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ぷろおごマガジン

3分で読める文章を、ほぼ毎日のように書きます。おれにケーキとコーヒーでも奢って話を聞いたと思って。まぁ、1日30円以下だけど...。
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2023年7月の記事一覧

7/31 「ひとの個性とは、『愛された障害』のことである。」

これまで愛されてこなかった領域に触れ平然とされたとき、ひとは「愛された」と感じる。 ひとはただ好まれたいわけではない。深く好まれたいわけでもない。ただ、ある領域の汚れを、しずかに拭ってくれるひとを待っているのだ。 ひとが「個性」とは呼ばれたがらない、ひとのある普遍的側面について。

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7/28 「楽しみを集めながら生きる」

これさえあれば他の全てを失ってもかまわない、そんなに愛せるものがある人生は文句なしで最上級のものになるとおもう。けれど、現実はそうやさしくなくて、わたしたちはほんの小さな楽しみを集めながら生きていくしかないし、それでも十分すばらしい。

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7/27 「死ななきゃ平気」

なぞの理由で、日本中が「わたしたちはどう生きるんだ・・・?」となっている。どう生きていけばいいんだろうね。 わたしは「死ななきゃ平気」という指針を勧めている。というか、わたしはそう生きている。 死ななきゃ平気なのだ。どうせ死ぬんだし、死ぬのはなんか怖い。取り乱しそう。でも、死ぬまでは平気だ。死ななきゃ平気。すべてをそう捉える。 不安症で夜も眠れない、将来はどう生きていこう、仕事が辛くて死にそうだ、仕事をやめても生きられるのだろうか。すべてを、死ななきゃ平気、と捉えなおす

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7/26 「頭の散らかりをととのう。」

生きる醍醐味は散らかすことだと思う。 そして、散らかすには整えなくてはならない。

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【朗読】7/25 「性的な関係を持つことでしか、人と関わるすべをしらない。あるいは、人と関わることが苦手な人々について。」

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7/25 「性的な関係を持つことでしか、人と関わるすべをしらない。あるいは、人と関わることが苦手な人々について。」

あなたは、「ひとに関わることが苦手だ」、と思っている。あなたはひとに関わることが苦手だと思っている。 でも同時に、ある特定のやり方をもってすれば、いやむしろ多くのひとよりも、ずっと効果的に、ひとと関わることができる、とも思っている。あなたは、あるやり方の中では、ひとにうまく関わることができる、と思っている。 そして、あなたはそのような現状のことを、なにか狭苦しい、とも思っている。あるやり方をくりかえしてきた中で、あなたは、そのやり方というものに、どこか嫌悪感に近いものを抱

7/23 「嫌いなことをしない。そのために必要なのは、仕事を増やす力である。」

「とにかく、嫌いなことをしたくない。」 いま日本中のひとびとが言いたいことを全部ここにあつめて、その意見のちょうど真ん中を示すとすれば、おそらく上記の主張にまとまる。なにがどうあれ、嫌いなことをしたくないのだ。 嫌いなことをしないためには、どうしたらいいのだろう。わたしは、嫌いなことをしないことが得意だ。特別に、ものすごく好きなことをするわけでもなく、ただ純粋に、嫌いなことをしない、ということが得意なのだ。 きょうは、その秘訣について簡潔に説明してみよう。必要なのは、仕

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自己肯定感に苦しめられているあなたへ。その人を知りたければ、その人の友達を見よ◆ゴフマン(完)【ぷろおご伊予柑の大預言】

鼎談:「ぷろおご伊予柑の大預言」をアーカイブしています 大預言を読む 今回はスペシャルゲストにトリさんをお招きしております。 こちらは動画;ぷろおご伊予柑の大預言を加筆編集したものです。 友達について 自己肯定感という概念が広く流通しています。とくにSNSでは、自己肯定感を高める方法などという展開とともに、自己啓発の領域からあふれだすようにして熱心に繰り返されています。なぜ、これほどまでに自己肯定感という概念が流通するようになったのでしょうか。 それはおそらく、他者

7/20 「ひとに会い続ける、ということ。その時わたしが最もたいせつにしている無意識について。」

ひとに会い続けてきたし、続けていく。わたしの人生をここまで総括すれば、まさにそれは「ひとに会う」ということに他ならない。ひとに会うことは、わたしの人生そのもので、おそらくこれからのそれも、多くの割合を占めることになるのだと強く感じている。わたしとは、ひとに会うことで初めて存在しうる概念なのだ。 ひとに会わなければ、存在しないわたし。わたしの、ひとに会い続ける、ということ。その時わたしが最も大切にしている(と気付いた)無意識について。

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7/17 「悲観的になる、ということを、悲観的に捉えない。」

あまり前向きに捉えてばかりいても味気ないから。悲観的になる、という姿勢の扱い方について。

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7/16 「一発逆転に必要なのは、『一発を狙わないこと』である。」

ひとは油断すると、すぐに一発逆転したがる。猫がソファで爪を研ぐくらいに、油断するとすぐにやる。ほんとうにすぐやるし、しょっちゅうやる。頼むやめてくれ。 一発逆転することは、ある。たしかにある。俺たちの目の前にひろがるサクセス・ストーリーは嘘じゃない。けれど、その目線の先にはない。 しかし、まず一発逆転するために必要なのは、一発を狙わないことだ。一発を狙わないひとが、一発逆転する。 さて、というわけで、きょうは「一発逆転するための、一発逆転を狙わない人生の立ち回り」につい

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あなたはどんなキャラを演じていますか?ほんとうの自分を守るため、仮面を探し求める人々◆ゴフマン(1)芝居と仮面【ぷろおご伊予柑の大預言】

鼎談:「ぷろおご伊予柑の大預言」をアーカイブしています 大預言を読む 今回はスペシャルゲストにトリさんをお招きしております。 こちらは動画;ぷろおご伊予柑の大預言を加筆編集したものです。 ◼️今回の課題図書 芝居と仮面 あなたはいくつ仮面を持っていますか? 会社に行けばサラリーマン、家に帰れば誰かの子ども、あるいは親にだってなるかもしれない。そして旧友と会えばいつまでも変わらないお前にもなる。 人は、場にあわせて仮面をいくつか持ち合わせているようです。仮面はあなたに属性

【ウラ人生相談所】Vol.42◇自分の性格だと思っていたものは、症状でした

この「ウラ人生相談所」では、悩める市民たちが「オモテでは聞けないこと」を、見知らぬ浮浪者に相談している様を、ダイジェストでお送りする。 相談したいひとは、こちらから3年目ピアノ講師のお悩み性格ってある/ない?つづきはYouTubeで無料視聴! 【26回 19:22】

7/13 「ひとを楽しませる会話のコツについて。」

5000人に奢られて生きてきたわたしは、ひとよりも多く「ひとを楽しませる会話のコツ」について聞かれてきた。こんなに奢られているということは、きっとなにか「ひとを楽しませる秘訣」があるにちがいない。そう思われるのだろう。 ただ、魔法のようなものは何もない。有料noteに2万字をまとめて1万円で売るほどのことは何もない。大袈裟にいえば、以下のツイートにすべてまとまっている。 さて、では「勝手に楽しむ」とは、どういうことなのだろう。ここについては、まだ考える余地があるかもしれな

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