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文系だけど他大学の大学院に進学したいっ!Part1

文系で大学院進学を考えている方は、日本ではかなり少数派だと思います。特に他大学の大学院に進学する場合は、「院試」を突破しないといけません!

しかし、院試の勉強法を検索しても、理系の院試の話ばかり、、、
そこで今回は他大学の大学院に文系で進学したい人が、院試に向けてどのように勉強すれば良いのか、自分の経験からお伝えします。

その前に、院試対策をする上で1番大事なことがあります。それは、、、

過去問を入手すること

です。
院試に参考書などないので、過去問がなければ何も対策できません。過去問を入手して出題傾向を確認・予測して初めて、院試対策のスタート地点に立てます。

1.院試の内容
大学院や専攻によって違いますが大体、
①基礎知識(ないところもある)
②小論文
③英語
④面接

の4つからなります(①②は一緒になってる場合もある)
本記事では、①と②の内容を取り上げます!

1. 基礎知識

これはその名の通り、自分が研究したい専門分野における基礎的な知識を問う試験です。そこで問われる内容は学部生時代に学ぶ、その専攻の基礎知識になります。
例えば、僕の受験した教育学専攻であれば、教育史や教育思想、学習理論や教育方法学など、教育学科の学部生が4年間で学ぶ内容が出題されました。
<勉強法>
・〜基礎と名の付いたテキストを読む&書く
自分の学科や専攻で1.2年生の時などに使う「〜基礎」などの名前がついたテキストを読みましょう。読むだけでなく、重要用語を説明できるように、書いて覚えるのをお勧めします。ポイントは、単語の暗記ではなく、用語の説明をできるようすることです。
例えば、「発達の再近接領域」というタームがあったとしたら、その単語を覚えるのでなく、その意味を自分で説明できるようにすることです。丸暗記ではなく、その概念を理解して、自分の言葉で表現できることが重要です。
(↓
基礎知識勉強用ノートです)

2. 小論文

小論文は基本的にどの専攻でもあると思います。お題が提示されて、それについて指定された字数、または行数で記述する、という形式です。
私の場合は、「教師の働き方改革の現状と展望」を20行以上で論じる、というような問題がありました。
<勉強法>
・過去問から出題傾向を分析→とにかく書いてみて添削してもらう
小論文では、基礎知識をもとに、それらを組み合わせて問題を論理的に記述する必要があります。そもそも小論文では基礎知識があることが前提です。
勉強方法としては過去問を分析してどのような問題が出てるのかを確認し、出題傾向から問題を予測します。
そしたら、予想問題を自分で解いてみて、先生や先輩などに添削してもらうのがいいと思います。

3.まとめ

おそらくほとんどの専攻で、小論文の試験はあると思います。しかし、小論文を書く上で自分の進学したい学問領域の基礎知識は不可欠です。基礎知識の試験がない場合も、勉強は必要です!
今回の記事が参考になれば幸いです^ ^
 
*あくまで本記事は個人の経験によるものであり、大学院によって試験の内容は異なります。



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