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ラジオと私 (A面)お傍にいつも

私が物心が着いた頃には、毎日じいちゃんの作業場ではラジオが流れていた。
肝油ドロップのCMや番組のジングルを真似てよく歌っていたのが懐かしい。

しばらくテレビっ子の時期をはさんで、初めてラジカセで聴いたのは中学生。
読んでいたMyojoに出演情報が載っていて知ったKinKiKIDSのどんなもんやだった。

気だるい口調でハガキを読んで話が展開していく様子が素を見せてくれているような気がして、テレビ番組では見れない一面に触れたようで感激した。
なんと言ってもラジオで聴く特別感があった。

お題に沿ってリスナーの投稿に笑ってくれたり反応をくれるので私も書いてみたくなった。
1通だけ書いてそれが読まれた。ビギナーズラック。
顔から火が出るほど恥ずかしくなってバタバタしながら耳を傾けた。
自虐的な内容に、剛くんは、はーいはいあるよねーと含み笑いをし光一くんはとても笑ってくれた。
湧き上がる優越感。
これが病みつきになってしまった。

ジムや職場によって聴く番組が移り変わり、カーステレオでも聴く機会が多くなった。

NACK5の鬼玉ではバカボン鬼塚とプリーズ大津田のコンビ、GROOVELINEではピストン西沢と秀島史香のコンビが大好きだった。

GROOVELINEは住まいが近かったのでよく生放送を観覧しに行っていた。
ある日、東急ハンズで買い物をしたあとHMVに向かうと白いキャップに白いTシャツの男性が前を歩いていた。
後ろ姿を直感でピストンさんのような気がしていた。

ルートが全く同じなため私がストーカーと思われないか戸惑ったが、HMVに足を踏み入れた所で確信し思わず握手をせがんでしまった。
「ああ、ハイハイ♪」としっかりと握手をして下さり感激した。
「ぴ、ぴすにぃ〜!くぅ〜」

ある日、CM中にガラスの向こうの秀島史香さんに携帯のメールに打ち込んだ「写真撮ってもいいですか?」を見せると、ごめーんのポーズをされてしまった。そうだよなぁと思いながら観覧しているとまた次のCMのタイミングでお詫びにグッズを頂いてしまった。ひぃぃいい人…
かえって申し訳ない気持ち…。
そんな距離感も公開生放送の観覧ならではだった。
仕事の合間に、そのエピソードもってる!と思えばすぐに投稿していたし、割と読まれていた。

小林克也さんのファンなのでファンキーフライデーも愛聴していた。ヘビーリスナーな時期には銀座カンカンクイズにもしょっちゅう電話をかけていたけれど、一度やっとの思いで繋がったときは回答を間違えてしまった。無念!
運ちゃんの「わかりませぇ〜ん!」が憎い。
未だ挑戦しているけどと・に・か・く繋がらない。
憎い!笑

最近はこれまでとは少し聴き方が変わって、スマホアプリのradikoが多い。

堀井美香・片桐千晶・中澤有美子の三人それぞれが出ている番組が好きなのだと分かってきた。
明るいのとカラッとしている、ケラケラガハガハ笑う、そして立ち位置が分かってらっしゃる所や時にシビアに時にゆるーくが絶妙で最高だ。
引っ掛かりを全く感じることがない。ツッコミどころはあるけども。

竹中直人月夜の蟹久米宏ラジオなんですけど安住紳一郎の日曜天国「今を生きる楽しさ」を!、どの番組も好きだ。

どの番組もある意味、彼女たちは猛獣使いに近い。

片桐千晶さんは荒川強啓デイ・キャッチ!の頃から好感を持っていた。
番組終了後少し寂しい日々があり、たまに助っ人をする時に、次から片桐さんかな♪など淡い期待をしていたけれど、最近「今を生きる楽しさ」を!という冠番組がはじまったのだ。
日曜の午前中に相応しく明るく軽快な放送で元気を貰える。
とても短いけれど充実していて楽しい番組だと思う。女嫌いの私もお世辞抜きで凄く嬉しい。


最後に、好みのおすすめの番組

TBSラジオ 月曜 夜12時~

東京ポッド許可局
(マキタスポーツ・プチ鹿島・サンキュータツオ)
*おすすめポイント*
時事ネタ、エンタメ話題が充実。実にマニアック。
個人的に分からない話題の時もあるけどなんか楽しくて全然聴けちゃう。
屁理屈おじさん達のダベリがたまらない。個々の発言が責任のあるハッキリとしたものだから説得力がある。
フリートークの着地がいい、なれ合いではなく慰め合いがいい。

居酒屋の隣に居合わせたおじさん達が御三方だったら当たりの日。
でも、どんなに意気投合しても一杯奢ってはくれなそう。

radikoアプリなら好きな時に聴けるのでおすすめ

私は何かの回しもんとかでは無いです。
ラジオっていいかもという人が増えたらいいなと思ってさ。






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