日常の一コマを大切に

こんなツイートを見かけた。

彼氏が私の実家へ結婚挨拶にきてくれた。手土産のセンスは彼に任せたらちょっと高めの日本酒とお洒落な焼き菓子を用意してくれた。（父お酒見て大喜び）あれから数週間が経ち、私の実家に泊まることになった彼氏は『ちょっと寄りたいとこあるんよ』とKALDIへ。「何か欲しいもんがあるん？」と聞いたら

— ˗ˋ mu ˊ˗ (@cyam_o_) May 8, 2024

恋愛とか恋バナと括ろうとすれば、そうかもしれない。

しかしこれは紛れもなく日常の一コマに過ぎない。

そしてこの人はSNSに書いてアップしたからこそ、皆の目に触れて、まるでイベントや非日常になった。

しかしこれが書かずに、またシェアしなければ誰にも知られることはなかったし、紛れもない一コマ、日常だった。
じぶんだけの印象に残る一日。

SNSがなかった時代に戻ることはできないが、どこかボクらは非日常やイベント、シェアできる何かを尊いと思うように変化したのではないか。

なので日常の一コマ、シェアできない他愛のない触れ合いなどを案外見逃しがちだが、実は上の投稿のように、それぞれの人の時間の中に散りばめられている。

目立たなくても、派手でなくても、シェアできなくても、リアクションはもらえなそうでも、本来は関係ない。

あなたが忘れられなくて、心に残ったのであれば、それは素敵な思い出だ。

そして本来はそれでボクらは満たされる。
比べたりしなければ。