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[#8]カメラのキタムラフォトコンテストで賞金3000円をもらった話

かつての職場の後輩にベイビーができたということで乳幼児を夏真っ盛りの灼熱の公園に引きずり出し、撮らせてもらった写真をカメラのキタムラフォトコンテストに出していました。

もちろん応募段階で「良いの撮れたしコンテストに出してみて良い?」と聞くわけですが、もし賞に引っかからなかったら結構はずかしい感じがするので、割と勇気がいるわけです。

『胸に滲(にじ)む』

タイトルに自分で書けない漢字まで使い、恥ずかしげもなくポエムなネーミングで勝負しました。そしてその結果、様々なプレッシャーを跳ね除け、賞金3000をともなう「佳作」だったのです。お金までもらえるのか!佳作やるやーん、などと思いながら、公式発表の日を楽しみにしていました。そしてついに『胸に滲む』が日の目をみるときがきたのです。

素晴らしい上位入賞作品たちが堂々のお披露目となる中で、自分の写真がどんなふうに並んでいるのものかと、ワクワクしながらスクロールダウンしていきました。すると、ありましたよ。

どーん

あれ?おれの『胸に滲む』は???

はい。名前を呼ばれただけなのでした。

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【佳作】(かさく):入賞はしていないが、その次 程度にできがよい作品
出典:国語辞典オンライン
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佳作って入賞してないんですね。。。してへんのかい。いやいや、それにしても写真コンクールなんだから、小さくてもいいから名前よりも写真を載せてくださいよキタムラさん。

・・・いや。
入賞すらしていない写真に3000円もくれるなんて太っ腹ですよ、うん。

せめてここで成仏してくれ、『胸に滲む』よ


では。

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