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「取り越し苦労しないで行動する」習慣


居酒屋に行くとサラリーマンの会話はきまって。仕事の話が中心になります。

一杯やりながら仕事の話をしているわけですが、けっこう楽しそうです。
でも、酒の量が増えていくると、上司や同僚の悪口に及んできます。

やがて愚痴っぽくなります。

「夢を持とうというけど、オレたちは仕事が毎日忙しい。夢を追っている余裕なんかないよ」といった発言をしている人が少なくありません。

それと1つ多いのは、自分の将来と、今の仕事の話題です。酔いがまわったせいか、若い人は本音をはいています。
「本当のことを言うと、今の仕事は面白くない」と不満をぶつけます。
「いまの仕事は自分にあっていない」と愚痴をいっています。

今の仕事や生活が面白くないのは、その人に「人生の目標」がないからです。
そんなときには、何でもいいから、とにかく今の仕事に全力で打ち込んでみることです。

面白くなくても、今を一生懸命に生きることが大切なのです。そのようにして着実に努力を続けていると、自分の方向がわかってきます。
そして、その方向に歩いていると、きっと誰かが素晴らしい助言をしてくれます。
力を貸してくれる人が必ず現れます。

そういう協力者がなかなかあらわれてこない、という人がいます。その人は仕事に没入しない中途半端な人です。
夢も希望も目標もなく「休まず、遅れず、働かず」主義者がこのタイプです。
このような姿勢では、未来に目が向くはずがありません。

「どんな目標であれ、目標を目指して努力する過程にしか人間の幸福は存在しない」と、三島由紀夫が言っています。

人生も、目標が決まったら、取り越し苦労しないでスタートすることです。
一生懸命打ち込んでいると、助けてくれる人が必ず現れてくるから不思議です。

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