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スープノトリコ極々(ごくごく)魚介豚骨/芳醇味噌・実食録


この商品、日清食品イオングループコラボ商品なため、イオン系の店舗でしか購入できません。そう、あの「贅の逸品」の後継商品の目される高級カップ麺なのです。2種類の味があり「背脂醤油→魚介豚骨」、「濃厚味噌→芳醇味噌」が それぞれの流れを汲んだものと考えられます。「贅の逸品」のファンとして、後継商品の実力を見極めるための実食レポです。❓🤔



「スープノトリコ極々」と「贅の逸品」

先ごろイオン系のスーパーへ買い物に行ったところ、いつもは「贅の逸品」が置かれている棚に、見たこともないカップ麺が陳列されていました。🤔「あれ?・・・極々?」価格も「贅の逸品」と同じ298円(税別)。これって、もしかして「贅の~」の後継商品!?😮「贅の~」ファンの私としては、取るものも取りあえず、思わず購入(その後の調査でも日清とイオンのコラボ商品であることは間違いないものの、「贅の~」廃盤かは不明のまま🤔)。まーとにかく、「贅の~」と同じ日清食品+イオングループコラボの高級カップ麺なので、否が応でも期待せざるを得ず。早速試食してみました。🤤


実食準備

フタを開けると、先入れかやく粉末スープ液体スープが入っています。先入れかやくを入れて、お湯を注いで5分待ちます。😑

「魚介豚骨」
「芳醇味噌」

液体スープはふたの上で温めます。😑

「液体スープ乗せ」

5分後、麺を軽くほぐして→ 粉末スープを入れる → 液体スープを入れる → よく混ぜる。刻みネギを自前トッピングして調理完了。😄

「調理完了」


実食

:両方ともノンフライ麺を採用より生めんに近い食感。これは高級カップ麺では今やスタンダードな麺製法ですが、「贅の逸品」では 湯戻しする際に麺が玉(ダマ)になてしまい、中々ほぐれないと言う欠点がありました。🤔「スープノトリコ」では、この課題が改良されており、乾燥状態から麺密度が目に見えてスカスカであり、湯戻し直後でも麺がすんなりほぐれます。これはメーカーの改善ポイントと考えますが、更に言うなら、メーカーの推奨する5分は長いと思います。4分を過ぎたあたりで おもむろに粉末スープ、液体スープを投入し混ぜ混ぜ調理を始めるべきです。これにより、丁度食べる頃にはコシのあるクオリティ高い麺食感が再現されると思います。🤓

魚介豚骨」の麺は、ストレートに近い普通~中太位のノンフライ麺で、麺の断面は角面です。トロトロのスープとの相性まで考慮されてのことかと思いますが、実際スープと一緒にすすり込むと、麺とスープのバランスがよく、確かに悪くない選択だったと思います。🙂
芳醇味噌」の麺は、ちぢれ麺の中太ノンフライ麺で、麺としてそこそこ主張して来ます。対するスープは麺の主張に負けない位の濃厚なピリ辛味噌スープ。なるほど、「このスープにしてこの麺あり」と納得です。😊

「魚介豚骨」                 「芳醇味噌」   

スープ
魚介豚骨」は、粉末スープがもう魚粉(さば、いわし、かつお、あじ)そのものです。ただ、かつお風味が弱かったのでお好みで市販の本だしカツオを加えても良いかも?🤔一方、液体スープの方は濃縮豚骨。この組み合わせは、「ドロラ王」で体験済み。あの商品開発のノウハウがこの商品に活かされたのか?(いやいや少なくとも魚の種類は減っている!)その分マイルドになったようですが、ドロと比べると魚のザラザラ感が弱い。スープに関して言うなら、ドロのスープの方が粗削りだが尖がったものを感じました。😕

芳醇味噌」は、ゴマが浮いているスープは黄色と言うより、ラー油系の香味油のオレンジ色が周囲に広がっているように見えます。そう このスープ、思った以上にピリ辛味のスープなのです。😡とは言え、日清食品のこの手の「濃厚味噌系」スープで これまで余り外れと感じたものはありませんでしたし、今回のスープも極々(ゴクゴク)飲み干したい気持ちを掻き立てられる程の仕上がりでした。😋

「魚介豚骨」                 「芳醇味噌」  

具:
魚介豚骨」は、四角片にカットされたチャーシューメンマ、それとネギです。メンマの食感は新しいと思いましたが、「贅の~」や「ドロ~」に比べると、はっきり言って具としてのチャーシューはしょぼくなりました。😑
芳醇味噌」は、味付き肉ミンチボールキャベツキクラゲネギです。キクラゲの食感は良かったです。カップ麺にもこの食感の具材を待っていました。🙂ミンチボールは確かに「贅の~」の厚切チャーシューにはかないませんが、濃厚味噌スープとこれらの具材を併せて食べると、ほんと上手い組合せだなぁと実感しました。😋👍

「魚介豚骨」                 「芳醇味噌」  

ごちそうさま~

「完食」


まとめ

比較対象を「贅の逸品」(一部「ドロラ王」)とした場合;
:麺ダマになり難くくほぐれ易くなった。麺自体も生麺に近くクオリティが高い。それぞれのスープに対する相性もGood!😄
スープ:いずれも独自のこだわりを感じるスープは標準以上のクオリティ。ただ「トリコ(虜)」になる程のやみつき感かと言えば微妙です。🙂
:劣化は否めません。ただ「芳醇味噌」については、具材の新たな組合せが「厚切り叉焼」とは別な味わいがあり、一定の指示は得られそう。😐
結論としては、「スープノトリコ極々」は「贅の逸品」の後継商品として、良い点を継承し改良点もありつつも、やや物足りなさを感じてしまう商品と言うのが正直な印象です。😐

因みに、5点満点で、
スープトリコ/「魚介豚骨」:3.75、「芳醇味噌」:4.0
贅の逸品」/「背脂醤油」:4.25、「濃厚味噌」:4.5
です。
(・・全くの独断と偏見です。ご意見違う方は読み流して下さい😓)


感想

本品は商品パッケージにもあるように、スープが主役の商品と見ています。そのため、勿論スープについては、いずれのスープも消費者を唸らせるものがあります。麺もノンフライ麺の戻し時間を5分ではなく4分とすれば、コシがある高いクオリティ麺になるだろう思います。ただ、具がねぇ・・・トータルコストで298円に据え置きたかったのであれば、具のチープ化はやむを得ないとの判断?かとも思われますが、こんな不景気のご時世こそ、即席めんの雄である日清食品さんには、消費者に夢を売って欲しかったです😓

最後まで、記事をよんでいいただき、ありがとうございます。😌


おまけ


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