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めちゃくちゃ「飽き性」の男による、「飽き性の人」にオススメのライフハック。飽き性とは何か。その性質と、対策。

どうも、「プロの奢られ屋」で食ってる人です。

とにかく自分自身がめちゃくちゃ「飽き性」で、もちろん「定職」っぽいものにはつけないし、少し前までは「寝る場所がいつも同じなのは飽きる」ということで、家にも住めずに「他人の家を転々として」いたりもした

もちろん、何かと「やること」にも飽きやすいし、一般的な「飽き性」と比べてもダントツに速度がある。飽きるまでがダンチに速い

そんな「飽き性ライフ」を生きてきた僕は、少しずつ「飽き性の性質と、対策」がわかってきた。今回はそれを共有しておきたい。

「飽き性で定職につけない」とか、「飽き性で毎日決まったことをやれない」とか、「飽き性で定住ができない」という問題を抱えた人にはオススメ。

本文は最後まで無料です。オマケがあります。

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まえがき

これはぼくが暇つぶしに散歩しながら思ったことを、数分の一筆書きでさらっと書いただけの文書である。読みづらいとか、わかりにくいとか、そういう文句は一切受け付けない。


「飽き性」はニーチェ?


「飽き性」について対策を立てるには、まず「その性質」に迫らなければいけない。敵を知り己を知れば百戦殆からず。まずは「飽き性とは何か?」を考えたい。

飽き性とは、おそらく「永劫回帰」的な思想の持ち主である。

永劫回帰とは、フリードリヒ・ニーチェの思想で、経験が一回限り繰り返されるという世界観ではなく、超人的な意思によってある瞬間とまったく同じ瞬間を次々に、永劫的に繰り返すことを確立するという思想である。

なんか大袈裟に聞こえるので要約すると、飽き性のやつは何かとすぐに「これを永遠にやるのか〜」とか言いがち。永遠にやるわけではないのに、すぐに拡大解釈する。すぐ時間軸を「永遠」にしがち。

べつに就職したって永遠に同じ業務をやるわけじゃないし、その企業で一生働き続けなきゃならないわけでもない。なのに、頭の中では「それが無限に繰り返される」ように感じる。わかる。「無限にやりたくないな」と思う。

でも、これはほぼ錯覚で、どんなことも「永劫的に繰り返す」のはしんどい。というか、「これって、無限に同じことが繰り返されてね?」と感じるのがしんどい。それを感じやすいのが「飽き性」だ。


「飽き性」は、メタ忘却曲線で倒す。


飽き性の正体が「ニーチェを知らないニーチェかぶれ」であることがわかったところで、早速その対策について考えていく。キーワードは「周期性」だ。

ぼくは「飽き性」で、つまり「ニーチェを知らないニーチェかぶれ」として生きてきたわけだけど、それでも昔から「給食」は好きだった。

これは全く「飽きない」し、毎日毎日「これ何度も食べたことある」という感覚に襲われながらも、「ある程度は新鮮な気持ち」で、給食を食べていた。

なぜ給食が「永遠と同じことの繰り返し」なのにも関わらず、「飽きない」のかというと、そこには「周期性」が与えられているからだ。人間の忘却性。

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「忘却曲線」って、聞いたことがあると思う。ある記憶の復習による定着率と、日数経過の関係性を表したデータだ。「これに従うと、めっちゃ効率的にクイズの答えが覚えられるよ!」という奴だ。

これを悪用する。「忘却曲線」によると、どうやら多くの人は、一週間も経てば「ある記憶に対してめちゃくちゃフレッシュな気持ち()になる」らしい。すごい。つまり同じことをするにも「ある程度の時間を空ける」と、ずっと飽きづらくなる。忘却するから。

給食はまさにこれだ。メニューに周期を持たせてある。だから、「何度も食べたことある」という感覚は覚えつつも、「和訳を思い出せないターゲット1900でマーカーを引いた英単語」ばりに「フレッシュな気持ち()」で毎回向き合うことができる。

つまり「周期性」とは、飽き性が「ニーチェを知らないニーチェかぶれ」に陥らないための「メタ忘却曲線」であり、その化身が「給食」なのだ。



「世界のナベアツ」になれ。


「飽き性の人」が「同じことを繰り返す」には、周期性が大切なことがわかった。こうして物事に周期性を帯びさせることを「給食化」と呼ぶことにして、どうすると「給食化」できるのか

その答えは「世界のナベアツ」が持っている

この人は「数字を1から順に数え上げる中で、3の倍数の時だけアホになって数える」という芸を売りにしているコメディアンで、実質「ニーチェを知らないニーチェかぶれ」である。多分、ただ数字を数えることが苦痛なので、数字を「給食化」しているのだ。周期性、とても大切。

これは人生にめちゃくちゃ転用できる。もちろん、「3の倍数がつく日はアホになる」必要はなくて、数字も「その時どうなるか」も好きに設置したらいいし、べつに「曜日」で区切ってもいい。水曜日だけアホになってもいい。

「自分なりの周期性」を日々にもたらすことで、「飽き性」はある程度回避できるようになってくる。

我々「飽き性」には、今流行りの「モーニングルーティン」のような超高周期な習慣は向かないにしろ、「今日は月曜日だから、絶対に漫画を読む日だ」とか、「今日は3がつく日だから、クラブにダンスしにいく日だ」とか、そういう「一見、非合理な制約」を持たせるといい。

その非合理な周期性は、全体に寄与する。つまり、ひとつひとつを単体で見れば「ゼロか、マイナス」であるように見えても、その「ひとつひとつの集合体」として見ると「大きくプラス」になっている。「飽きない工夫」は、一見は非合理に見えて、実査は全体としてお得なのだ。

【ここからオマケ】

さて、「周期性の重要さ」について語っていたら、「今現在やっている周期性のあること」について考えたくなったので、ここからは【オマケ】として、もう少し話を進めていく。ぼくが実際に社会に実装して、成果をあげた慣習についての考察だ。

「実際に自分で組織をやっている人」とか、「これから組織を編成していきたい人」などには、かなり参考になる気がする。ここからはスラムですが、興味があればどうぞ。

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