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(4)奈良の神社取材旅その2 - 大神神社でお神楽&三輪そうめん

腹ごしらえには、やはり三輪そうめんですよね

さて次に向かったのは、大神神社(おおみわじんじゃ)。到着すると、参道の手前にある駐車場は平日なのに車がいっぱい。車を降りて歩いて行くと出店もたくさん出ています。
お聞きすると、毎月1日は「お朔日詣り(ついたちまいり)」といって、前月の神様からの御加護に感謝を申し上げて、今月もますます御加護をいただけるようにと願う人々で賑わうそうです。

ちょうどお昼になったので、お参り前の腹ごしらえに行ったのは、そうめん處 森正というとても雰囲気のいいお店。
食べるのはもちろん三輪そうめんです。

三つ葉、きのこ、天かすが入ったにゅうめんは、お腹に優しい味でした。柿の葉寿司(鯖)も注文。店内の雰囲気もステキです。

担当編集ロックさんは、冒険して「釜あげ太そうめん」を注文しましたが、うどんっぽかったらしく、美味しいけど、求めていた味(そうめん)ではない・・と悔しがっていました。
やはり初めてのお店では王道を頼むのがベストですね。

お朔日詣りで大にぎわいの大神神社

参道に入ると、まずは祓戸神社へ。心身ともに清らかになって参拝するために、最初にこちらでお参りします。

ようやく大神神社へ。

こちらに祀られている神様は、オオモノヌシ。そしてご神体は、三輪山。だから本殿はなく、拝殿から三ツ鳥居を通して山に向かって拝みます。

(古事記ゆる神様100図鑑で描いたオオモノヌシ)

こちらでは担当編集ロックさんの希望で、ご祈祷もお願いしました。巫女さんお二人の神楽舞はゆったりとした動きがすてきでした。髪の毛に熨斗みたいなのがついていて、かわいかったです。

入り口にあった「なで兎」。みんなに撫でられてツルッツル。

オオモノヌシは蛇なので、たくさんの卵がお供えされています。

狭井神社で霊験あらたかな「くすり水」

大神神社の拝殿から左に周り、坂道を登っていったところに、大神神社摂社の狭井神社があります。三輪の神様の荒魂(あらみたま)をまつる神社です。
霊験あらたかな湧き水「くすり水」などがいただけるので、たくさんの人が来ています。

久延彦神社の長〜い階段

その近くには、大神神社末社の久延彦神社があります。

祀られている神は、クエビコ。カカシで動けないけれど、なんでも知っている神様なのです。

(古事記ゆる神様100図鑑で描いたクエビコ)


久延彦神社の階段はとても長かったのですが、先に大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)に行ったので、上から行けるルートがあったのでした。

久延彦神社に行く途中の高台からの眺めは、神々しかったです。

参道前の出店でお団子立ち食い

帰りにはたくさんある出店でいくつかお買い物。こちらのみたらし団子、その場で立ち食い。美味しかった!

ロックさんは、こういうお店が大好きみたい。
参拝前に、試食を勧めてくださったわらび餅の屋台でお餅を買い、人気で行列ができていたお店の出来立てホカホカのお赤飯も買っていました。

でもその日は食べるのを忘れて、最終的には硬くなってしまった赤飯を翌日、帰りの新幹線の中で食べていました。「松尾さんも食べますか?」って言われたけど断りました。

さあ、次はいよいよ私が大好きなあの神社へ!

つづく。

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