見出し画像

籠目模様

 身体が抱えきれない呼吸を吸って息をしている。ぐらぐら揺れる自我が溶融する意識の中、遂に暴発して、世界と私の境目をどんどんとおかしくさせていく。膨らんで、膨らんで、やがて……落ちた。

 きっと、私は何処にだって行けやしないのでしょう。せせこましい籠の中で今日も独り、さいころの内に閉じ込められた一生に思いを馳せる。

めっちゃ喜ぶのでよろしくお願します。すればするほど、図に乗ってきっといい文を書きます。未来への投資だと思って、何卒……!!