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そんなに心配しなくても大丈夫

私は人一倍心配性です。特に仕事で心配事が後を絶ちません。例えばお客様から急いで見積書を作って欲しいと言われた時、見積を作る為に仕入れ先からの見積書が必要になるも、いつ仕入れ先から見積書が提示されてくるか明確に分かっていないと不安になります。

つまり、お客様には一刻も早く見積もりを出したいのに、仕入れ先から見積書がいつ出てくるか分からない時、両者の間に板挟みとなり随時焦ってしまうのです。

結局、心配しなくても仕入れ先からは比較的早く見積書が提示され、思ったよりも早い段階でお客様に見積書をご案内できるので、いつも焦って損した。という気持ちでした。

あと、翌日に会社の偉いさんと同行でお客様の所へ訪問する予定が入っている時は、ものすごく不安になります。自分が何か失敗して会社の偉いさんに印象を悪くしないか、移動時間中にどうやって話を盛り上げようか、そもそも一緒に行動するのがものすごく嫌だったり・・・

しかし、いざ物事が進んでしまうと前日の心配がウソの様に、あっけなく打ち合わせが終わってしまうというのも良くある事です。この場合も前日に無茶苦茶不安になったり悩んだりしたけど、結局あれはなんだったのか?と振り返る事も多いものでした。

それから、日曜日の夜に次の日の仕事が憂鬱になるサザエさん症候群と呼ばれる出来事も、いざ月曜日になってしまえば何てことはありません。すんなりと乗り切れるはずです。

翌日に何かイベントがあって、前日に不安や心配な気持ちが溢れ出してくる。そんな時は間違いなく「翌日の出来事はたいした事がない」ものです。ホントにマイナスな気持ちになる時間がもったいないのです。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とは言いますが、物事は始まる前が一番気を遣うもので、終わってしまえば良い想い出になります。そうやって私たちは何十年も頑張り続け、今ここにいるではありませんか。

どんなに不安で嫌な事が翌日に控えていても、それはきっと悩むに値しない些細な事なのです。


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