(3)奈良の神社取材旅その1 - 石上神宮には神の使いがいっぱい
朝5時起きで、いざ奈良へ
さて担当編集ロックさんと一緒に奈良へ。
私が3/2(土)の奈良県桜井市のイベント「なら記紀・万葉 記紀を語る講演会 ゆる系古事記作家クロストーク「新しい古事記の楽しみ方」に参加することになり、「では前日から行って、奈良の神社の取材をしちゃいましょう」ということになったのです。
「じゃあ、新幹線予約しちゃいますね。朝6時でいいですか?」とメッセージが。ええっ、早すぎるでしょ、神社三つ回るだけだし。
「では朝7時で。」もう断れなくなったので、朝5時に起きて東京駅へ集合。
ロックさん、なんと着物姿です。私なんて、山道歩くだろうなあとかいろいろ考えてスニーカー&ジーンズというファッションなのに・・・。
まさかの私がドライバー
新幹線で京都駅まで行き、JRで奈良駅へ。前回(8年前)にも握手しましたね。せんとくん、こんにちわ。
こちらからはレンタカーで行きます。普通だと、編集者が運転し、著者は助手席だと思うのですが、ロックさんは運転免許を持っていないのです!
私も2ヶ月ぶりぐらいの運転で不安だったので、初心者マークをお借りして出発。なかなか楽しいドライブです。
でも、神社が大好きなロックさんが「ああっ!ここの神社よさそうだな〜」「この辺り、なんかありそう」とか興奮しっぱなし。
最初の目的地、石上神宮が見えてきたときなんて大変でした。
神の使いの鶏がたくさんいる石上神宮
さて到着した石上神宮(いそのかみじんぐう)は、参道が広く長くてなんとも清々しい場所です。
ここは日本最古の神社の一つで、祀られている神様は、
布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)
布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)
布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)の3柱。(神様の数え方は「柱」なのです。
布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)というのは、神剣「韴霊(ふつのみたま)」。古事記の中に出てくる「天孫降臨」で、アマテラスの使者タケミカヅチノカミが携えていた刀です。
(古事記ゆる神様100図鑑で描いたタケミカヅチ)
境内には、「神の使い」と敬われている鶏40羽が放し飼いにされています。近づいても全く気にしません。お詣りしている時、「コケコッコー」と鳴いていましたが「鶏の鳴き声は魔よけ」と考えられているそうなのでラッキーでした。
つづく。
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