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(私の)プレゼンスライドの作り方 01

仕事柄、時々「登壇」することがあります。

以前はそれがとても苦手でした。今の会社に入る時「マーケ部門ですけど、イベントで登壇とかはできないです」って念押ししてました。
その割に、YouTubeやったり社内勉強会を凝った資料で噛み砕いて説明したりしてたら、自然にそういうお仕事も、するようになりました。

これとか、

これとかね。

そして最近のこと。

登壇を引き受けると、関係者と資料レビューのタイミングがあるんですが、どうやら私は資料作成のスケジュール感がみんなと違うみたいです。

プレゼンの勉強は時々稀に熱心にやってます。理想はプレゼンの神こと澤円さんですね。

そんな私がやってることをつらつらとまとめます。

準備編

まずは準備です。これに1番時間がかかるうえ、この期間のアウトプットはテキスト10行程度です。関係者は(やべぇ…)って思ってますねw

1ゴール設定

「聴講者に、どういう状態になってほしいか」をまとめます。

こんなふうに思ってもらいたい。
「○○しなくてよい方法があるのか」
「○○し続けるのはもう面倒だなぁ」
→導入したいなー。誰かに話してみよう。

まぁこんなうまくいきませんが(笑)、とにかくそういうことを意識しています。ウチの製品ソリューションを知ってもらうことより、聴講者の問題にどういう関わりがあるのかを認識してもらうことがゴール。

これを最初に書く。これができないうちは次にすすめません。

2情報収集

  • 自社のWebサイトで関連するページ(E/J)を全てChromeのタブで開き、音読します(うるさいw)。

  • 本社のコンテンツや競合比較資料をダウンロードして全部読みます。

  • 用語をWiki等で調査します。ここもよくお世話になります。

  • 理解があってるか、同僚捕まえてクイックにお話します。

納得行くまでネチネチと調査します。これは知らない分野の話をする場合の手順です。レガシーなテクノロジーの場合得意分野なら、ここはかなり軽くなります。

3章立て

一般に「骨子」とか言われるやつです。どういう流れで話をするのかを考えます。意識してるのは、繋ぎが唐突になると聴講者の気持ちが切れるので、そうならない様にします。何度も何度も流れを確認します。
つかみからまとめまで、聴講者の頭の中に構築されたイメージメンタルモデルを壊さないことを心がけて、サプライズや唐突な話題変更は避けます。
あと、詰め込みすぎない。削って削って物足りないくらいでちょうどいい。

表紙
 自己紹介
  お話する内容
   説明する理由
    何が嬉しいのか
   どういう仕組で実現するのか
  まとめ
 (デモなどテクニカルパート)
裏表紙

だいたいこうです。なおアジェンダは作りません。よく冒頭に「今日はこの三つ覚えて帰ってください」って言う人いますが、それは聴講者が先を意識してしまうので、集中できないんじゃないかなーって思ってます。今ここに集中マインドフルネスして欲しいんです。

思いの外長くなったので、今日はここまで!

後編につづく。

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