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大学教員公募戦士:非常勤講師から始める(院生)

非常勤講師は非常にネガティブな印象を持ちがちです。退役軍人会もそうです。しかし「教歴」という採用に関してそこそこの要因となるものを得るには、なにはなくともどこかでなにかを「教える」必要があります。


非常勤講師は大学院生のときにぜひ

大学院生(しかも博士課程)のころは、本当に忙しいと思います。一生分勉強したのではないかというほど勉強しますし、そして勉強の時間があります(たぶん)。

運よく博士号を取得したのちにアカデミックな世界で生きようとしたときに、ほぼほぼ「公募」の洗礼を浴びることになりますが、このときにの一番初めのフィルターは「書類審査」になります。

研究大学であればさほど重要視されないものの、世の中の大学のほとんどは教育大学です。となると、「ほんとに教えられるのか」という観点でも採用検討がなされるわけです。

教歴を院生の時からつけていきましょう!

プロ非常勤は本当にまずい

社会問題になっているように、非常勤講師のみで生活していらっしゃる先生も少なからずいらっしゃいます。いわゆる「プロ非常勤」です。本当に失礼な言い方だとは思うのですが、通例として使用させてください。

非常勤講師のよいところは、長期休暇にまとまった「休み」が取れることのみです。その時間に研究を進めろ、ということです。

その他は教歴がつく以外はデメリットしか思いつきません。1コマのバイト料もびっくりするほどお安いものです。なぜか「講義した時間」だけにお金が支払われます(もちろん安い)。授業には準備もありますし、ほか採点や出欠の管理など事務的な作業も伴うにも関わらずです!

ですので、教歴をつけるためとはいえ非常勤講師を引き受けても、必ず常勤職になれるキャリアパスを考えてほしいと思っています。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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