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野上大樹の活動記録

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新たな筆名『野上大樹』の活動記録。今後きまぐれに記事が増えていきます。たぶん。
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#小説

作者が透けて見える小説は駄作?

僕の小説を読んだ知人から「この作品、自分のこと書いたんでしょ?」と言われて恥ずかしい思い…

できますか?『訊く』と『聞く』の使い分け

昔々のその昔、小説を読んでいてルビ付きの”訊く”という表現に初めて遭遇したとき、「聞くっ…

3分で語るままならない創作の日々(2024.3.24)

ありがたいことに、たまに作品の感想をいただくことがある。その際よく聞くのが「真に迫ってい…

【自己紹介】ジャンルで区分されるのが嫌な作家のこれまでとこれから(2024年6月更新…

初めまして。野上大樹のnoteページへようこそ。ぼくは第20回歴史群像大賞の優秀賞を経てデビ…

3分で語るままならない創作の日々(2024.3.23)

創作は孤独との戦いだ。常にだれかに囲まれているように見える売れっ子作家も、生きているのか…

創作が楽しいと思っていたあの頃はもう戻ってこないのか?いや戻ってこい。

辰だ!竜だ!ドラゴンだ! 令和6年ですね。明けましておめでとうございます。今年もよろしく…

作家は経験したことしか書けないってホント?

そんなわけない。 もし作家が経験したことしか書けないとしたら、世のミステリー作家はみんな殺人を経験しなければならない。 という理屈で切って捨てるのは簡単ですが、SNSで時々ネタになるこの話題には、なにかしらの示唆が含まれているような気がして、もうちょっと深掘りしてみました。 そもそも、書き手の経験がたびたび問題に上がるのはなぜでしょうか。 たぶん、作品内容に関する実経験を作者が持っていれば、リアリティーのある作品が書けるから、と読者や作者自身が思っているからではないで

曖昧なことを曖昧なまま理解する手段としての小説

自分の作品を分類されたくない作家です。 この作品は恋愛小説です。これはSF、これはミステ…