北海道キャンプツーリング3日目

北海道キャンプツーリングも3日目です。前日の脳内ミーティングでどこに行くか考えた結果、道北の宗谷岬の方面へ進むことにしました。そもそも今回のツーリングを考えた時に一番行ってみたいと思っていた方面でして、一度ぐらいは最北端に行ってみたい、いや行かなければならないと思っていましたので、最初に考えていた通りに進むことにしました。

十勝岳温泉へ

6時ぐらいに起床。キャンプ特有の早起き。この日は風は涼しいものの日差しが強い。コーンスープを飲んで体を整えて、8時頃出発の予定で撤収したり準備を進めました。最初の目的地は体をさっぱりさせるため温泉に入りたいと思っていて、キャンプ場で系列の温泉の割引券をもらったりしたのですが、悩んだ結果十勝岳温泉の凌雲閣へ向かうことにしました。

予定通り8時頃出発し、道道291号線をそのまま東へ。朝早いせいかすれ違う車も少なく、昨日に引き続きスイスイ進んでいきます。そこから十勝岳に入るとかなり傾斜がきつくなってきましたが、焦らずゆっくり進んでいきます。

トラブル発生

ただ、十勝岳を登っている途中でリアブレーキの効きが悪いというか、踏めなくなっているという感覚。登り切った後にブレーキを見てみると...。

若干分かりにくいものの、ブレーキペダルを固定するボルトが外れかけていて、そもそもリアブレーキが効かなくなっているという最悪のトラブルが発生していました。速度を出してない状態でボルトが落ちる前に気づけたのでよかったものの、高速走行中にブレーキが効かなくなっていたかと思うと冷や汗ものです。

シートに工具は入っていますが、それではなんともならない(サイズが合わない)ため、一旦温泉に入って考えることにしました。温泉自体は特徴的な泉質で、若干ぬるぬる感があったり茶色だったりしていましたが、目の前に広がる十勝岳が最高でいいお風呂でした。バイクの調子が気がかりでしたが...。

修理へ

さて、どうするか考えた結果、30km先にバイク屋があるということが分かったので、頑張って自走することにしました。幸いフロントブレーキは生きているので、スピードをあまり出さずに、フロントブレーキとエンジンブレーキで走行し、これまで来た道を若干戻って富良野駅の方面へ向かいました。

そして急遽持ち込みで修理をお願いし、20分ほどで修理が終わりました。突然の修理にも対応していただき大感謝しています。これで安心してツーリングを続けられるようになりました。

ラベンダーとメロン

無事修理もできたため、2番目の目的地としてはファーム富田のラベンダー畑を見に行くことにしました。

連休中なので思った以上に車で混んでいましたがなんとか到着。直前の踏切ですごい待たされました。天気もよくて、畑も広くて、ラベンダーのいい匂いで癒やされました。お土産屋さんで石けんなどを買いつつ園内をうろうろ。

忘れてはいけない、そんな中食べるラベンダーアイスは最高です。冷たくておいしい。ラベンダー風味が良かったです。

ラベンダー畑の隣にはメロンを売ってるとみたメロンハウスもあったため、そっちにも寄ってみました。

これはメロンシェイク。メロンの果肉も乗っている贅沢ドリンクでした。人も多く売り切れてる商品もあったりして、お会計が大変そうでした。他にもメロンを使ったスイーツやカットメロンはもちろん、メロン丸ごとも売っていたので両親にお買い上げ。流石に持ち運ぶのはできないため送付してもらいました。美味しかったそうです。

旭川へ

ラベンダーとメロンを満喫した後は、国道237号を北上して旭川へ。朝早かったせいか、道中軽く眠気が襲ってきましたので、道中にあった道の駅 あさひかわへ。道の駅といえば比較的新しい建物のイメージがありましたが、旭川の道の駅は元は市民会館か何かを改装したような建物でした。一緒にブランド市みたいなのもやってましたし。

お土産を買いつつ、気になったTシャツをお買い上げ。戻ってから着てみましたが、よくあるお土産系のプリントTシャツとは違う生地のようで、着心地のいいTシャツでした。普段使いしたくなるレベル。

いざキャンプ場へ

買い物と休憩も終わり、その後どうするか悩んだ結果、ノンストップでキャンプ場へ向かうことにしました。そのまま国道40号を北上してもよいのですがそれも面白くないため、旭川の市街地を抜けた後は道道99号と536号を経由して士別市の方面へ。その後一旦国道40号に入り、道道537号という裏道を経由してまた国道40号へ。何度か裏道を進んでいきましたが、相変わらずどこも進みやすく景色もよく、北海道に求めていた地平線まで続く道がいろんな所にあって感動しました。

あとは自動車道を使わずに国道40号をひたすら北上し、美深町のびふかアイランドのキャンプ場へ。

サイトにバイクを持ち込める上に広くなかなか良いところでした。温泉も近くにありますし。フリーサイトが広くなかなか悩みましたが、川沿いの木陰という涼しそうなロケーションを選択しました。

2日目ともなると設営も慣れてきて、サクッと組み立てられました。前日と同じくお茶を飲んで少し休憩した後、買い出しへ。

買い出し

何を買おうか考えていませんでしたが、とりあえず最初は近くの道の駅 びふかへ。コロッケがおいしいらしいのでコロッケを購入。さすがにコロッケだけではもたないため、10km南下して美深町内へ向かいました。ここにはスーパーもあればセコマもあり、セブンもあります。ここのセブンは日本最北のセブンイレブンということで、記念に少しだけ買い物。メインの食材やちょっとしたものはローカルなスーパーで買い物し、セコマでは朝食向けのおにぎりなんかを購入しました。

過ぎゆく夜

その後はキャンプ地に戻り、とりあえず最初に温泉へ。十分暖まったのち、タレにつけられた羊肉を焼きながら野菜やご飯を食べて、お酒を飲んでいい気分に。野菜があるので健康的です。

その後は前日同様翌日のスケジュールやルートを考えていました。少なくとも北上するのは確実ですが、どこからどう北上するかや日本海側に出るかオホーツク海側に出るかで、進み方や翌々日の流れも変わってくるため色々熟考しつつ眠りにつきました。

次は中間の4日目、最北端へ向かって突き進みます。