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ぷろおごマガジン

3分で読める文章を、ほぼ毎日のように書きます。おれにケーキとコーヒーでも奢って話を聞いたと思って。まぁ、1日30円以下だけど...。
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2024年7月の記事一覧

7/31 「あなたが幸福になるために、『好きなこと』はべつに要らない。」

あなたが幸福になるために必要なものは、すべてを賭けたくなるほど『すきなこと』ではなくて、むしろ『15分だけ没頭できる、複数の趣味』だとおもう。もちろん、いろいろあるに越したことはないけどね。 でも、具体的にどんなふうに「15分」を探したらいいんだろう。どんなことに注意して暮らしていけば、そんなものがたくさん見つかるんだろう。もうすこし、くわしく書いてみる。

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7/29 「あの娘が『ムリして明るくふるまう』のには、合理的な理由がある。」

わたしはなにか疑問をもったとき、わりと保守的に考えるほうだ。たとえば、「どうして、こんなよくわからないことになっているんだろう」「ひとはなぜムリしてまで明るく振る舞ったりしてしまうんだろう」なんてことを考えたとき、ひとまず「たぶん、そのひとが正しいからだ」と決めたあとで、その理由について考えてみる。つまり、じぶんとは逆の立場をとって見てみるのだ。 そして考えて、あらためて「ひとが明るく振る舞うことは、とても合理的なんだ」と思いはじめた。今回は「ひとがムリして明るくふるまうメ

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7/28 「どうしても理解されない、わたしたちのライフスタイルについて。」

あらゆる人生を二分するラインを決めろと言われたなら、わたしはその人生に「理解されない」という苦しみがつきまとってきたかどうかだ、と言いたい。「理解されない」という苦しみからはじまった、すべての人生に向けて。 ただ「ひとりぼっち」なのではない。確実にだれかと居る、それなのに、なんだかひとりのときよりも虚無を感じてしまう、そんな人生と一体どう付き合っていけばよいのだろうか。

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7/27 「一発逆転に必要なのは、『一発を狙わないこと』である。」

ひとは油断すると、すぐに一発逆転したがる。猫がソファで爪を研ぐくらいに、油断するとすぐにやる。ほんとうにすぐやるし、しょっちゅうやる。頼むやめてくれ。 一発逆転することは、ある。たしかにある。俺たちの目の前にひろがるサクセス・ストーリーは嘘じゃない。けれど、その目線の先にはない。 しかし、まず一発逆転するために必要なのは、一発を狙わないことだ。一発を狙わないひとが、一発逆転する。 さて、というわけで、きょうは「一発逆転するための、一発逆転を狙わない人生の立ち回り」につい

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7/25 「どうして、わたしたちは『ひとに期待してしまう』のか。そして生きるのに疲れる。」

ひとに「どうしてそんなこともできないんだ」と思ってしまうのは、たいてい「前提」が間違えているからであり、その前提とは「皆はあるていど最適解を理解しているはず」というものだ。 ひとのすべての行動・言動が「あれもこれも、あくまで最適解を理解したうえで選択されたものに違いない」と思うと、そこには途端に「いじわるめいた意図」を感じてしまう。だから、疲れるのだ。ふだん嫌味っぽいひとが、なにを言っても「裏がありそう」と思われてしまうのに似ている。 だから、生きるのに疲れる。ラクになり

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あなたに「自分らしさ」があると思ってる?オリジナリティに悩む大学生ズ◆自分らしさ【ぷろおご伊予柑の大預言】

「あなたらしさ」を問う人が知りたいことはなに? 伊予柑:はい。今回のテーマは、就活中の大学生ズがエントリーシートを書くときによく問われる、「自分らしいってなに?」です ぷろおご:へー。書いたことない。エントリーシートってなにを書くんですか? 伊予柑:だいたい志望動機とかですね。いくつか企業からの質問があって、それで選別されるのでみんな必死に書くんです。このあいだ、電通に入りたい人がエントリーシートを書きながら「自分らしさ…ウッ…」って言ってたんですけど、ぷろおごさん、

