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「生活」という表現

昔からだいすきなことがある。
それは、
みんなの生活スタイルが垣間見える瞬間!!!
つまり
友だちのお家にお邪魔すること。笑

たとえば
ここで手を洗うのか〜
ここでいつも料理してるのか〜
ここがくつろぎの場所なのかな〜って
ひとつひとつ、眺めさせていただくのがすごい好きなの。

なんというか、その人なりの
"自然を身近に感じる" こだわりが、
10人いればまさに10通りあると感じるから。

わたしの好きな「生活」の表現。
3名の方々をご紹介しますね!!

✴︎
藍染め職人Mっつん

自宅に藍染めのアトリエもあって
染めた布を干せる広いお庭付き。
古いお家の屋根を抜いて改造したり
押入れのふすまを取ってデスクにしている(一緒!)
シェアハウスの仲間と住んでいる
アウトドアチェアを庭に出してオンラインmtgしてる間も、お家のなかでゴロゴロさせてくれた。
庭にある小さな木箱で野菜を育てている。お洋服も自分でつくる(!)。
さつまいもご飯をつくったら、美味しいお味噌汁とおかずをつくってくれて一緒に食べた。

建築家・大学教授Sさん
海岸沿いに住んでいる。客人用のロフトを用意している。
よく生徒が遊びに来て集うそうで、その姿を眺めるのがとてもすきなんだって。
綺麗なグレーの猫ちゃんがいる。あんまり人懐っこくはないけどうつくしい
いつも最初にコーヒーをいれてくれる。
ミルクじゃなくて生クリームを入れる派。
おうちの中の写真を撮ったら一度おこられた。。(ごめんなさい)
建築のお仕事をされていて、ミニマムかつおしゃれに散らかっている感じで、すべてのセンスがいいの。
料理好きで、お料理アカウントをもっている。美味しいチリコンカンをタッパーにつめてお土産に持たせてくれた。後日タッパーに水ナスとじゃがいもをたくさん詰めてお返しした。

セルフビルドのインドカフェを営むご夫妻
昔はライブもやってたけど
いまは土日だけ不定期で空けているカフェ。
お菓子もお茶も、どんどん出してくれて
でもなぜか客人からお金をとらない不思議なカフェ。
"真四角の箱" 状態から始まり、増築に増築を重ね、すべてセルフビルドの素晴らしい間取り。
自分の心地いいように、常に間取りや家具の配置を変えまくって(一緒!)
階段は5回以上も場所が変わったんだとか(!!)。
あまりの心地よさに深く話しこみすぎて、初対面なのに悩み相談をしてわんわん泣く始末。
奥さんはものすごい励ましてくれて、旦那さんはお菓子でも食べなよ!と自分のところからスナック菓子を出してパーティー開けしてくれた。
奥さんとはおなじ塩を愛用していたこともありいろいろな話がひろがった。

✴︎
わたしがおもしろいなーと思うのは、みんな
「自分以外の他者(同居人や、客人)に対する
"共有の感覚" がぜーんぜん違う」
こと。

どこまでをみんなのものとして開放していて、どこからをプライベートにしているのか。
そうすることにおちついた、背景。

所有しない、が時代のスタンダードになりつつある、とはいえども

みんなとのいかたは色々あるものね。
なにも、なんでもかんでも人にあげちゃうことがいいとは限らない。
人にあげられないものがあるのだって、素敵なことだとおもうんだ。

あとね、「どれを自分がつくるものとしていて、どれを買うことにしているのか」も興味深い。

この人は、家めっちゃつくるけど、ごはんは外食なんだなぁみたいな。

その組み合わせ自体が、その人を表現しているみたいで、すき。

ちなみにわたしは、せっかく畑があるのに全然野菜をつくらない。泣
そしてパートナーがいるときの料理は楽しいけど、ひとりだとたまにしかしないのです。

以前、完全自給自足の暮らしをしている方と過ごしていたら、わたしにはそこまでストイックには無理だなぁ〜と辛くなっちゃったこともあり。

自分がなにをどのくらい "自給" したいのか、
地球にもわたしにも心地いいバランスを知っておくって大事かもね。
無理して合わせて、自分がきつくなってしまったら元も子もない。

楽しくできるものと、やりすぎると疲れちゃうものって、本当にひとそれぞれ。
きっとみんなもあるはずだよね。

みんな、自分だけの"バランス"をうま〜くとって、いまの生活が表現されている

なんか、やさしいよね。(涙)

買い物カゴに商品を入れていくみたいに、
これはほしい、これは違うなぁと
ひとつひとつ経験することで、いまの生活という表現にいきつく。

みんなの「生活」という表現ひとつひとつが
愛おしいのだ!!!!!(抱きしめています!)

みんなの、それぞれのやさしさの表現。

ありがとーーーー。

これからも、楽しみに見させていただきます。笑

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