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Le Mois de NOV 2021


今年も残りわずか、恐らく堂々のブッチギリで2021ナンバーワンシャンパーニュはローラン・ペリエのグランシェクルの古酒(9月の記事)で決まりと思う。
そのグラン・シェクルが現行No.24からNo.25にヴァージョンアップするようですね。
そのせいかサントリーさん売り切り体制に入ったのかNo.24のオファーが結構あって数本買ってます。
他のメゾンのプレステージに比べて比較的安いのが魅力。
そして、新たにNo.23のマグナムが発売のようです。

◾ A blend of 3 exceptional years, complementary in character: 2006 (65%), 2004 (20%), 2002 (15%)
◾ A blend with a majority of Chardonnay, 58%, supplemented by Pinot Noir, 42%, and selected among 11 of the 17 existing Grands Crus in Champagne.
◾ A blend benefiting from more than 14 years of ageing in the Cellars.
↑どうもデゴルジュは最近っぽいですね。

Only available in magnum.スクリーンショット 2021-11-23 21.33.04

じつに興味深い。
アドヴォケイト(パーカー)は96/100、
でも今買って10年忘れないといけないなんてねー。。。

https://www.grandsiecle.com/jp/


天ぷらはみかわ系より断然山の上派です。

でも、みかわの早乙女さん(番組中、天ぷらの神様と呼ばれてました)、ええこと言うてたのでご紹介しましょう。(美味しんぼの山岡オマージュかネクタイはかなり緩め)

という番組の中で、早乙女さんが「最近、料理屋さん行って値段で判断する人が多い。3万円取ってるから高級だとか。100円でも美味しいものいっぱいある。 食べる人の力がなくなってる、それが一番感じる。私は飲食店で食べ物だけで2万円超えたらそれは暴利だから、儲け過ぎだ!」もう酔っ払いかの勢いでぶっ込んでました(笑)

もうホントそれそれ!!
ええこと言うなー。
何回も書いてるけど、高級素材はほどほどにして技で勝負して頂きたい。
人気出てきたらちょいちょい値段上げていって、気づいたら行き始めたときの倍になってるとかほんまシャレならんと思うよー。

と書いてて、みかわさんおいくら?
食べログ見てみたら。。。

https://tabelog.com/rst/rstdtl_party_dtl?LstAre=A131303&LstPrf=A1313&pal=tokyo&pplan_id=95534489&rcd=13090866

2万微妙に超えとるやないかい!!怒


*お香

梅田の地下街ホワイティの丹青堂さん、前を通る度に良い香りがプ~ンとしてくるじゃないですか。

昔は年寄りの匂いやなって思ってたのに和食屋さんとか行ったりするからか、いつの間にやら白檀落ち着くわーって思うようになってきた(笑)いつも懐紙は買ってたんですけど、香りに釣られてお香にチャレンジ。
お店の人に聞いたら、速攻奨めてくれたのが、こちら。

良いですね、白檀。
割と気に入ってます。
少し安めの白川ってのがあってこれはネットで買ったんですけど、やっぱ安いだけあるっていうか、煙っぽい。
断然、堀川推します!!

前も書きましたっけ?
なにわ料理有さんのトイレはお店作ったとき最初に思いっきりお香炊いて匂いを染み込ませたんだそうです。自分ちのトイレもやってみたいな。

注。取説に同じ香りを続けると嗅覚が慣れ、香りが感じにくくなると書いてました。なるほど、ワインもそうだよなあ。


心斎橋にある、くらしの骨董さんでこんなんやってました。

500円とか300円均一とかやっすー!!!
多少の難はあるものの全部で2400円はバリューですねー。

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オープン同時に行ってよかったー。
金継(簡易)します。

四天王寺の骨董市もひさびさ行ってみるか。
大阪でこんなのやってたら教えて下さい!!!



ボクが自然派ワインを100%アグリーできない(じゃー何%なんだ?)理由の1つとして、揮発酸がある。
最近はさすがにドブ臭いワインを出す店は無くなったと思う(あんまり自然派推し店に行かないから分かりませんが、昔、高名なワインバーで出てきて店主に遠回しに聞いてみたら普通でしょと言われたのがトラウマ、店名は有料部分で)けど、揮発酸ワインは結構な確率で出てくると思う。

☆ 揮発酸
代表的なものは、酢酸エチルと酢酸。ワイン中で発生する酢酸エチルは、様々なバクテリアなどが繁殖、反応した際の副産物として生成されてしまうので、色々な原因が考えられる。酢酸菌が作用してしまった時にも発生する。一例として、発酵前のSO2添加量が少ないとピキュール・ラクティック(乳酸菌が糖を食べる反応)が起き、乳製品系の香りと酢酸を生成されることがある。揮発酸自体は、個人差もあるが、ある程度まではフレッシュ感を与えるので良かったりする。
*原因: 様々なバクテリアなどの繁殖、反応香りの特徴: ボンド・除光液・シードル・ビネガー(セメダイン系の香り)など。ツンツンとした刺激対処:
*十分な量のSO2の添加
                    (フィラディスのHPより引用)

上に書いてる通りですが、明らかに不快なオフフレイバーだと思うのですけども、これを分かって出しているのか分かってないのか?
どうも前者のような気がします。
自然派ワイン全盛のこの時代に、お店の人に「これ、揮発酸出てますね?」って言ってもほとんどの場合取り替えてくれたりしないだろう。下手すりゃ何言ってんだややこしい奴や、出禁になりかねない。
もしかしたら彼らは揮発酸をネガティブな感覚として捉えていないのかもしれない。たしかに少量なら自然派らしいアクセントになる場合もある。しかし度を超えてしまったものは不快でしかない。
この境界線が我々クラシック派と自然派とではかなりの隔たりがあるのが問題なのかもしれない。まああれだ、日本酒のヒネ香やアイラのピート香みたいなもんだ。嗜好の問題。うちは自然派ワイン出してるんだから揮発酸がちょっとくらい多くて当然じゃないか。なんて言われると具の音も出ない。
困った。
視点の違い。
ブショネもそうだが、経験が無いと、言われないと気づかないケースが多い。自分も一人でワインを飲んでた頃はブショネのことを木の香りであり、これはそのワインの個性だと信じていた。
だから、一般の飲み手もそこまで意識していない場合が多いんじゃないかと推測する。特にこのご時世、自然派からワインに入った人はこれが当たり前になってしまってるのではないか。(その人が美味しいと思えば、それはそれで良いのかもしれませんが、不快に感じる人がいると言うのも頭の隅には置いといて欲しい)
まさにニューノーマルなワインの時代になってきた気がします。

007、ダニエル・クレイグの最終章。

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最高でした。
オッサンホイホイ(笑)
お疲れ、ダニエル・クレイグ。


またも前置きが長くなりましたが汗

ハイハイ!
今月は強力推し店あります!!
こちらの読者のみなさんには絶対行って欲しいな。
今絶対行くべきお店、来年には予約困難の予感かなり高めと思いますよー。

胃の調子が芳しくなくあんまりシャンパン飲めてないですが、その分文章多めです。
ルイロデレールBPの縦飲み、ランソン2015デゴ2回、モエ旧ラベル、ランソン(サントリーもの、瓶熟17年オーバー)、ブルーノ・パイヤール2006、ルイロデレール2007ロゼ、ポル・ロジェ(JALUX)など。(ケンゾーのスパークリング飲ませてもらったけど、、、)

16000文字超え、けっこう書いたと思う。
読み応えあり、力説系多いかも(笑)


読書、音楽ありますがアマプラはお休み。

よろしくおねがいします。


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