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フリーランスと会社員。結局どっちがいいの? 動画クリエイターの場合

こんにちわ。
沖縄で動画クリエイターをやっている ヨナハラタイチ と申します。

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3行で自己紹介します。

普段はテレビCMやミュージックビデオ、企業のプロモーションビデオなど、ジャンルレスで映像をつくる仕事をしています。フリーランス4年目、妻子持ち(あ、そういえば今日結婚記念日だ。。)、20代はコールセンターと広告代理店で勤めて、映像製作を独学で学び30歳で独立しました。

(3行では無理ですね。ありがとうございます。)

という感じで

今日は
20代をサラリーマンとして過ごし、現在フリーランス動画クリエイターとして日々奮闘している僕が
日本人の永遠のテーマである「フリーランスと会社員。結局どっちがいいの?問題 」に終止符を打ちたいと思います。

結論


それでは早速ですが、はじめに結論を申し上げます。

フリーランスと会社員。

結局どっちがいいのか?

それは


「人による」

です。

そうです。

「人による」

なのです。

いま、一瞬で冷めてしまった方、あと9秒だけお付き合いいただけないでしょうか?
速読会得者ならば、あと9秒でこの記事は読破できます。
おめでとうございます。

この記事では
独立したいけどもう一歩踏み出せないアナタの背中を後押しする
といいたいところですが
逆に独立の考えを踏みとどまらせてしまう可能性もある記事の内容になっています。

ほんとに「人による」ので、その意味を書いていきますね


根深い“F.K.K.D問題”

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まず

そもそも
なぜ「フリーランスと会社員。結局どっちがいいの? 問題」(以下 “F.K.K.D問題”)はこんなにも世の中を席巻するほどの根深い問題になったのでしょうか

それは
フリーランスには「好きな場所、好きな時間に仕事ができて、組織のシガラミがない」というメリットがあり

逆に
会社員には「安定した収入、社会保障、休日、そして大規模な案件を仕事にできる」というメリットがあります。

人間は欲張りな生き物なので、「その両方のメリットがほしい」という欲求がこの“F.K.K.D問題”が根深く議論させている理由だと僕は思います。

どちらにもメリットとデメリットがあるとはいえ
今の時代、ひとつの場所に縛られずに働く生き方が広く受け入れられ
独立を考えている方も少なくない
と思います。

フリーランス?
会社員?
結局どっちがいいの?


冒頭で僕は「人による」と書きました。
その理由を次で説明しますね。


結局「人による」

フリーランスと会社員...
まったく性質の違うこの2つを選ぶ為に必要なことは
「人生をどう設計するか?」という事を決めることです。
(大丈夫、スピリチュアル方面にはいかないので安心して)

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忘れていましたが、ぼくは今動画クリエイターというお仕事をしているので
それになぞって説明していきますね

ぼくがそもそも「フリーランスになりたい」と思ったきっかけは
毎日の会社勤めで、自分の好きな事(映像製作)が思うようにできない事にすごくフラストレーションを感じていたからです。
「独立して映像屋さんになれば、好きな時間に好きなだけ映像を作れる!」と考えたのです。
そのときあまりお金のことは考えていませんでした。
「自分は絶対大丈夫!」という変な自信しか持っていないアホでしたし、それなりの蓄えもあったので「ワイは好きなことをやる為に独立するんや!」というのが当時の僕の考えでした。

その時点での僕にとっての「人生をどう設計するか?」という問いの答えは
「好きなことをして生活する」という抽象的で具体性のないものだったんですね。

それでも
30歳で独立してあれよあれよと3年がたち、、、
ぼくは好きなこと(映像)でメシが食えるようになっていました。
会社員のときよりも収入は倍になりました。
お金も稼げるようになって、好きな映像製作をして生活していることに最初は満足し、毎日活力に溢れていました
毎日クライアントとやりとりをし、台本を考え、撮影をし、編集をし、クライアントのフィードバックをもらい修正し、また編集する。

そんな毎日の中で、ふと立ち止まって気がついたことが

「あれ?会社員のときと別に変わらなくね?」

ということでした。

「好きなことをして生活する」という目標が達成された今
その先の目標をもっていないかった僕は、毎日がルーティン化され、会社員のときに毎日感じていた”マンネリ”を感じるようになっていたのです

