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北海道キャンプツーリング2022 6日目

楽しい楽しいキャンプツーリングも6日目になりました。ひたすら海沿いを走るという小テーマがすっかり染みついた行動となっていますが、今日も元気に海沿いを走り続けます。オホーツク海に達しているため、目指すべきは前回同様最北端となっています。2年前と比べてどうなのか、そこまでの道中はどんな感じなのか、新しい道新しいスポットはあるのか、という点を楽しみにしながら運転していきたいと思います。

雨の始まり

朝目が覚めると、ザーという音が聞こえていました。周りの人の片付けてる音かなと思ったのですが、隙間から覗いてみると雨…。
お天気アプリの雨雲レーダー上は全然雨雲がないため、いつ片付けていつ出るかを迷ってしまいます。迷っている間も降ったり止んだりという感じのため、朝ののんびりも早々にしていつも通りの時間に出られるよう調整しました。

準備をしてる間も小雨が降ったり止んだりと片付けにくい雰囲気が続いていますが、先に進まないので諦めて片付けます。どうやら海の方から降って来てるというのがよくわかる感じになっていました。待っていても仕方ないので、カッパを着て出発します。

続く海沿いとよくなる?天気

さてオホーツク海沿いをオホーツク国道に沿ってどんどん北上します。カッパを着たままでしたが、走っても走っても雨粒はカッパにはつかず。とはいえすれ違う人々はカッパを着ているので、もしかしたら先では雨降ってるのかも?と想定しつつ進みます。

肝心の道は本当にまっすぐでした。海沿いなので景色が良ければ風景も楽しめそうでしたが、相変わらずのどん曇りで厳しい。そしてコンビニもほぼ無ければガソリンスタンドもなく、本当にまっすぐ進むしかありません。初めてみる景色なので楽しいといえば楽しかったですが。稚内までの距離がどんどん縮んでいくのがわかります。

そのままひたすら走り続け、途中トンネルをバイパスして神威岬へ向かいましたが小さすぎて通り過ぎたりしながら浜頓別の道の駅へ到着しました。そういえば、前はここのあたりが工事中だった気がします。道の駅周辺はラウンドアバウトになっていました。

ここまで走った結果全くカッパも濡れず。少し休憩して、いよいよ脱ぎました。

思い出のエヌサカ線へ

ここまで来ると、最北端まではもう少しです。ここまで来たからには、エヌサカ線に寄らないわけにはいきません。

いざ寄ってみると、広い景色は相変わらずでしたが天気も今朝から相変わらずの感じでした。

ただ、こんな天気のせいか時間が早いせいか交通量が多くなく、いろんな写真を撮ることができてよかったです。直線がずーっと伸びていている感じは天まで続く道とまた違った感じで、写真を撮っていて楽しいです。

もちろん走っていても楽しく、ほぼまっすぐな道が続きます。途中鋭いカーブがあるので、スピードの出し過ぎには注意でした。

いざ最北端へ

エヌサカ線も満喫したところで、お腹が減ってきたので猿払で串を食べました。ついでに海産物でも送ろうかなと思ったのですが、ちょっと見送り。

そしてそのまま思い出の海沿いを…と思ったのですが、意外と覚えてないもので、直前まで山の中を進んでいました。そして目的地の直前で給油。今度は最北端の証明書です。証明書の他に、小さいホタテの貝殻で作られたお守りもいただきました。

そして到着しました最北端宗谷岬。なんと着いた頃には天気が回復し、少し晴天が見える中写真を撮ったり撮ってもらったりしました。そういえば2年前も猿払のあたりが寒くて天気も悪く、宗谷岬に着いたら回復した気がします。

お土産を買ったりして灯台の方に向かいます。上から見る宗谷岬の周辺もまたたまらないですね。


稚内と稚内グルメ

その後は山の中を少しだけ通ります。周辺は本当に牧場やら草原が広がっていていて、これまた景色が広がっています。こんな景色地元にあればなと思うことは多々ありますが、意外と灯台下暗しかもしれません。

その後は最北端のコンビニに寄りつつ、稚内空港を横目に稚内の街中へ到着しました。どんどん晴れてきて天気も良くなってきたのですが、その分気温が上昇してきました。それでも25度ぐらいなのでまだ快適ですね。

ついた頃には昼の時間なので、何を食べようか、去年は道の駅で食べたんだよなと考えつつツーリングマップルを眺めてると大盛りやら特大ハンバーガーという文字が目に入りました。そういえば朝から海鮮串しか食べてないからそれもそうですね。

その中で、ちょうど営業中だったデノーズへ行きました。お店は喫茶店のような雰囲気で、そこまで混んでおらず助かりました。何にしようか悩んでいると、スラッピージョーという明らかにでかいメニューが。

いざ頼んでみるとすごい大きかったです。ハンバーグに見えますがハンバーガーで、ちゃんとフォークで切ると中にバンズとパテが入っています。これぐらいでかいしチーズも乗ってるので味が濃いのかなと思っていたのですが、そんなこともなく、バンズはふかふかでパテも食べ応えがあり、夢中になって全部食べ切りました。

満腹にもなったので、腹ごなしに道の駅やら海の駅を覗いて、次の目的地へ向かいました。

思い出のノシャップ岬と水族館

向かった先はノシャップ岬です。これはもうルート上にあるので欠かせません。そういえばそこまでの道のりも覚えていませんでしたが、近づくとだんだん思い出してきていました。

岬に行く前に水族館と科学館に寄ります。相変わらずアザラシがたくさんいて、悠々泳いでいたりエサをねだったりしていました。

ちょうど祭りのシーズンだからか、中ではお祭り風の展示がありました。LEDが光りまくってるのがあるなと思いよく見ると、Arduinoっぽいので力技で吊るして制御していました。

科学館で南極隊の展示やタロジロの展示を見て色々考えたのち、ノシャップ岬を見に行きます。ここまで来ると完全に青空が広がっていて、朝からこうだとよかったのにな、と考えたり考えなかったりしました。

最後のキャンプ泊へ

見学も終わりいい感じの時間になったので出発します。途中日本最北の温泉である稚内温泉に寄ってさっぱりし、最後のキャンプ地へ向かいます。そこまで向かい海沿いの道は以前見た時も感動しましたが、今回も相変わらず長く美しく人工物が少ないという道でした。

とはいえ、後半になるとどんどん風力発電が立ってきていまして、仕方ないのかなと思いつつこの景色もあとどれぐらい見られるのだろうと考えさせられました。

そしてどんどん南下し、目的地である天塩町鏡沼海浜公園に到着しました。ここも2年前に利用したところですね。

2年前よりも人も少なく、こんな場所が取れるぐらいで快適でした。

そしてこの日は半乾きの洗濯物を再び乾かし、買い物へ。夕飯の写真も何もありませんが焼き肉を満喫してこの日を振り返ったり明日のルートを考えます。明日は札幌まで行く、というのは決まっていますが、どのルートで行くべきかすごい悩みました。前回と同じルートで行くか、もっと南下して行きたい場所に寄るか、それとも未知のルートを選ぶべきか…。正直寝る直前までずーっと悩み、出発直前まで検討を繰り返していました。というのも、翌日と最終日の走行距離で2000km行くか行かないかが決まってしまい、最終日は絶対フェリーに絶対間に合わせなけばならないため、あまりリスキーなルートにはできません。となると翌日ある程度走る必要があるのですが、昨年と同じではあまり走れないため、ルートを工夫する必要があったためです。

さて、結果翌日のルートと行き先はどうなったのでしょうか。明日に続きます。

旅先でのお土産代とか食事代に使います。