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仕事において100点を目指す必要はない

こんな事を書くと各方面からお叱りを受けそうですが、とりあえず記事の内容をご覧頂いてから各種ご判断頂ければ幸いです・・・

ある程度仕事が出来る様になってくると、自分の仕事において少しのミスも許せないといった気持ちが沸き上がってきます。若いうちは与えられた仕事だけ遂行していれば良いのと、仕事自体の守備範囲が比較的狭いのでミス無く仕事をする事はそれほど難しくありません。大抵の場合は自分の実施した仕事の再確認(学生時代にテストで書き間違いがないか最後に見返すアレです)をすれば大抵のミスは防げるはずです。

ところが、ある程度年齢がいって立場が会社の中堅どころになってくると、指示通りに行う仕事は少なくなります。自分で模索しつつ進めて行く仕事が増えたり、仕事の守備範囲も別部署にまたがるものが多くなってきます。仕事の粒度自体も大きい話から細かい話まで様々存在する事に。そうすると、そもそも模索している時点で100点というのは難しく、忙しい最中に様々な知識やルールを駆使して行うため、思わぬところにミスが出たりするのです。そのミスをどうやって挽回するのかも仕事人の腕の見せ所ではありますが、100点を目指していて結果95点だった場合、100点で無い事に強い葛藤をおぼえ、段々と精神的に衰弱していくという悪循環に陥ります。

そうなると、精神的に病んできて集中力も散漫になり、95点どころか60点さえも危うくなるでしょう。95点の時もあれば60点の時もあり、仕事にかなりのムラが出てきてしまうのです。そしてその度に自己嫌悪を抱く事となります。

それならば最初から100点を目指さず少し肩の力を抜いて、80点くらいを目指すのが吉。そうすれば60点を叩き出すといった精神状態にまで陥らず、気持ちよく仕事が出来るに違いありません。短期的に高得点を狙うのではなく、中長期で高得点を叩き出す方が社会人としてはランクが上ですよ。

まじめな人ほど陥りやすい今回の100点問題、あなたはどうですか?




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