アニメ「亜人」について
昨日は動画編集で忙しかったことを理由にトレーニングをサボりました。たきもとです。
トレーニング中はいつもNetflixのアニメを見ているのですが、ここのところ「亜人」という作品を見ていました。
いやー、面白かった。
とても良くできた素晴しい作品だった。
ちょっと前まで見ていた東京喰種が最後のシリーズになってからどうにもこうにも話がややこしくなってきて一気に興味が失せたんだけど、亜人はダレることが一切なく、常に緊張感のあるまま、それでいて話を小難しくしすぎない絶妙なバランスで最後までワクワクをキープしてくれました。
絵もとてもユニークなテイストでとても好きでした。
人間の動きがとてもリアルなんだけど、絵柄は温かみがあるという不思議な質感で、非常に素晴らしかったです。
主役の「永井圭」を演じていた声優さんは宮野真守さん。
東京喰種で月山周を演じていたときは、感情が爆発しまくる、ド変態な人格を見事に演じていて、最高だったんだけど、亜人では一転して感情を抑えたドライな演技でした。
あまりにキャラが違うので亜人を見始めたときは永井くんの声が宮野さんだと気づきませんでした。
こういった抑制の効いた演技も素晴らしかったです。
これだけ演技の幅が広いというのは、本当にプロ中のプロって感じですね。
これだけ素晴しいと宮野さんが出ている作品を追いかけたくなってきますね。
あともうひとり印象的だったのは「奥山」を演じていた吉野裕行さん。
吉野さんとは以前スクール・ランブルかセイント・ビーストのイベントでご一緒したことがあるはず。ちょっと記憶が定かでない。
その頃は若々しくて可愛らしい印象だったんですが、すっかりベテラン声優さんですね。
吉野さんはいわゆる美声ではなくて、声が尖っていて非常に個性的。でもその尖り具合が魅力です。耳に残る。
亜人では奥山というほぼほぼ感情を表に出さないキャラを演じていたんですが、セリフを無感情に平らに読む技術が素晴らしかったです。
僕は奥山が喋るシーンはどれも結構好きでした。
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あと大塚芳忠さんについてはもう説明不要ですね。
※鬼滅の刃の鱗滝左近次さんです
この作品のメインである狂気の存在「佐藤」を演じてくれましたが、もう上手すぎて上手すぎて笑っちゃいましたね。
顔は笑っているんだけど、心の中は笑っていない。そんな感じの佐藤の性格を声で見事に表現していて、一流声優の凄みをあらためて実感させてもらいました。
こういう作品にたまに出会うからアニメは止められないんだよなー。
■追記
主人公の仲間として行動をともにするおバカキャラの「中野」を演じたのは福山潤さんなんだけど、声を聞いてもわからなかったなー。
だって
暗殺教室の殺せんせーとかワールドトリガーの烏丸京介と同じ声の人だとはちょっとわからなかった。
こういう声も出せるんだね、福山さん。
そういえば福山さんともセイント・ビーストのイベントでご一緒させていただいた気がする。
福山さん、確か1曲歌ったんだけどめちゃくちゃ緊張していたのを覚えてる^^
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