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海外MBAには勉強ではなく遊びに行こう!

なんていうちょっとあおり気味のタイトルで書いてみる。

てか、こんなタイトルつけといて、僕はMBAに行ってないので、説得力なさすぎなのですが、でも、一応僕自身海外の大学院に行ったり、MBAの友達の話を聞いたりして考えたことを書いてみます。

まず、海外MBAで学べる知識の100%は本で学べます。おそらく、これにはMBAに行った人たち皆が同意してくれると思います。多分、本屋さんで20万円分くらいMBA関係の本を買い、すべてを5回読んで完璧にしたら、MBAと全く同程度の知識が身につきます。なので、海外MBAで得られる知識自体はそんなに希少価値の高いものではないでしょう。

一方で、海外MBAに来ている学生との交流(飲み会やパーティー、旅行などなど)は、海外MBAでしかできません。海外の大学院に行くと本当にいろいろな人がいます。

彼らとの心の通った交流こそ希少価値の高いものだと思います。

彼らと飲み会やパーティー、旅行などに行くと、いろいろな深い話をします。人生観や夢、家族、趣味、彼らの出身国における社会問題や将来の展望、宗教や価値観などに関して多様な人と深くディスカッションをすることになります。それこそが海外留学の最大の醍醐味だと思います。

僕は、海外の大学院で飲み会とパーティーに明け暮れていましたが、本当に勉強せずにパーティーばかりしていてよかったーーー、とおもっています。笑

一緒にパーティーをしまくった奴らとは今も仲いいし、世界中に友達がいる感じになってます。もしパーティーに行かずに勉強ばかりしてたら、人生の豊かさがいくばくか吹っ飛んでいたと思います。

また、実は英語でのコミュニケーション能力はパーティーで最も鍛えられるのではないか疑惑があります。海外MBAの授業で英語で発言できる機会はわずかです。また、グループワークとかでも、ネイティブたちにガンガン押されてあまり自分から発言する機会に恵まれないないかもしれません。

一方で、パーティーは別です。いくらでも少人数で朝まで語れます。パーティーしまくったおかげで、僕はTOEFLとか受けても、スピーキングの点数が最も高いです。笑 日本人っぽくないですね。。。そして、今、ビジネスの現場で求められているのは、英語でのコミュニケーション能力ではないでしょうか。英語の読み書き、リスニングができる人は比較的たくさんいると思います。

けど、がっつり英語で価値観レベルまでディスカッションできる人は少ない気がします。


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いや、確かにMBAの内容は自分で勉強できることはわかってるんだけど、そういう環境に身を置かないと勉強しないから海外MBA行くんだよ。という主張はわかります。

が、ちょっと費用対効果が悪すぎじゃないでしょうか?

海外MBAに行くと、最も安いプラン(1年間のMBA)でも、400万円はかかりそうです。そうすると、20万の書籍代の20倍かかるわけです。

また、日本国内のMBAに行くっていう選択肢だってあります。

「そういう環境に身を置く」というのは正しい発想だと思いますが、それを正当化するにはあまりにもコスパが悪い気もします。

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MBAの希少性が薄れている、なんて言われている今、多額の費用(機会費用含む)を払って海外MBAに行くべきかどうかはまた別の話ですが、もし行くのであれば、少なくとも、希少価値の高い「いろんな奴らとのパーティー」に時間を割くべきだと思います。

以上、パリピの自己正当化エントリでした。


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