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大切なことを学んだ一コマ「BLEACH」04

コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。

ピンチが出番「浦原喜助」

漫画作品BLEACHの登場人物。元護廷十三隊の十二番隊長、科学者で死神。バトル系少年漫画ではよくあるジョーカーポジション。冷静沈着でやたらに物知り。どんな状況になっても「こんな事もあろうかと~」と、常に備えており、主人公を助けてくれます。宇宙戦艦ヤマトなら真田さん、るろうに剣心なら比古清十郎あたりの。

最終章では特記戦力の一人に挙げられる実力者。インフレ甚だしい本作で、浦原さんが活躍しないシーズンはなかったあたり、登場時からとんでもない強さだったんだなぁと。

移ることは切り替えること

とある事情で異動/昇進し、十二番隊隊長に就いた浦原が着任初日に隊員に言った一言。

36巻

そっぽ向いてるひよりサンに握手しようとヨロシクするも拒否られ

ひよりさん(いい子)

前任者曳舟隊長を慕っていた副隊長ひよりが突っかかるものの、浦原は言い返さず、笑っていなす。

古巣=二番隊

BLEACHでは所属する隊(や隊長)への帰属意識(や敬意)が強い死神は多い。

が、

いい顔

「だって」
「ボクもう十二番隊長ッスから」
「今朝ふとん出る時に決めたんス
このふとんを出たらボクは十二番隊」

「これからは十二番隊の悪口で
怒れる人になろうって」

「何で怒って何で怒らないかを切り替えること
そういうのを”気持ちを切り替える”って
言うんじゃないかとボクは思うんス」

異動や転職で立ち位置が変わることってあります。浦原は昇進もしてますが、そうじゃない場合単なる異動/転職でも、そのとき所属する組織を大切に思うのって大事ですよね。

前の会社大企業では~。○○本部では~。っていうの、かっこわるいとおもうの。

最後に

ちょっとマネジメントについて考え直すことがあり、ふとこれを思い出しました。このエピソードはレビューサイトであまり注目されていない印象がありますが、私はこれがとても好きで、いつか伝えようと思っていました。

私は「何に怒るか」は「何が大切か」そのものだと思っています。

何を大事にするかは、マネジメントの核そのもの。

おしまい。

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