7/22 「運がわるいひとは、いつも体調がわるい」

じつは「運がわるいひと」というのがあきらかに居る。どうしてそうなっちゃうの?というくらいに、とにかく不運が続くひと。一見、とくになにも悪いことはしてなさそうなのに、どうしてか「不快な状態」がじんわりと続いてしまうひと。そんなひとが、じつはあきらかに居るのだ。 結論から先にいうと、運がわるいひとはいつも体調がわるい。

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7/21 「ぜんぜん『興味』がありません。なにを仕事にしたらいいのだろう?」

「なにも興味がわかない😢仕事もえらべなくて、困っている。どうしたら?」という問題だよね。 うんうん。たしかに、あなたが言うような「興味をもつ方法」が、じつはあるよ。でもね。それはもちろん「クスリ」なんかではどうしようもない。それはもっと本質的で、もっとあなた自身の内側に近い方法なんだ。 今あなたは、こう考えているはずだ。まず「行動」のためには「興味」がある。興味がなければ行動はない。つまり、わたしが行動できていないのは、興味がないからだ。これが大きな誤解なんだよ。

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7/20 「迷ったら金を稼ぐ。しかし、そのひとは迷い方を知らない。」

「迷ったら金」というのが最もメジャーな指針になっている。金はあとでどうとでも使えるから、とにかくあれこれと迷っているよりも、一旦その体力と時間を金に変換しておく。これが最もロスの少ない戦略だ。とても正しい。しかし。そう。これは「しかし」の話だ。

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7/19 「ひとを楽しませる会話のコツについて。」

7000人に奢られて生きてきたわたしは、ひとよりも多く「ひとを楽しませる会話のコツ」について聞かれてきた。こんなに奢られているということは、きっとなにか「ひとを楽しませる秘訣」があるにちがいない。そう思われるのだろう。 ただ、魔法のようなものは何もない。有料noteに2万字をまとめて1万円で売るほどのことは何もない。大袈裟にいえば、以下のツイートにすべてまとまっている。 さて、では「勝手に楽しむ」とは、どういうことなのだろう。ここについては、まだ考える余地があるかもしれな

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7/17 「他人を幸せにできると考えているひとは、他人への『リスペクト』が足りない」

これの続きを書く。本気で「他人を幸せにできる」と考えるために必要な、リスペクトの不在について。 他人へのリスペクトが欠けているから、「他人を幸せにできる」なんて考えられるんだ。そのスタンスは侮辱しているんだ。自分以外の存在すべてを。

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7/16 「ほんとうに、あなたは『勇気がない』から動き出せないのだろうか?」

「やらなきゃ後悔することがある😢けど、ただ損するだけかもしれない、と思うと動きだせない。どうしたら?」という問題だよね。 これは誰しもどこかで、必ずブチあたる問題だよなあ。損するかもしれない。そういうとこに飛び込む。それって、こわいよね。でも、ほんのすこし準備をすればカンタンさ。 あなたには、何が足りないと思う? なんとなく、当ててみるね。あなたは多分、いま「勇気」とか、そういうものを想像しているんじゃないかな。じぶんには勇気がない、だからできない、って。 たしかにそ

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「ああ、ギャルになれたら…」真面目すぎるあなたのための処方箋◆真面目くんとギャル【ぷろおご伊予柑の大預言】

殴られまくった真面目な少女がギャルになる 伊予柑:はい、今回も観客としてぷろおご図書館のメンバーが聞いています。今回のテーマは真面目くんとギャル。逃れられない正しさについて。 大学生の話を聞いていると、真面目くんになりがちだからギャルになりたい というのがあって、真面目くんというのは社会規範、親の期待だったりまわりの期待を真正面に応えてしまって、その正しさから逃れられない状態にある人のことで、ギャルというのはぷろおごです。ウケるって言ってる ぷろおご:そのふたつを正

7/13 「うつ10年目による、メンタルの不調との付き合いかた」

高校生のころに「うつ病」を診断されたわけだから、なんだかんだでもう「10年戦士」ということになる。この病の致死性から考えると、これはまさに「戦士」と形容するのが最も適していると思う。わたしたちが戦場において、いかに「メンタルの不調」と付き合ってきたか。その極意のひとつをきょうは書いてみることにした。 「メンタルの不調と付き合いかた」を最も端的に言い表すなら、それはメンタルの不調を「防ぐ」のでも「争う」のでもなく、「流す」ということだ。そのために、流れを知ること。どういうとき

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