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「煙に舞え!ぬいぐるみ御殿」-10/22の日記

めちゃめちゃ眠い。昨日に引き続いて。いや、昨日より酷いかもしれない。
ほぼ全ての授業で眠ってしまった。休み時間も。

やばい。

学生なんて自分の自我がグラグラで、意思なんてあってないようなもの。だからこそ、やたらめったらと欲に弱い。狭苦しい身体に押し込められた、振幅していく利己心を抑えられないのだ。だから変なところで逆張りしようとするし、ダメなところで流されてしまう。

それは何故かと言うと。そう、思春期だから!!思春期だから、自分の欲求にはとてもじゃないが、逆らうことができないんだ。そうなんだよぉーーーー!!!

……思春期とかいうものを免罪符にして、自分が授業中に眠ってしまったことを誤魔化そうとしている。良くないぞ。

   

いや、あのですね、まあまあ聞いてくださいよ奥さん。これも全部雨のせいなんですよ。はい。詳しく言うなれば、低気圧のせいです。

昨晩は、友人と創作についての大討論の通話をしていた。ほんとにすっごく楽しかったので、少し眠るのが遅くなってしまった。それでも日付が変わるか変わらないか、それぐらいの時刻に寝入った。

そして今朝。起きようとしても、何だか起きる気が起きなくて、弁当が作れなかった。

授業も解説の合間でウトウトしてしまったし、テスト返しの待ち時間なんて、ずっと眠っていた。

今日1日、頭にモヤがかかっているみたいだった。

そりゃやる気はあったさ。点数が悪かった教科がほとんどだった訳だし、2学期ももう後半に入ったし、頑張らなくてはな、って!!!
でも体には逆らえなかったんだってば……瞼が下がるのには、ダルい身体が力を抜き始めるのには……!信じて………!!!

   

少しだけ修学旅行関係の話をします。

修学旅行中に、クラスのグループLINEでとあるメッセージが送られてきた。クマのぬいぐるみの写真と「男子がお金を出し合って買ったので、教室に置いておきます。みんな仲良くしてあげてください」といったメッセージだ。

そしてその修学旅行後から、そのクマのぬいぐるみは私の教室に置かれている。とは言えども、結局はクラスの中でなまじっか力のある女子たちが、そのクマのぬいぐるみを独占している。他に購入したというぬいぐるみも教室に置いてある。邪魔じゃねえかなぁ、それ。なんて思っているが、私のような日陰者にそんな発言権はない。あの教室において、私たちに人権はないのだ。

昨日までは、そのぬいぐるみ達をムニムニと弄んでいたのだが、何と今日。ついに、彼女たちはそのぬいぐるみを、別の用途で用いはじめた。

ぬいぐるみでバレーボールをはじめたのだ。

無条理に打ち付けられて、跳ね返り教室の床に落ちるクマのぬいぐるみ。埃のついたクマのぬいぐるみに対して、彼女たちは何を思うのだろうか。
それをサッと拾い上げて、エヘエヘと気味の悪い笑い声でまたそれを高く放り投げる。暗く澱んだ教室の空気の中で、操られるように空に虚しく、ぬいぐるみたちは踊ることしかできないのに。

彼女たちとは、一生分かり合えないな。そう強く思った。

   

それと、クラスの代表が出席する議会に出席した。その議会っていうのも、昨日の集まりで急に伝えられた。ふざけるな!!で、まあ出たんだけれども、そこでねぇ、やっちまいましたよ!

すでに役職についているのに、さらにその議会での書記とかいうやつになってしまった!あぁ!

ここでのやってしまった、というのは、なるつもりはないとしっかり意思を持っていたのにも関わらず、やっぱり場の雰囲気でなってしまった、ということである。
自分がそういった役職に適しているような人材にはなりたい。だが、あまりにも抱え込みすぎると身体にすぐに出てしまう。そのせいで余計に学校に行きにくくなってしまったらどうしよう、という心配が私の中に強くある。

中学の時に抱え込みすぎて身体を壊してしまったこともあって、余計にそういった仕事系には敏感になっている。

なのに~~~!!と、終わってしまったことを嘆いても仕方ないので、程よく慣れていこうかな、と思う。自分以外の人のことを抱え込まないようにはしたいのだが、私の性質上、そう上手くいきそうもないだろうな。

とにかくこれからが心配だ。

なんだか、他人事みたいに聞こえるねぇ。

自分のことなのに、そう身に差し迫って考えることを、心のどこかで拒絶しているのかも。真面目に考えだしたら、それこそ潰れてしまう、って。ずっと、そんな気分がしている。自分のことなのに、いまいち実感が湧いていない、生きている気がしない。

   

普通に生きていける人が羨ましい。私が特殊だと言い張りたいのではなくてね。何かをしないと落ち着かない、なんて面倒な性質を持っていなくて、我関せずを貫けるような人になりたかった。そうしたら、もっと生きやすかったはずなのに。

最近そう思うことが多くなってきた。周りの迷惑を考えられない人間になるのはめちゃくちゃ嫌だ。だけど、自分が消費されることを前もって知っているはずなのに、それを押さえられない私も、すごく嫌だ。何も身にならないのも、既に知っているのにさ。

   

ではまた。

めっちゃ喜ぶのでよろしくお願します。すればするほど、図に乗ってきっといい文を書きます。未来への投資だと思って、何卒……!!