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集客したつもり症候群に気をつけよう

イベント主催者の悩み

集客。

イベント主催経験者なら、一度は苦労したことがあるのではないのでしょうか。
なかなか人が集まらない、損益分岐点まであと○人、、ある程度集まってもイベント直前のキャンセルの連絡。主催者はメンタル削られますよね。

今回は、僕なりの経験とおすすめの方法を紹介するので、少しでも参考になれば嬉しいです!
(ちなみに小規模(〜50人)イベントに限ります。規模大きくなるとまた勝手が違うので)

実はイベント会社の社長なんです

今では僕のことを整体師、料理人と思っている方がほとんどだと思いますが、実は20歳の頃から3年半、毎月同じイベントを開いてました。

当時やっていたのはリアル料理の鉄人。

飲食店を借りて挑戦者(料理人)を募集。制限時間内にリアルタイムで料理を作り、お客様が全員審査員となり、実食・投票をして順位を決めるというイベントでした。

約3年半毎月開く中で、企業協賛をもらうためには法人格にした方がいいと思い、2012年にフーディストリンク株式会社を設立。会社にしてからはコロナが流行る前まで、水曜夜にまた別のイベントを8年くらい、毎週開いてました。

なので僕の会社の定款(ていかん、会社の規則)の事業内容第一項目には
『食のイベント企画運営』
が載っています。

結局イベント集客だけでは食っていけないので、料理教室やケータリングなどを受けていく中でケータリングが一気に伸び、結果ピボット(方針転換)したという流れです。
が、定款変更していないので、今でもイベント会社の代表でもあるんです。

集客したつもり症候群

SNSで事前にアイデアを投稿し、いい反応をもらえた!
イベントを企画して、SNSでお知らせをした。イベントページを立ち上げてフォロワーを招待した。

これで集客したつもりになっていませんか?これはお知らせしただけです。

よっぽど仲が良い、内容がわかりやすく魅力的、何度も開いていてコミュニティができている、ファンがいるイベントでなければ参加者はなかなか増えません。

イベント1回目(実は2回目が最大の鬼門ですが)はこのあたりが主催者泣かせ。

集客力がある人とは

集客の基本はコミュニケーション。

集客力がある人はコミュニケーション能力がある人だと思ってます。

コミュニケーションと聞くとよく話す明るい人を想像しがちですが、寡黙・口下手・話すのが苦手な人でも集客力ある方はいます。
イベント主催者はコミュニケーション命、ではどうすればいいか

まずは直接話す

一番良いのは直接会ったタイミングで話をすること。反応もわかるし、何をどう伝えれば来たくなるかテストもできます。伝える内容はどんどんブラッシュアップしていきましょう。

個別メッセージ


あとは地味な作業の連続です。
来てくれそうな友人・知人にダイレクトメール。
僕のイベント時はmixi最盛期で、メッセージ機能を使っていました。
mixiだと連続で送信すると制限がかかり、30件送ると1時間送信不可になっていました。解除されると再び30件送信の繰り返し。
時間はかかりますが、結局直接連絡をするのが一番反応が良かったです。

仲のいい人は後回し


集客を始める時、メッセージの送信先は誰から送りますか?
仲のいい人に何人か送って不参加表明されると、それだけで心折れる場合があります。
まずは興味を持ってくれそうな知り合いから始めるのがおすすめ。文言も推敲しながら送りましょう。

仲のいい人なら
『〜やるから○月×日予定空けといて』のような情報少ない文章でも、予定が空いていれば来てくれます。

メンタルを削らずに集客メッセージを送れるかは、主催者に求められる能力の一つだと思います。

先日開いたイベントにて。参加者のお子さんにも壁を塗ってもらいました

『赤字でも楽しんでくれたからよかったね!』

これは僕からすると言い訳です。
次に繋がるもの、始めから採算度外視のものなら別ですが、損益分岐点があり、自分達の時間や労力を削り出して開いたイベントであれば目標達成できるように頑張りましょう!

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