漫画家さんの思考を垣間見る。

昨日、「荒木飛呂彦の漫画術」という本を読みました。

荒木飛呂彦の漫画術【帯カラーイラスト付】 (集英社新書)

いろんなことに応用できそうだなと思ったことがいくつかありました。

p23．どうすれば売れるのかを模索するためにはヒット作の研究が必要ですが、単純に真似をしてはいけません。あくまで、研究したうえで、「では自分はどうするか」を常に探求してほしいと思います。

魅力的な絵の分析結果
・きれいな絵
・変わった絵
・不気味な絵
・線のきれいな絵
・明るい（鮮やかな）絵
・エロい絵
・光が感じられる絵
・かっこいい絵
・逆に下手な絵（究極にシンプルに描かれている絵）
・見たこともない絵
・写真のような絵
・笑える絵
・動線が多くない絵
・女性しか登場しない絵
・子供しか登場しない絵
・石しか登場しない絵
etc.

読みたくなるセリフとは
p.29 実際に様々な漫画の一ページ目から抜き出してみて、なぜそのセリフが「もっとよんでみよう」と思わせるのかを考えてみます。

などなど、考えまくった結果あんなに面白い漫画になっている、ということが分かってからもう一度マンガを読むと、一回目とまた違った面白さを感じられそうで、すごくたのしみ。