミントも)、身体の汚れと心の穢れを落とす。
この一か月間、感情にまかせて他人の心を傷つけたりはしてないか?
…改めて振りかえる。
聞こえないから大丈夫と、
陰口や噂話をしてないか。
…ついつい相手に合わせて
噂話、やってしまった😓
…穢いなぁ。
これでは穢れなき神さまに
お参りすることなどできない。
…猛反省して、
こすり落とす。
来月こそは〜!と決心しつつ、
こてり、と就寝。
8月1日。
朝6時 起床。
窓を全開にすると、
新しい月の新鮮な空気が、
部屋の隅々にまで流れ込んで、
すごく気持ちいい。
洗面を済ませ、
神棚に月初めの御供えを捧げます。
柏手を打ち、礼。
…心を込めて。
美味しい朝ご飯をいただきます。
そして、
白い演武服に着替える。
8時半出発、
いざ大門八幡神社へ!
9時前、到着。
拝殿にて。
お賽銭し(ご縁の五円)、
柏手を打つ。
あ、
すぐ後ろでパン. パン.と
柏手の音がひびいた。
どなたか参拝に来られたのだなぁ、と思いつつ、
前月度の感謝と懺悔。
8月度も、いや 8月度こそ!
神さまが歓ばれるように
善い心に溢れて生活できますように、と 祈る。
さて、
と 振り返ると ??
もう、誰もいない。
…もの静かに来られ、
もの静かに去られたなぁ。
境内広場にて奉納演武の準備をする。
隅の木の根方にシートを敷いて、リュックを下ろす。
暑さ対策の帽子 . ストールを
はずしてスマホを取り出す。
9時前の境内広場は、
桜などの広葉樹が
枝を伸ばして、眩しい太陽の
日差しを防いでくれる。
地面にゆらゆらと揺れる
木漏れ日の影が
なんともいえず心地よい。
爽やかな風も吹いて、
勢いよく伸びた木々の枝葉を
ざぁ…ざぁ…と鳴らす。
スマホから曲を流す。
姿勢をただし拝殿に礼!
練功十八法の
前段から
奉納演武を、始める。
続いて、後段。
基本功。
定位太極拳。
すずめが2羽、ちちちちっと甲高く叫びながら
木々の中に姿を消す。
簡化24式太極拳。
42式太極拳。
48式太極拳。
超集中。 瞑想の境地。
参拝の方が上がって来られた。
柏手の音が風に乗って
心地良く響く。
…套路 。
…套路 。
さっきの人は、
いつのまにか帰られた。
汗を拭き、水分補給。
続いて、32式太極剣。
日が高くなって、
木陰が
少なくなってきた。
が、
青い空に剣の白い房が
映えて、美しく揺れる。
さて次は、
右の扇。
左の扇。
風が程よく肌を撫でる。
扇は翻ることもなく
手にすんなりと
舞ってくれる… 。
ふと見上げると、拝殿の鬼瓦の鬼がじっと凝視ている。
かっと開いた大きな眼で私の心中をつぶさに覗く。
お前は誠を捧げているのか、
疑わしいぞ、
と言わないばかりに。
鬼の前で私は恐縮する。
まだまだです。
そう、まだ誠実とは
言いがたいのです。
恐れ入りながら、
演武を終了。
とりあえずは、
滞りなく。
10時18分。
炎天下の最中でも雑草は逞しく伸びている。
帽子を被ってしゃがみ、
さて境内広場に生えた雑草を取らせていただきます。
「暑いのにご苦労さまじゃなぁ」
参拝に来られた年配の男の方が声をかけてくれた。
いえいえ、ほんのちょっとの
ご奉仕ですから。
嬉しく会釈して、
再び無心に草を取る。
気がつくと11時18分。
拝殿前と境内広場を竹箒で
馴らして、
拝殿に、終了のご報告。
リュックを背負い、
北参道からおいとまします。
大門駅へと続く のどかな道を明るい気分でテクテク♪
11時45分
家に戻りました♪
サプライズ 8月度!
とても豊かな、
善い出発ができました ^ ^
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