「人生をどう設計するか?」

その問いに具体的な答えが出せていない状況の場合
組織に属していても、フリーランスでも”人生の豊かさ”のバロメーターでいうとあまり変わらないんだな
とそのとき初めて感じました

人生の設計とは
より深く、ロジカルに、自分と対話しながら編み出していくもの。。

表面的で具体性のない答えしか出ない場合は、まだ飛び出すタイミングではないのかもしれません。


動画クリエイターにおける「フリーランス or 会社員」

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もし例えば
アナタが僕と同じ動画クリエイターだとして
「自分は全世界の人々の心に残る作品を作りたい」という目標をもっていたとします。

これを「人生をどう設計するか?」という問いの答えに落とし込むと

世界的に有名な映像プロダクションに入り、実績を積み上げ、作品を製作し、多額のプロモーション費をかけ全世界にアプローチしていく。
というような考えになります。
(浅はかだけど例え話ね)

つまり、その目標は個人(フリーランス)では到底実現できない規模の目標である為、その場合は広義の意味での「会社員」でいる必要があります。
だって、フリーランスでそれをやることは現実的に難しいですから


別のケースで
「目標はまだ特にない、ただ人の下で働くのは絶対にイヤ」という想いを持っていたのだとしたら
フリーランスになることをオススメします。

イヤな環境で過ごす日々ほど人生において無駄な時間はないですから

そこで重要なのが

リスクを取る事ができるかどうか?

ということです。

「人の下で働くのは絶対にイヤ、でも安定した収入は欲しい」
という方は、その時点ではまだ組織に属していた方がいい思います。

「人の下で働くのは絶対にイヤ、少し食えなくなったとしても絶対に自走できるようになる」
というリスクを承知で選択できる方はフリーランスになって、その目標を達成できる可能性は高いと思います。

世の中に100% というものはありません。
何かを成し遂げる為には、必ずリスクついてきます。

それを乗り越える覚悟があるかどうか
はたまた、それをリスクと感じないほど夢中になれることがあるかどうか

ぼくは正直、30歳のあのときに勢いで独立したことを後悔はしていません。
ただ、今になって「2年間くらい大きいプロダクションで働いてから独立すりゃよかった」と思うことが最近あります。
僕はまったく別の畑から動画クリエイターという畑に飛び込んだので
人脈もなければ、道標になる先輩もいない、業界の右も左もわからない状態で、ここまでくるのに本当に沢山苦労してたと思います。(他人からしたら)
ただ、映像製作が”夢中になる位好きなこと”だったので、それをリスクや苦労とは当時は思っておらず、ただただ夢中で泥臭く走った結果、今では比較的安定してお仕事をもらえるポジションに立てていると自負しています。
(いまのところは、ですが笑)

フリーランスであろうが
会社員であろうが

「人生をどう設計するか?」
という問いにまだ具体的な答えが出ていない人
後先考えないくらい夢中になれるものがまだない人
に関しては
安定した場所でじっくり考えた上で行動した方が良いとぼくは思います。

例外的に
「ぜったい自分は1人で生きていける」と根拠はないが確固たる自信がある人はなるべく早めに組織から飛び出した方が良いと思います。
失敗しながら学んでいき、それを糧にして進んでいく工程は、早いうちにやってた方がいいし、自らの手で生み出したもので生活できるという喜びは確実に人生を豊かなものにしてくれると思うからです。

フリーランスの場合、収入とモチベーションは確実に比例します。
フリーランスになって、収入は会社員のときの2倍以上に上がりました。
でもそれはあくまで「やりたいこと」を突き詰めた結果であって、会社に対してそのモチベーションを発揮する”想い”は僕にはありませんでした。

組織に属している場合でも、モチベーションが実績につながり、結果的に収入があがる
ということはよくある事だと思います。
もし僕が会社に在籍している時に、会社にいることで実現できる具体的な目標と、それに対する高いモチベーションを持っていたのであれば、人生は少し違う方向に変わっていたかもしれません。

そのモチベーションを維持するために「人生をどう設計するか?」という問いの答えが必要なのです。


だから

結局

フリーランスと会社員。

結局どっちがいいのか?

という問いの答えは


「人による」

なのです.


あれ?
あんまり上手くオチなかった?笑


まぁ
こういう考え方の人間もいるんだなぁ〜 という感じで
何かしら参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


ぼくのYoutubeチャンネルではビデオグラファー目線のTipsやvlogなどをあげていますので
もしよかったら覗いてみてくださいね。

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